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愛車遍歴10 [車]

下取り車もなくA6 Avant 3.0 Quattroを購入したワタシ。結局Audi 80はそのままワタシが乗り、カミサンにA6を譲ったとこまで来ましたね。
Audiを二台持ちという、いまだかつてない、とんでもない状況です。地方に住む、しがない、お金もない、ただただ普通のサラリーマン。ただの一般ピープル、パンピー(死語?)なワタシ。大丈夫なのか?果たしてこの先どうなるのか!


…えー早速ですが。
めでたく第二子が生まれました。

カミサン、子供二人、両親と、6人家族になりました。となると…イエス!そうです!全員が1台の車で移動することができません。最初のうちは、2台で移動すれば?なんて言ってましたが、さすがにそんな面倒くさいことは続きません。

当時はミニバンが大流行の時代。でもワタシはミニバンが大嫌いでした。あの腰高で不安定でフニャフニャな足のミニバンなんて、絶対に乗るものか!って思ってました。
A6乗りのカミサンも、ミニバンやワゴンみたいな大きい車は勘弁して、と言います。これ以上でかい車はやめて、と。

ミニバン以外で多人数が乗れる車がないか探したりもしました。
それこそAudiのQ7って車が海外で発売されてましたが、日本発売は予定されていませんでした。残念。…って、高くて買えませんがね。
いろいろ探すうちに候補に残ったのが、ホンダオデッセイの三代目RB1でした。他のミニバンと違い、車高が低く、低重心で走りを意識した車。なのに7人乗り。これなら運転感覚も乗用車と違和感は少ないということで、購入を決めました。

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ちょうど出たばかりの3代目オデッセイ前期型アブソルート4WDを選択しました。前期型の型式はRB1なんですがアブソの4WDになると確かRB2でしたね。アブソルートは2.4リッターエンジンで少しばかり元気なモデルです。家族6人が乗るのですからそれなりのパワーが必要かと思いました。また雪国ですから4WDで。
ホンダ車の場合はリアルタイム4WDと言う大層な名前がついていますが、要は通常は前輪駆動でFFとして走ってて、タイヤが滑るのを検出すると即座に四駆に切り替わる、というシステムです。また左右どちらかのタイヤが空転した時は、空転する方のタイヤに自動的にブレーキをかけてスリップを抑え、反対側のタイヤの駆動力が落ちるのを防ぐ、VSAという機能も付いています。日本車だしA6より3年も新しいし、クワトロなんてもんじゃない、素晴らしい走破性を見せてくれるだろうと期待しての選択でした。

とは言え、すでに3台持ちで、さらに買い増しなんてさすがにできませんよね。
そこで、Audi 80はちょうど甥っ子が欲しがっていたので譲り渡し、Audi A6、ホンダオデッセイ、Honda S800と、以前、クイントインテグラ&S800の時と同じ、ホンダ車を二台持ちとなりました。当然オデッセイはワタシ、A6はカミサンが乗ります。いやこれは、夫婦の力関係、というわけではありませんからね。カミサンの雪道での運転を心配して、ってことと、ワタシが新し物好きってことなんですよ。ホントに(汗)。

3代目オデッセイ前期型のアブソルートはメーターパネルが赤基調なんです。そこも好きなポイントでした。目盛りは白でちょっと残念。後期型になると青照明も選べるようになってたようです。ワタシは赤いイルミネーションが目が疲れないので前期型でちょうどよかったです。

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画像はお借りしました


それからワタシは迷わずレザーシートオプションを付けました。すごいですよ。3列目まですべてレザーシートですから。それも前面だけ、とかじゃなく、後面まですべてレザーでしたよ。さらにはドアの内張りもレザー。このオプション、これは良かったな~。
元々アブソルートの標準シートは、部分的にレザーを使ってて、結構高級感のあるものでした。それなのにあえてレザーシートオプションを選択したので、後々までディーラーの営業担当に「オデのアブソでフルレザーは県内で他にない」って言われました。Audiと違って、見かける数の多いオデッセイでしたが、確かに他では見たことがありませんでした。3列レザーシートは出来も良くてプレミアム感が半端なかったですね。
ただシートヒーターが前席のみ、ってのは残念でした。せめて2列目までは入れてほしかったな。

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(標準シート)画像はお借りしました




実はこのオデッセイは購入当初からいろいろと問題がありました。
まずは初っ端から最大の問題点。豪雪地帯ならではの話題ですね。購入した時期が冬だったこともあり、いきなりこの問題に苦しめられました。

前輪のタイヤハウスの内張りの合わせ目から、シャーベット状の雪が入り込み、内張りが押されてタイヤと干渉してしまうのです。そうなるとどうなるかと言うと、内張りとタイヤがこすれて、音がします。臭いです。内張りに穴が開きます。そして、タイヤがすり減ります。あー…(泣)

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それに気づいたのが納車から一週間後。
それからは必ず、車から降りたら、フロントフェンダーのドア側の下あたりを、ガンガン蹴って、詰まった雪を落としていました。想像してもらえますか。買ったばかりの新車を自分で蹴飛ばすんですよ。とっても悲しかったです。何だか屈辱的でしたね。マジでホンダの設計者を恨みましたよ。
この辺もまた以前blogにて記事にしています。

関連記事:
 2006/01/12 『オデッセイは雪国で使えるのか
 2006/01/15 『オデッセイは雪国で使えるのか その後
 2006/04/20 『オデッセイは雪国で使えるのか 解決編
 2009/12/21 『オデッセイは雪国で使えるのか 再発編



またこのオデッセイ前期型アブソルート4WDの、雪道での走破性についてもある疑惑が…。
オデッセイは通常FFで走りますから、そもそも上り坂だとトラクションを確保しづらいですよね。そのうえで例えば、道路の左側にシャーベット状の雪が積もった状態の緩い右カーブの上り坂。そんなシチュエーションをオデッセイで走ると簡単に左にスリップします。ワタシとしてはシャーベット状の雪を踏んだ状態ではすぐに4WDに切り替わっているハズと思い込んでいたのですが、それにしては挙動が変だな〜と感じていました。

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ある時、この4WDを信じて圧雪道路で少し無理をした際に、何とスタックしてしまったことがありました。即座に4WDに切り替わるはずが、まったくそうではありませんでした。前輪片側のタイヤが虚しく空回りするだけ。しょうがなく、シフトをD〜Rにガチャガチャ、ステアリングを左右にグリグリ。するとガクンと4WDに切り替わり、何とかそこから脱出することができました。最初から4WDに切り替わってさえいればスタックなんてしなかったのに。
そのあと一応ディーラーに行き、点検してもらいましたが、異常はないという結果でした。
それからは、オデッセイの4WDには期待しないようになりましたね。ただのカタログ用のオプションだったのだと思うようにしました。

納車後1週間でホンダの設計者を恨んだワタシ。そんな疑惑があってから後、ワタシはもうホンダの設計者を信じてないですね。

関連記事:
 2009/03/22 『パートタイムは信用するな(派遣労働者ネタではありません:笑)


とはいえ、それ以外のシチュエーションではとても役に立ちました。
そこそこ元気なエンジン。重心が低くて乗用車のような乗り心地。立体駐車場にも入る車高。そして何より7人乗れるシート。後席を倒せば広大な荷室空間。
大人四人に、チャイルドシートとジュニアシートに子供を一人ずつ。家族全員を詰め込んで何度も遠出しました。使い倒したと言ってもいいでしょう。

どんだけ使い倒したかって言うと…。
アルミホイールが割れちゃうくらい(笑)!

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関連記事:
 2006/04/16 『タイヤは命を乗せて走っている、ホイールもしかり。頼むよホント
 2006/04/24 『全品交換



そして3回目の車検が近づく頃。走行距離はすでに10万キロを超えていました。あんまり走りすぎたからか、ボディがヤレてしまい、雨が降る中で長時間停めていると、トランク下のスペアタイヤ収納部に水が溜まるようになり。電気系統もいろんな警告が出るようになりました。このままだともう4回目の車検までは持たないぞ、ということになりそうでした。

そろそろ次を考えないとなー。


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アキオ

改めてみると、すっごいなぁ、、
雪もホイールも。

温暖化のせいか、アキオのところは、
今年、雪は降ったけど路面を白くすることすら
なかったですね。。
霜が降りるのもチラチラだけだったし。
結構寒いんですけどねぇ。
そして、今はFRの車に乗ってるんで、
雪が積もらなくてよかった〜、と本心から。
周りがどん詰まりになると、
普通に走ることができなくて、
逆にヒヤヒヤなんですよねぇ。
by アキオ (2019-03-19 22:52) 

GEN11

アキオさん
今年はこちらも雪は少なかったです。
例年の3分の1くらいでしょうか。
良いのか悪いのか…。

異常気象であることは間違いないですね。
by GEN11 (2019-03-20 17:56) 

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