新潟県中越地震体験記9 [新潟県中越地震・災害]
韓国に出張している同僚から携帯に電話が来ました。
インターネットのニュースで地震を知り、心配で連絡して来たのでした。
固定電話はどこも連絡がつかず(当たり前です誰もいないのですから)、携帯だと20回に1回くらいは何とかつながると言っていました。
取りあえず現状を説明すると、被害がないことに少しは安心した様子で電話を切りました。
携帯が使えたのはそれが最後でした。
深夜までは地区の道路で不審者の警戒、明け方にかけては消防で積載車内で待機です。
まんじりとも出来ない夜。
話すこともつきて、みんな押し黙っています。
眠いのだけれど眠れない。小さな揺れはまだまだ続いています。
その度にみんなが息を飲み体を固くするのがわかります。
そうやって過ごしたとても長い夜も、ようやく明けてきました。
朝方になって本部員が伝令にやってきました。朝7時で一般消防団員は解散してよいとのこと。
下流の地区ではもう電気が復旧して来たようです。
停電かぁ…。会社のサーバはみんな止まってるなぁ。
どうせ今日は日曜日ですから、基幹系のサーバは止まっててもかまいませんが、ウチの会社のインターネット系のサーバはこちらの工場にあります。
これがダウンしていると、WWWは良いとしてもメールが使えないのは支障がでます。
メールサーバだけでも早く復旧しないと。
まだまだ奮闘は続きそうです。
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