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愛車遍歴1 [車]

というわけで唐突に始まりました。
ワタシの愛車遍歴を紹介するコーナー。

今までどんな車に乗ってきたのか。それを改めて並べて見ると、ワタシの人物像、あるいは人生が浮かび上がってくるのでは?とか何とか思って、前々からシリーズ化してみたかったのです。もしかするともしかして暴露話が飛び出すかも。それもまた面白いですよね。
別にネタがなくなったわけでも、ネタがなくなったわけでも、ましてやネタがなくなったわけでもありませんから(笑)!

今回は第一回なので、所有していた車ということではなく、かかわった車たち、みたいな感じです。
それではスタートしましょう。



ワタシが自動車免許を取ったのは高校三年生の11月末。
以前記事にも書きましたが、自動車教習所の卒業検定の日は、例年よりかなり早い初雪が降りました。まだほとんど誰もスノータイヤ(当時はスタッドレスではなく、滑り止めのピンを打ち込んだスパイクタイヤでした)に交換していません。運の良いことに教習車だけは交換済み。予定通り検定が始まりました。

一般道に出てみると、国道はめちゃ込み。特に鉄道と交差する陸橋の手前からはひどい渋滞で、1m走っては停まり1m走っては停まりという、ストップアンドゴーの繰り返し。しかしワタシは坂道発進と縦列駐車が大得意。陸橋の上り坂で何十回も坂道発進を繰り返しては教官に感心されました。そんなこんなで実力を十二分に発揮したワタシは一発合格。晴れて普通免許を手にしたのでした。



さてさてそんな教習所時代に乗っていた思い出の車があります。いやいや無免許運転ではありませんよ。
ワタシが通ってた教習所では、休日に個人の車をコースに持ち込んで練習が可能でした。で、ちょうどワタシの姉の彼氏が、教習所の隣のラーメン屋で働いておりまして、休日にはその人の車を借りて教習所内のコースで練習していたんです。おかげさまで坂道発進や縦列駐車など、一般的に皆さんが不得意とするメニューをとことん練習することができました。そんなわけで冒頭の卒業検定の話につながるわけです。

オートマ車が長くなった今でも、マニュアル車での坂道発進は身体にしみついていますし、縦列駐車もリアモニタいらず。あっ、だから後方確認もいまだに目視でする癖が抜けないんですね。

車を貸してくれたその方は、結局姉とは縁がなかったのですが、今は独立してラーメン屋をやってまして、ワタシも時々顔を出しては美味しいラーメンを食べさせてもらってます。昔も今も変わらずとってもいい人です。

ということで、栄えある第一回を飾る車はコレです。
実姉の彼氏の愛車。

日産スカイライン
画像はお借りしました


日産スカイライン(残念ながらGT-Rではありません:汗)!
うろ覚えなんですが、多分時期的にはケンメリだったんだろうなぁ。型式はC110型になるかと。改めて説明も不要と思いますが。「ケンとメリー、愛のスカイライン」というCMが話題になり、ついた愛称ですね。ワタシの免許証の原点だった車でした。



さて実はこのスカイライン。時を経て別の時期に再会します。同じ車種ということで、同じ個体というわけではありませんが。

確か二十歳前。十九歳くらい?
ワタシは東京で就職していました。会社の仲間同士で、泊りがけで遊びに行こうって話になったんです。
どこか湖の近くだったと思うんですが。どこだったかな~思い出せない(笑)。多分、富士急ハイランドとかだったかな~。

ワタシを含めて、男が3人、女が2人。友人のAくんとその弟Bくん。それから会社で仲が良かったCさんとDさん。よくよく後で考えてみると、Dさんが、Cさんとワタシをくっつけようとして企んだ、プチ旅行だったんですね。Cさんのご家族にはDさんとDさんのお母さんが連絡して、女の子2人だけで泊まりがけの旅行、ということで事前に話が通っていました。(うちの子供たちにはとても言えないわ:汗)

とりあえず電車だとお金がかかるんで車で行こうと。当時免許を持っていたのはワタシだけでしたが車は持っていません。そしたらDさんが「お兄ちゃんの車を借りるから!」って言って。借りた車がケンメリだったってわけです。Dさんのお兄さんだけには男連れってことはバレバレだったでしょうね。
あの時は高速道路も使わず、一般道を使って移動しました。ただ、音が少しやんちゃな車でした。国道を走っていると、パトカーがずっと後ろにくっついて来たり、横に並んで並走したりして、それにはとても閉口しました(汗)。停められることはありませんでしたが。

こ洒落たホテルに泊まるほどのお金もなく。民宿みたいなところに泊まったのですが。宿の前の駐車スペースに停めておいたら、翌朝、民宿の女将さんから呼び出しが。

「隣に車を停めてたお客さんが出発するときにぶつけちゃったんです」って。

慌てて見てみると…よくわからない(汗)。実はこのケンメリ。元々ぶつけた跡がありまして。ちょうどその傷の上を軽くこすったような感じでした。

「これは元々あった傷だから。そんなにわからないでしょ?」

女将さんはそう言って慰めて?くれましたけど。
でもね。ぶつけた本人はもういないんですよ。若いからなめられてたんだな~。

所有者の妹Dさんも「まあいっか」みたいな話になり、そのまま遊んで帰ってきました。
実は、車を借りた時も返した時も、所有者さんとはお会いしてません。その後、その御兄妹の中でどんな話し合いがあったのか、それともなかったのかは、改めて聞いた覚えがありません。言われなきゃわからないくらいの傷だったので多分黙っていたのかも?
でもなぁいや~申し訳なかったな~。若気の至りとは言え、ちゃんとワタシから説明して謝るべきだった、と今となっては思います。

「日産スカイライン」

この名前を聞くと、今でも胸の奥がチクッとするのは、そのせいなのかもしれません。


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