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校歌斉唱 [育児]

閉校、閉校、また閉校』で書きましたが、息子の通う中学校が今年度で閉校します。
今年は何かと言うと「閉校記念体育祭」やら「閉校記念合唱際」などありとあらゆるものに「閉校記念」が付いてまわっています。

そんな中、先日中学校で「閉校記念式典」がありました。
ワタシも一応この中学校の卒業生なんですが、ワタシが在学の時は、今の校舎と違い木造校舎でした。
だから今の校舎にそれほど思い入れがあるわけではありません。
ただ、娘はこの校舎から卒業しましたし、息子はまだ現役です。
校名も今年度が最後ですし、これも記念と思い、式典に出席してきました。

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校舎内には開校以来71年間の卒業写真が掲示してありました。
娘の写真もありましたし、ずっとさかのぼってワタシの写真もありました。
久しぶりに当時の懐かしい顔を見ることができました。

考えてみれば、息子はこの中学校の卒業生にはならないんですよね。
ちょっと残念です。

また、式典では久しぶりに校歌を歌いました。
ワタシは基本的に校歌好きなのですが、この学校の校歌は特別に好きです。
歌詞がね、良いんですよ。
1番の歌詞から3番の歌詞まで、それぞれ地域の自然が盛り込まれていて、ちゃんとストーリーがある。
何かね、とても叙景的というか、すごくイメージがわくんです。
わかる人には学校がわかっちゃうんですが、ワンフレーズだけ書きますと。

「この学び舎にして仰ぐ、行く鷹の影の紫」とかね。
すごく詩的でしょ?

「行くて待つ茨(いばら)ありとも」
これ、入学して初めて聞いた時にドキッとしたんです。
校歌って明るい未来を歌うもんだと思ってましたから。
「未来は良いことばかりじゃない、茨の道もあるんだぞ?」って、ビシッと言われた気がしました。
すごく真実味があって説得力あります。
グイと背中を強く押される歌詞です。

さらには学校名がまったく入ってこないところも珍しい。

あー来年はもうホントにこの学校もなくなっちゃうんだ。
小学校ももうないし。さびしいな。
せめて校歌くらいは忘れずにいて、ずっと歌い続けたいと思います。

IMG_3480.jpg


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