騒ぎ過ぎて穴があったら入りたい

先日は、あまりの天気の良さに誘われて、30年前にお気に入りだった海岸までドライブしたはいいけれど、帰ってきてから車庫の床に排気漏れの跡を発見して、慌てたワタシでした。

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横からいくら見ててもわかるわけないので、例のスロープを使ってエスを持ち上げ、下に潜って排気系を直接見てみました。



去年、専門のショップにお願いして車検を取った際に、排気系も手を入れてもらったようで、マフラー自体はいたって綺麗なものでした。取り付けボルトの新しさや、溶接部のサビのなさからすると、マフラーは一度外して補修＆錆止め耐熱塗装までしてもらった様子。さすがプロの仕事。最初の予定どおりに自分でやってたら、ここまではいかなかったでしょうね。
マフラーはもっとサビサビで朽ち果てる寸前、みたいな感じかと思ってました。せっかくなので、綺麗なうちに何枚か写真を取っておきました。



何回見てもほれぼれする、いわゆるタコ足マフラー。これが純正で付いてるって凄くないですか？当時のHondaの意気込みを感じます。いや、ほとんど本田宗一郎の趣味…ですかね。



いやいや、見惚れている場合ではない。
いかに綺麗に見えてはいても、どこかから排気が漏れているはず。
エンジンをかけ、アイドリングをしながら、改めて車の下に潜り込んでみます。


ありました！
マフラーが朽ちたわけでも、割れたわけでもありませんでした。
わかってみれば単純なこと。ただ単に、水抜きの穴、でした。



前はこんな穴はなかった（と思う）ので、排気のススが床を汚すなんてことはありませんでした。いやもしかしたら、前から穴はあったけど詰まっていたのかも。
昨年車検を取るためショップに修理をお願いした際に、おそらくマフラーもひどい状態だったのでしょう。補修するついでに、水抜きの穴を開けてくれた、ってことですかね。もしくは太鼓ごと水抜き穴付きのものに交換したのかも。思いの外、綺麗でカチッとしてるもん。



一時は何事か？って大騒ぎしてしまいましたけど、何にもなくて良かったー。
でもでも、マフラーを腐らせないためには、やっぱり普段からそれなりに長距離を走らないとダメだよなー。特に冬期は車庫から出せないので、エンジンを暖める程度にしか回してませんでした。本当は排気系の水分が蒸発する程度にまで、しっかり暖機したほうが良いのでしょう。車庫の床は煤だらけになるけど、しょうがないかなー。一酸化炭素中毒にも注意しないとね。



これからはいよいよ紅葉シーズンです。
年末に向けていろいろと予定が目白押しなんですが、雪が降るまで暇と天気を見つけては、もう少しエスを楽しんでいたいなーと思っています。

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