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マスクを笑うものは [今を生きる]

以前記事にも書いたことがあるのですが、娘が高校3年生になって大学受験年度になった時から、ワタシは日常的にマスクをするようになりました。
もちろん、その目的は風邪予防。特にインフルエンザの感染予防対策だったわけです。

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 2020/04/04 『らすいち

さすがに自分の車の中とか屋外では外しましたが、会社の中とか電車の中とかお店の中では、常にマスクをしていました。
最初の頃は社員のみんなから奇異の目で見られ

「どうしたの?マスクなんかして、風邪?花粉症?」

と、よく尋ねられました。
その都度

「予防です」

って言ってて。
だいたいみんな

「へー…」

って呆れたような反応がほとんどでしたね。
そのうち、いつしかみんなも慣れたのか、いちいち尋ねられることもなくなりました。それでもたまに、来客など外来者に聞かれることもあったり。
その時には

「私らが危ない菌を撒き散らかしてるもんでねー」

と、イヤミたっぷりに説明してくれる嫌な奴もいたりしました。
毎回カチンとはしたものの、どんな人間も受け入れるワタシとしては、笑顔のふりで全スルーしていました。マスクをしていると、どんな表情をしようと、見えないところがいいですね。

そんなこんなで1年経ち、娘が無事大学に入学した後は、今度は息子が高校受験年度となりました。そのためマスクはまだまだ継続することにしました。
マスクをする前、季節の変わり目になると、よく熱が出て寝込むことが多かったワタシでしたが、マスクをするようになってからは熱を出すことがまったくなくなりました。実際に感染症予防には一役かっていたってわけです。

そしてさらにまた1年が経ち、息子の受験年度は終わりましたが、こうなると逆にマスクは手離せなくなっていました。子供たちのために始めたことでしたが、結局最終的には自分のためになりました。情けは人のためならず、とはこのことです。

マスクを始めてから3年目の冬。
全世界を襲った新型コロナウイルスのせいで、日本中、世界中の人たちがマスクをするようになりました。もちろん社員全員、ワタシを白い目で見たり嘲笑ったりしていた人も。
いや別にザマアミロとは思いませんが、因果応報だなーとは思います。うーん、ちょっと違うか。人のふり見て我がふり直せ?いや違うな。一円を笑うものは一円に泣く?…うーん、いい言葉が思いつかないな。

それにしてもすごい世の中になったものです。
街を行き交う人々、駅やお店で並ぶ人たち、みんなマスクです。一歩下がって客観的な目で見ると、一種異様な光景ですよね。まるでパニック映画のワンシーンのようです。みんなより2年半も前から日常マスクのワタシですから、みんなの大変さは身にしみてよくわかります。

今後、ワクチン接種が一通り行きわたり、もしもこの騒ぎが一段落したとしたら、マスクはどうしようかな。インフルエンザや風邪防止用としては続けた方が良いんでしょうが。
いや、もう二度と完全に元の世界には戻らないのかも。ウィズコロナとか言われていますから、予防するならもうマスクは外せないのかもしれません。
でもインフルエンザのように流行時期だけマスクするとか、さらには通年でのワクチン接種が一般的になれば、特にマスクもしなくなるかもしれませんね。

そんな中でワタシだけマスクを続けていたら、また何か言われるんだろうな。まあみんなの記憶にこの騒ぎが残っているうちは、勝手に察してくれるかもしれません。いや、言う人は言うよね。世の中そういうもんです。

IMG_6136.jpg

結論。

「誰が何を言っても気にしない」
「自分の好きなようにする」

以上(笑)!


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