詰めの甘さは誰ゆずり? [車]
『いよいよQ5が200,000Kmを超える~』とか言ってワクワクしていたところ、なにやら波乱を予想させる年明けとなりました。
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2022/01/01 『今年の目標…的な何か』
2022/01/02 『それ以前の話だったわ』
だいたい、楽しみにしていることは、なかなかすんなりやってこない。待ちに待った遠足当日はだいたい雨だし、嫌いな運動会はピーカンの上天気。準備万端の旅行の朝には熱が出る。
まあ人生なんてそんなもんです。
Q5…。思えば長かったな。
娘が中学生になった頃、息子は小学校の上級生の頃でしたか。あの時は二人ともスクールバスでしたから今のように送迎もなかったはず。それなのになぜか走行距離は、納車直後からずっと測ったように年間20,000km以上を刻んできました。
3年後、娘が高校生になり、毎日の送迎が始まりました。走行距離はさらにうなぎのぼり。娘が大学生となり一人暮らしを始めると、今度は息子の送迎となりました。そうやって、新型コロナが発生するまでは、年間25,000kmを下回ることはありませんでしたね。
そんなこんなで。いよいよ4回目の車検、丸9年になる今年。
積算走行距離200,000kmまで残り5,000kmを切りました。
あと5,000km。あと少し、あと少し。
しかし、話はそこまで。
ワタシのQ5の200,000km達成は叶いませんでした。
前回の記事の後、ディーラーに修理に出したところ、油圧不足で点火タイミング異常が出ているとのこと。え?インジェクションって電磁式じゃないの?なんて思ったワタシでしたが、よくよく調べて見ると、ポート噴射と直噴では仕組みが大きく違うみたいですね。
直噴エンジンでは、レースなどで高い横Gがかかると、オイルパンの油面が偏って油圧が下がり、点火タイミングに異常が出ることもあるみたいです。そう言えば、この前EPCが点灯した時も、交差点を慌てて右折した時でした。(レースほどの横Gをかけたわけじゃありませんがw)
ディーラーがオイルの量を確認したところ、実際オイル量が少なかったと言われました。確かに前回ワタシがオイルを補充した時からの走行距離を考えると、そろそろまたオイルの警告灯が点灯するようなタイミングではありましたから、それは納得。
あと半年で車検にはなりますが、この際ということで、オイルを補充するのではなくオイル交換をして、規定量にしてもらいました。その場は警告灯は消えたので、まだ多少アイドリングが不安定でしたが、まあ様子を見ましょうとなりました。
だがしかし。ディーラーからの帰り道からもうすでにめちゃ不調で、エンジン回転数が1,500rpmを下回ると1気筒失火してるような振動が出ます。1,500rpmというと6速で時速50km、7速で時速60kmほどなので、一番の常用域。しょうがないのでスポーツモードにして、無駄に回転を上げて走ったりしてました。信号待ちでアイドリングストップすると再始動に不安があるので、あえてアイドリングストップOFFにしたり。
そして次の日。ワタシのそんな努力のかいもなく、またまたエンジン警告灯が点灯しました。改めてディーラーに持ち込み、しばらく日数をかけてじっくり見てもらうと。なんと、吸気側のカムシャフトが異常摩耗していたのだそうです。(ヘッドカバー開けたんだ…)
まあー、走行距離が走行距離だし、欠損した金属片が油圧回路に回り、他で悪さをする可能性もあり、単純にカムシャフト交換だけで済む、というわけにはいきません。とりあえずの修理で、130マンエンのお断り見積りが出ました…。その上、実際に修理を始めたら他にも不具合が見つかる可能性も大いにあり、最終的にはどこまで修理金額が膨れ上がるか予想もつきません。
そんなこんなで。
あと2年は乗るつもり満々でいたのですけど。
積算走行距離200,000kmまで、ほんと目前だったのですけど。
来年で10年の大台に乗るところだったのですけど。
本当に、本当に、本当に残念ですが、引導を渡すことにいたしました。
元日には予想もしなかった急展開。突然の出来事。
今は代車で日々を過ごしています。
代車は現行Q5のディーゼルエンジン車。ピッカピカの新車で、走行距離はまだ3,000km…でした。でしたと言うのは、例によって2週間程度でもう1,500km以上走っているからです(汗)。
今までなら、代車で走り回ってはblogを更新したりしてましたが、この先のことを考えると単純に手放しで喜んでもいられません。そんな精神状態だからなのか、最新機能満載のイマドキの代車に乗ってても、何か、馴染めないと言うか。他人の家に来てる感じ?
今までblogで散々disっていた(汗)のに、お別れするとなると、やっぱり思うところがあるわけですよ。あんなことがあったなーとかこんなことがあったなーとか。なんだかんだ言っても、これだけのハイペースで走行距離を重ねてたってことは、実際気に入ってたってことなんでしょうね。
キリのいいところまで走って、あーもうこれで走り切ったわーっ!って終わりたかったな。悔いが残る、とまでは言わないけど、なんとも後味が悪いと言うか、後ろ髪を引かれる、残念な幕引きとなりました。
詰めが甘いと言えば、まったくもってワタシそっくりで。機械と言えども、長く使うと使用者に似る、ってことなのかもしれません。
でもまあ、ホントよく頑張ってくれました。
感謝しています。
今までありがとう。
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まあ人生なんてそんなもんです。
Q5…。思えば長かったな。
娘が中学生になった頃、息子は小学校の上級生の頃でしたか。あの時は二人ともスクールバスでしたから今のように送迎もなかったはず。それなのになぜか走行距離は、納車直後からずっと測ったように年間20,000km以上を刻んできました。
3年後、娘が高校生になり、毎日の送迎が始まりました。走行距離はさらにうなぎのぼり。娘が大学生となり一人暮らしを始めると、今度は息子の送迎となりました。そうやって、新型コロナが発生するまでは、年間25,000kmを下回ることはありませんでしたね。
そんなこんなで。いよいよ4回目の車検、丸9年になる今年。
積算走行距離200,000kmまで残り5,000kmを切りました。
あと5,000km。あと少し、あと少し。
しかし、話はそこまで。
ワタシのQ5の200,000km達成は叶いませんでした。
前回の記事の後、ディーラーに修理に出したところ、油圧不足で点火タイミング異常が出ているとのこと。え?インジェクションって電磁式じゃないの?なんて思ったワタシでしたが、よくよく調べて見ると、ポート噴射と直噴では仕組みが大きく違うみたいですね。
直噴エンジンでは、レースなどで高い横Gがかかると、オイルパンの油面が偏って油圧が下がり、点火タイミングに異常が出ることもあるみたいです。そう言えば、この前EPCが点灯した時も、交差点を慌てて右折した時でした。(レースほどの横Gをかけたわけじゃありませんがw)
ディーラーがオイルの量を確認したところ、実際オイル量が少なかったと言われました。確かに前回ワタシがオイルを補充した時からの走行距離を考えると、そろそろまたオイルの警告灯が点灯するようなタイミングではありましたから、それは納得。
あと半年で車検にはなりますが、この際ということで、オイルを補充するのではなくオイル交換をして、規定量にしてもらいました。その場は警告灯は消えたので、まだ多少アイドリングが不安定でしたが、まあ様子を見ましょうとなりました。
だがしかし。ディーラーからの帰り道からもうすでにめちゃ不調で、エンジン回転数が1,500rpmを下回ると1気筒失火してるような振動が出ます。1,500rpmというと6速で時速50km、7速で時速60kmほどなので、一番の常用域。しょうがないのでスポーツモードにして、無駄に回転を上げて走ったりしてました。信号待ちでアイドリングストップすると再始動に不安があるので、あえてアイドリングストップOFFにしたり。
そして次の日。ワタシのそんな努力のかいもなく、またまたエンジン警告灯が点灯しました。改めてディーラーに持ち込み、しばらく日数をかけてじっくり見てもらうと。なんと、吸気側のカムシャフトが異常摩耗していたのだそうです。(ヘッドカバー開けたんだ…)
まあー、走行距離が走行距離だし、欠損した金属片が油圧回路に回り、他で悪さをする可能性もあり、単純にカムシャフト交換だけで済む、というわけにはいきません。とりあえずの修理で、130マンエンのお断り見積りが出ました…。その上、実際に修理を始めたら他にも不具合が見つかる可能性も大いにあり、最終的にはどこまで修理金額が膨れ上がるか予想もつきません。
そんなこんなで。
あと2年は乗るつもり満々でいたのですけど。
積算走行距離200,000kmまで、ほんと目前だったのですけど。
来年で10年の大台に乗るところだったのですけど。
本当に、本当に、本当に残念ですが、引導を渡すことにいたしました。
元日には予想もしなかった急展開。突然の出来事。
今は代車で日々を過ごしています。
代車は現行Q5のディーゼルエンジン車。ピッカピカの新車で、走行距離はまだ3,000km…でした。でしたと言うのは、例によって2週間程度でもう1,500km以上走っているからです(汗)。
今までなら、代車で走り回ってはblogを更新したりしてましたが、この先のことを考えると単純に手放しで喜んでもいられません。そんな精神状態だからなのか、最新機能満載のイマドキの代車に乗ってても、何か、馴染めないと言うか。他人の家に来てる感じ?
今までblogで散々disっていた(汗)のに、お別れするとなると、やっぱり思うところがあるわけですよ。あんなことがあったなーとかこんなことがあったなーとか。なんだかんだ言っても、これだけのハイペースで走行距離を重ねてたってことは、実際気に入ってたってことなんでしょうね。
キリのいいところまで走って、あーもうこれで走り切ったわーっ!って終わりたかったな。悔いが残る、とまでは言わないけど、なんとも後味が悪いと言うか、後ろ髪を引かれる、残念な幕引きとなりました。
詰めが甘いと言えば、まったくもってワタシそっくりで。機械と言えども、長く使うと使用者に似る、ってことなのかもしれません。
でもまあ、ホントよく頑張ってくれました。
感謝しています。
今までありがとう。
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