Vol.20 愛をあたえることに疲れた天使と愛を奪うことに疲れた魔女の物語 座キューピーマジック [座キューピーマジック]
前回の芝居が・・・?だったので迷ったあげく、あまり期待せずに見に行くことにした公演。
ところがところが、何なんだかなあもう。
感動・感動、幕がおりてもしばらく声も出なかった。
前回の公演から二ヶ月。
同じ劇団なのかと思うほど、まるで印象が違っていた。
起死回生の逆転ホームランという感じ。
やっぱりキューピーはあんなんじゃなかったねえ。とは、私もカミサンも同意見。
後日ビデオも買ってしまいました。
わがまま勝手に恋をしてきて、疲れてしまった若い女性と、口下手で女性恐怖症の中年男。
間違い電話が始まりで、次第に惹かれ合う二人。
そしてラストのシーンには、思わず涙がにじみました。
結婚は戦いのようなもの。
俺は逃げないで戦うことに決めた。
君はどうだ?
うーっ、かかっかあかっか・、、カッコよすぎるうーっ!
でもほんとそうですもんねえ。
なんだか自分が結婚するまでの紆余曲折、いろいろなゴタゴタが浮かんできて、ジーンときました。
きっと結婚前に観たら、違った受け取り方をしたと思いますが、この時この時期に二人でこの芝居を見られたということは、私達夫婦にとって非常に良かったと思っています。
ノロケでなく、ホント。
回数は少ないけど、今までキューピーを観ていて本当に良かったと、つくづく思いました。
うう、ありがとうっキューピーの皆さん。
そしてやはり笑かしてくれます。
特に植村拓也の緊張すると気絶するという変な癖を持ったあの男。
それまでこの人に引かれることはあまりなかったのですが、これ以来もう目が離せません。
ぜひライフワークに。
そしてそれに絡む生命保険の勧誘員のおばさん。
あー、奥山弥生って何でこんなにも、おばさんがうまいのだろう。
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