もはや観光資源!職人芸の手書き文字 [今を生きる]
大学生のワタシ、普段は自宅でオンライン授業なのですが、たまに授業を受けに登校する時もあります。片道で130kmほどの道のりなので、とろすけ(e-tron)だと条件が良ければ1回の充電でギリ何とか往復できるかどうか。安全を見れば2回目の充電がしたくなるような距離です。
そこで、いつも急速充電に寄らせていただくサービスエリアには、昔から見るのを楽しみにしている、隠れた名品があるのでご紹介します。
その場所とは関越自動車道の越後川口SA。そして、ワタシがイチ推しの逸品がこれです。
(2024年1月)
インフォメーションの案内ポスター「今月の行事祭だより」!!!
昭和の終わり頃から月替わりでずっと続いている手書きポスターです。関越自動車道が全線開通になって数年後。ちょうどワタシが東京から実家にUターンして帰ってきた頃からずっと続いています。
大きな写真やど派手な色合いの、イマドキなオフセット印刷のポスターと違い、手書きで、それもパステル調の、割と控えめな色使いで、遠目に見るとお世辞にもインパクトのあるポスターと言えません。最初は「ん?手書き?かわいいレタリングだな」と思って何気なく近づくのですが、実は近くで細かく見れば見るほどその熱量がヤバい!
(2024年2月)
文字の線一本一本に手が込んでいて、細かい装飾が施されています。そのうえ少し離れて全体を観ないとわからない趣向もあったりします。それこそ息がかかるほど顔を近づけて観たり、反対側の壁まで離れて眺めて観たり。そうやって観はじめると、もうしばらく動けません。
技術もセンスも情熱も、どれを取ってみても、ホントに素晴らしいのです。ただワタシの語彙やセンスでは、この素晴らしさを伝えきれないのが、すごくもどかしく、残念で、悔しいです。これはもう立派な観光資源。やはり実際に現地に行って、皆さんご自分の目で直接観ていただきたい。そう切に願います。
もっと詳しい情報はこちら:
『圧倒的情報量&超絶技巧の手描き文字ッ!サービスエリアの神ポスターの作者は誰?』
これはもう芸術品と言っても過言ではありません。残念なのは、同じものは1か月間しか見ることができないこと。イベントごとは毎年同じものが多いので、使い回せばもっと簡単にできるのでしょうが、毎月毎月新しく書き起こしている様子。だから気にして観ているワタシでさえ、今までに見逃しているポスターは数多くあります。もし全作品がちゃんと保存されているなら400枚はゆうに超えるはずです。
いつかどこかで個展を開いてもらえないかな。サイトにアーカイブ化して公開するのでもいいのだけれども、書籍化してくれるならすぐにでも買います。なんならその本、ふるさと納税の返礼品にすれば、欲しがる人も多いのではないでしょうかね?いっそのこと、この書体をフォント化して知的財産にするという手もありますね。
…と、これだけ書いたら誰かやるかな?いや是非やって!
そこで、いつも急速充電に寄らせていただくサービスエリアには、昔から見るのを楽しみにしている、隠れた名品があるのでご紹介します。
その場所とは関越自動車道の越後川口SA。そして、ワタシがイチ推しの逸品がこれです。
(2024年1月)
インフォメーションの案内ポスター「今月の行事祭だより」!!!
昭和の終わり頃から月替わりでずっと続いている手書きポスターです。関越自動車道が全線開通になって数年後。ちょうどワタシが東京から実家にUターンして帰ってきた頃からずっと続いています。
大きな写真やど派手な色合いの、イマドキなオフセット印刷のポスターと違い、手書きで、それもパステル調の、割と控えめな色使いで、遠目に見るとお世辞にもインパクトのあるポスターと言えません。最初は「ん?手書き?かわいいレタリングだな」と思って何気なく近づくのですが、実は近くで細かく見れば見るほどその熱量がヤバい!
(2024年2月)
文字の線一本一本に手が込んでいて、細かい装飾が施されています。そのうえ少し離れて全体を観ないとわからない趣向もあったりします。それこそ息がかかるほど顔を近づけて観たり、反対側の壁まで離れて眺めて観たり。そうやって観はじめると、もうしばらく動けません。
技術もセンスも情熱も、どれを取ってみても、ホントに素晴らしいのです。ただワタシの語彙やセンスでは、この素晴らしさを伝えきれないのが、すごくもどかしく、残念で、悔しいです。これはもう立派な観光資源。やはり実際に現地に行って、皆さんご自分の目で直接観ていただきたい。そう切に願います。
もっと詳しい情報はこちら:
『圧倒的情報量&超絶技巧の手描き文字ッ!サービスエリアの神ポスターの作者は誰?』
これはもう芸術品と言っても過言ではありません。残念なのは、同じものは1か月間しか見ることができないこと。イベントごとは毎年同じものが多いので、使い回せばもっと簡単にできるのでしょうが、毎月毎月新しく書き起こしている様子。だから気にして観ているワタシでさえ、今までに見逃しているポスターは数多くあります。もし全作品がちゃんと保存されているなら400枚はゆうに超えるはずです。
いつかどこかで個展を開いてもらえないかな。サイトにアーカイブ化して公開するのでもいいのだけれども、書籍化してくれるならすぐにでも買います。なんならその本、ふるさと納税の返礼品にすれば、欲しがる人も多いのではないでしょうかね?いっそのこと、この書体をフォント化して知的財産にするという手もありますね。
…と、これだけ書いたら誰かやるかな?いや是非やって!
一年次終了 [今を生きる]
写真はワタシが通う大学の学習センター隣の大学病院です。写ってはいませんが、そのまた隣には医科大学もあります。だから通学時にはいつも医大生らとすれ違うことになります。さすがに現役医学生となるとどの子も頭が良さそうなんですよねー。まぁ別に、張り合うつもりも、張り合える頭脳も、持ち合わせてはいないのですけれども笑。
還暦からの大学生活一年目。
いやー終わりました。終わってしまいましたわ、今年度最後の試験が。いろんな意味で終わりました。最後はかなり駆け足で、足が攣りそうになりながらも走り切った、という感じでしょうかね。
結果は…どうかなぁ。化学は厳しいかもしんない。もしかしてもしかして、生まれて初めての赤点か?ひえっ。でも一番心配だった線形代数が手応えあったんで、まあまあ良かったかなー。
長年Audi乗りということもあって、外国語の履修はドイツ語です。これまたやばいんだよなー。ドイツ語を覚えたらシュツットガルトのAudi本社へ見学に行けるかも?なんて甘い夢を見てましたが、もう全然ちんぷんかんぷんで、単位もらえる気なんかちっともしません。
ちなみに息子も第二言語はドイツ語でして。ワタシの教科書をパラパラって見て、こりゃ教科書がだめだって笑。息子の教科書見せてもらったら、あー確かにー笑。なんせワタシの教科書、アルファベットと数字の読み方の次からもう長文読解ですもの。いくら何でも、まずは自己紹介とかからでしょー、と息子は呆れてました。
それでも何でもとりあえず学期末試験は終わったので、評価が出る2月末までは大学のほうはお休みということで。あとは野となれ山となれ…じゃなくて、人事を尽くして天命を待つ、かな?いや、果たして人事を尽くしたのだろうか。
う、うんまぁ、首を洗って天命を待ってみます。
プログラミングはスキルか?センスか?それとも? [今を生きる]
先日、行政と大学が主催で、小学生対象の「こどもドローンプログラミング教室」なるものがありました。午前の部、午後の部とあり、それぞれ10名ずつの小学生が参加しました。企業も協賛していまして、そこにワタシもボランティアで会場スタッフとして参加してきました。以前からも何度かこのような教室に協力しています。
関連記事:
2022/12/17 『先月分の4連チャン』
今回使用したドローンは、教育用としてAppleのオンラインストアからも売られているものです。
記事は古いですが↓の同型機。
関連記事:
『AppleとDJIで販売、プログラミング教育用ドローン「Tello EDU」』
プログラミング言語は、Scratch、Swift、Pythonなど複数の言語に対応していて、結構複雑な動作や、複数機で同調しての編隊飛行なども可能です。iPadでプログラムを作ってWiFiで接続して…なんて、ワタシが小学生の頃からはとても考えられません。当時夢見ていた二十一世紀の未来ですね。対象が小学生なので言語はもっぱらScratchになりますが、命令ブロックを積み重ねるだけでドローンが自動飛行してしまうのですから、すごい世の中になったものです。
「子供の頃にこんなのがあったら絶対楽しかったよね」
「もう宿題そっちのけでのめりこんでたと思う」
ワタシと一緒にボランティア参加していたおじさんスタッフも、子供たちのフォローをしながら「羨ましいねー」を連発していました。
3〜4年生くらいと思われる子供に聞いてみました。
ワタシ「学校でもプログラミングを勉強するんでしょ?」
小学生「やってる」
ワタシ「どんなことやってるの?」
小学生「英語だよ」
ワタシ「(へーテキストコーディングやってんのかー)」
「プログラミング言語は何かな?何という言語を使ってるの?」
小学生「だから英語」
ワタシ「その名前は?」
小学生「英語だってば」
ワタシ「開発かんきょ…あー、ふーんそうかー」
「(プログラミング言語という概念は理解できてないんだー)」
そんな感じでした。
プログラミングの授業なんか、多分小学校の先生も何もわからずに教えてるんだろうなー。文科省もただ海外の真似をしてるだけで、現場をまるでわかってないし。
そう言えば、Apple News Radio ワンボタンの声の@yamamuraさんが、プログラミング言語は言語じゃない的な話をしていましたね。以前も、英単語をみんな覚えないとプログラミングできないとか、英文法と違うとか、番組で言ってたのを聞いたことがあります。
ワタシはプログラミング言語はそれが一つの言語だと思いますね。
例え英単語を元にしていようがが独自の文字を使おうが、プログラミング言語は独立した言語です。だから英語の文法とプログラミング言語の文法が違ってて当たり前です。プログラミング言語のリファレンスに載っているのがその言語の正しい文法です。英語と比べてどうこう言うのは間違っていると思います。
プログラミング言語を習ってて、あれがおかしい、これが納得できない、と言う人がいます。いやそれ言語だから。あなたはそれを覚えようとしているわけで、あなたの気持ちがどうかは関係ありません。おかしかろうが納得できなかろうが、それをそのまま受け入れなければならないのです。
この割り切りはスキルなのかセンスなのか、あるいはただの知識なのかはわかりません。ただ、この小学生が今度本当の英語を習い始めた時に、逆に英語で道に迷わないことを祈るばかりです。
来年も声がかかればボランティアスタッフに参加するつもりです。
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今回使用したドローンは、教育用としてAppleのオンラインストアからも売られているものです。
記事は古いですが↓の同型機。
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プログラミング言語は、Scratch、Swift、Pythonなど複数の言語に対応していて、結構複雑な動作や、複数機で同調しての編隊飛行なども可能です。iPadでプログラムを作ってWiFiで接続して…なんて、ワタシが小学生の頃からはとても考えられません。当時夢見ていた二十一世紀の未来ですね。対象が小学生なので言語はもっぱらScratchになりますが、命令ブロックを積み重ねるだけでドローンが自動飛行してしまうのですから、すごい世の中になったものです。
「子供の頃にこんなのがあったら絶対楽しかったよね」
「もう宿題そっちのけでのめりこんでたと思う」
ワタシと一緒にボランティア参加していたおじさんスタッフも、子供たちのフォローをしながら「羨ましいねー」を連発していました。
3〜4年生くらいと思われる子供に聞いてみました。
ワタシ「学校でもプログラミングを勉強するんでしょ?」
小学生「やってる」
ワタシ「どんなことやってるの?」
小学生「英語だよ」
ワタシ「(へーテキストコーディングやってんのかー)」
「プログラミング言語は何かな?何という言語を使ってるの?」
小学生「だから英語」
ワタシ「その名前は?」
小学生「英語だってば」
ワタシ「開発かんきょ…あー、ふーんそうかー」
「(プログラミング言語という概念は理解できてないんだー)」
そんな感じでした。
プログラミングの授業なんか、多分小学校の先生も何もわからずに教えてるんだろうなー。文科省もただ海外の真似をしてるだけで、現場をまるでわかってないし。
そう言えば、Apple News Radio ワンボタンの声の@yamamuraさんが、プログラミング言語は言語じゃない的な話をしていましたね。以前も、英単語をみんな覚えないとプログラミングできないとか、英文法と違うとか、番組で言ってたのを聞いたことがあります。
ワタシはプログラミング言語はそれが一つの言語だと思いますね。
例え英単語を元にしていようがが独自の文字を使おうが、プログラミング言語は独立した言語です。だから英語の文法とプログラミング言語の文法が違ってて当たり前です。プログラミング言語のリファレンスに載っているのがその言語の正しい文法です。英語と比べてどうこう言うのは間違っていると思います。
プログラミング言語を習ってて、あれがおかしい、これが納得できない、と言う人がいます。いやそれ言語だから。あなたはそれを覚えようとしているわけで、あなたの気持ちがどうかは関係ありません。おかしかろうが納得できなかろうが、それをそのまま受け入れなければならないのです。
この割り切りはスキルなのかセンスなのか、あるいはただの知識なのかはわかりません。ただ、この小学生が今度本当の英語を習い始めた時に、逆に英語で道に迷わないことを祈るばかりです。
来年も声がかかればボランティアスタッフに参加するつもりです。
遙かなる宇宙(そら)の呼び声 [今を生きる]
いつまで続くかわからない代車生活で、気分は落ち込みがち。
そこで、天気の良い時を見計らって、ちょっとお出かけしてきました。
以前から行ってみたかった、臼田宇宙空間観測所。
その昔、小惑星探査機はやぶさ初号機が、任務途中に通信途絶で行方不明になった際、昼夜を問わない関係者の必死の努力により、偶然はやぶさからの微かな信号を捕まえたという、ワタシにとってはもう聖地のような場所です。
関連記事:
2010/04/16 『3年遅れのただいま』
2010/06/05 『はじめてのおつかい』
天気も良く、ちょうど紅葉も始まったばかりで景色が良いだろう、と思っていましたが、予想していたよりも道路事情が悪くて、この道でいいのか?と、少しずつ不安になってきた頃。木々の間から突然、白い巨大なものが現れました。まるで、いつもの10倍くらいありそうな大きな月が、山から昇ってきたかのようでした。
はやる気持ちを抑えながら、注意深く車を進めていくと…。
ありました、ありました。臼田宇宙空間観測所!
いやー、直径64mのパラボラアンテナ、でかいです!本当にでかい!
大きくて迫力があるのは、確かにそうなんですが。
それより何より…。
自分の持つ、ありとあらゆる言葉を駆使して表現するならば。
「かっこいいっ!」(語彙よ)
ホントこの言葉一択です。
次に挙げるとすれば。
「美しい…」(だから語彙…)
ある意味、モニュメントとか美術品のように感じます。
よくぞこれほどのものを、こんな山奥に作ったなー。
パラボラアンテナを正面側から見ると、表面のタイル状の反射パネルや、副反射鏡を支えるトラス構造が、まるで巨大宇宙船のようです。
歩き回って写真を撮っていると、守衛さんが声をかけてくれて。
「ちょうど動きますよー」
ぐわーーーん、という轟音とともに、巨大なパラボラアンテナが大きく向きを変えるところを見ることが出来ました。もう大興奮です。まるで、宇宙戦艦が主砲を構えるかのようです。これぞ男のロマンです。
思わず小学生に戻ったかのように興奮したひと時でした。
(20倍速)
紅葉の季節とは言え、平日の午前中だったので、ワタシが着いた時は他に誰も見学者はいませんでした。その後、お昼を過ぎて何人か来ましたが。それまでしばらく、守衛さんとお話ししていました。
見学者のピークは、ゴールデンウィークと夏休み期間中だそうで、その頃は結構混み合うようですね。
冬期は道路事情がさらに悪くなるので、11月の半ばくらいには見学終了にするとのこと。ただ、見学期間が終了になっても、正門前までは来てもいいそうで、実際、雪が降っても写真を撮りにくる人がいるみたいです。
職員の通勤用に除雪はするとのことでしたが、標高1,500m弱なのでガチガチに凍るでしょうから、それ相応の装備は必要です。通勤の職員さんが、途中で車を諦めて徒歩で登ってきた、なんてこともあったそうです。
思わず「熊は大丈夫ですか?」と聞いたら、鹿は出るけど熊は出ない、とのこと。でも、最近の熊出没ニュースを見ていると、あまり安心できませんよね。
見学者も少なかったので、かなり長い時間、守衛さんの楽しいお話が聞けました。なかなか面白い方だったなー。
もし、もっと近かったら、年内にもう一度くらいは見に行きたいところです。しかし、如何せん遠すぎます。途中高速道路を使っても、片道3時間ですからねー。ちょっと行ってきまーす、ってわけにはいきませんわ。
…いや、ワタシのことだから、ふらーっとまた行きそうですねw。
でも、また何度も行きたい場所(ドライブの目的地)が増えて嬉しいです。
今度は家族を連れて行きたいな。てか、子供たちがもっと小さい時に連れていけばよかったなー。
特に宇宙に興味がないお子様でも、あの迫力は一見の価値があります。ぜひご自分の眼で直にご覧下さい。おススメします!
そこで、天気の良い時を見計らって、ちょっとお出かけしてきました。
以前から行ってみたかった、臼田宇宙空間観測所。
その昔、小惑星探査機はやぶさ初号機が、任務途中に通信途絶で行方不明になった際、昼夜を問わない関係者の必死の努力により、偶然はやぶさからの微かな信号を捕まえたという、ワタシにとってはもう聖地のような場所です。
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2010/06/05 『はじめてのおつかい』
天気も良く、ちょうど紅葉も始まったばかりで景色が良いだろう、と思っていましたが、予想していたよりも道路事情が悪くて、この道でいいのか?と、少しずつ不安になってきた頃。木々の間から突然、白い巨大なものが現れました。まるで、いつもの10倍くらいありそうな大きな月が、山から昇ってきたかのようでした。
はやる気持ちを抑えながら、注意深く車を進めていくと…。
ありました、ありました。臼田宇宙空間観測所!
いやー、直径64mのパラボラアンテナ、でかいです!本当にでかい!
大きくて迫力があるのは、確かにそうなんですが。
それより何より…。
自分の持つ、ありとあらゆる言葉を駆使して表現するならば。
「かっこいいっ!」(語彙よ)
ホントこの言葉一択です。
次に挙げるとすれば。
「美しい…」(だから語彙…)
ある意味、モニュメントとか美術品のように感じます。
よくぞこれほどのものを、こんな山奥に作ったなー。
パラボラアンテナを正面側から見ると、表面のタイル状の反射パネルや、副反射鏡を支えるトラス構造が、まるで巨大宇宙船のようです。
歩き回って写真を撮っていると、守衛さんが声をかけてくれて。
「ちょうど動きますよー」
ぐわーーーん、という轟音とともに、巨大なパラボラアンテナが大きく向きを変えるところを見ることが出来ました。もう大興奮です。まるで、宇宙戦艦が主砲を構えるかのようです。これぞ男のロマンです。
思わず小学生に戻ったかのように興奮したひと時でした。
(20倍速)
紅葉の季節とは言え、平日の午前中だったので、ワタシが着いた時は他に誰も見学者はいませんでした。その後、お昼を過ぎて何人か来ましたが。それまでしばらく、守衛さんとお話ししていました。
見学者のピークは、ゴールデンウィークと夏休み期間中だそうで、その頃は結構混み合うようですね。
冬期は道路事情がさらに悪くなるので、11月の半ばくらいには見学終了にするとのこと。ただ、見学期間が終了になっても、正門前までは来てもいいそうで、実際、雪が降っても写真を撮りにくる人がいるみたいです。
職員の通勤用に除雪はするとのことでしたが、標高1,500m弱なのでガチガチに凍るでしょうから、それ相応の装備は必要です。通勤の職員さんが、途中で車を諦めて徒歩で登ってきた、なんてこともあったそうです。
思わず「熊は大丈夫ですか?」と聞いたら、鹿は出るけど熊は出ない、とのこと。でも、最近の熊出没ニュースを見ていると、あまり安心できませんよね。
見学者も少なかったので、かなり長い時間、守衛さんの楽しいお話が聞けました。なかなか面白い方だったなー。
もし、もっと近かったら、年内にもう一度くらいは見に行きたいところです。しかし、如何せん遠すぎます。途中高速道路を使っても、片道3時間ですからねー。ちょっと行ってきまーす、ってわけにはいきませんわ。
…いや、ワタシのことだから、ふらーっとまた行きそうですねw。
でも、また何度も行きたい場所(ドライブの目的地)が増えて嬉しいです。
今度は家族を連れて行きたいな。てか、子供たちがもっと小さい時に連れていけばよかったなー。
特に宇宙に興味がないお子様でも、あの迫力は一見の価値があります。ぜひご自分の眼で直にご覧下さい。おススメします!
あー夏休み [今を生きる]
いやー、大学生になって半年。
初めての…いや42年ぶりの長い長い長ぁーい夏休みも、いよいよ終わりに近づきました。
現役の時は夏休みなんてあっという間だと思っていましたが、今改めて思うのは…夏休みはやっぱり長かった!しかも大学生なんて2か月以上ですもんね。
とは言え、仕事もあるので、まったく何もないわけではありません。会社ではちょうど例の悪名高きインボイス制度に対応するため、基幹システムに手を入れていて、リリース前のテストだったり運用準備だったりで、仕事のほうは忙しくしておりました。今現在はリリースも終わってようやく一段落したところです。
せっかくの夏休み。どこか遠くに遊びに行きたいところではありましたが、この猛暑です。外に出るのも億劫だったり、年寄りを残しておくのも気が引けたりで、結局どこにも行くことはありませんでした。
思えば、息子も(無事に卒業できれば)最後の夏休みとなるわけで、誘ってどこかに出かければ良かったかなーなんて。長い長い長ぁーい夏休みのラスト一週間を残して、いまさらながらに思ったりもしています。ワタシと息子がそろって夏休みなんて、もう二度とないかもしれないのにね。
まぁそうやって無駄に過ごすのが、本来の「The夏休み」とも言えますけどね。
この夏休み期間中、遠出はしませんでしたが、息子が検定を受けるのにつきあい200kmほど先まで軽くドライブw。その帰りに日本海をまわってイカの浜焼きを食べて帰ってきました。イカを一杯丸ごと食べると、さすがに顎が痛くなって困りますね。
ワタシもフェリーに乗せてって〜
息子作:「お主も悪よのぉ」(なぜw)
初めての…いや42年ぶりの長い長い長ぁーい夏休みも、いよいよ終わりに近づきました。
現役の時は夏休みなんてあっという間だと思っていましたが、今改めて思うのは…夏休みはやっぱり長かった!しかも大学生なんて2か月以上ですもんね。
とは言え、仕事もあるので、まったく何もないわけではありません。会社ではちょうど例の悪名高きインボイス制度に対応するため、基幹システムに手を入れていて、リリース前のテストだったり運用準備だったりで、仕事のほうは忙しくしておりました。今現在はリリースも終わってようやく一段落したところです。
せっかくの夏休み。どこか遠くに遊びに行きたいところではありましたが、この猛暑です。外に出るのも億劫だったり、年寄りを残しておくのも気が引けたりで、結局どこにも行くことはありませんでした。
思えば、息子も(無事に卒業できれば)最後の夏休みとなるわけで、誘ってどこかに出かければ良かったかなーなんて。長い長い長ぁーい夏休みのラスト一週間を残して、いまさらながらに思ったりもしています。ワタシと息子がそろって夏休みなんて、もう二度とないかもしれないのにね。
まぁそうやって無駄に過ごすのが、本来の「The夏休み」とも言えますけどね。
この夏休み期間中、遠出はしませんでしたが、息子が検定を受けるのにつきあい200kmほど先まで軽くドライブw。その帰りに日本海をまわってイカの浜焼きを食べて帰ってきました。イカを一杯丸ごと食べると、さすがに顎が痛くなって困りますね。
ワタシもフェリーに乗せてって〜
息子作:「お主も悪よのぉ」(なぜw)
当たりなのか外れなのか [今を生きる]
もうかなり前になるのですが、乾燥機を購入したお店から連絡がありましてね。メーカーが該当商品を、リコールのために対策品と交換するとのこと。
へー、買ったのはもうかなり前のことなので、新品に交換してくれるのならありがたい。さっそく案内されたサイトで型式やら製造番号を登録し、対策品送付を依頼しました。
おりしも半導体不足が言われていた時期だったので、届くまでしばらくかかる様子。こっちもあんまり気にせずにいたら、そのまま忘れていました。
ピンポーン。
ある日、突然宅急便屋さんがやってきました。
はて?ネットで何も買った憶えは無いのだが?といぶかりながら出てみると、何だかでかい荷物。
段ボール箱を見てようやく気付きました。
あっ乾燥機やん!
さっそく交換。
対策品…と言うか新しい商品でした。
何だか得した気分。いや、それも変だな。不具合のあるものを買ってしまったんだから、運が悪かったと言うべきなのか…。
うーん、それでもなんか得した気分になるのはどうしてなんでしょう。
古い乾燥機は、付属の段ボール箱に入れて送り返しました。
今までありがとうね。
へー、買ったのはもうかなり前のことなので、新品に交換してくれるのならありがたい。さっそく案内されたサイトで型式やら製造番号を登録し、対策品送付を依頼しました。
おりしも半導体不足が言われていた時期だったので、届くまでしばらくかかる様子。こっちもあんまり気にせずにいたら、そのまま忘れていました。
ピンポーン。
ある日、突然宅急便屋さんがやってきました。
はて?ネットで何も買った憶えは無いのだが?といぶかりながら出てみると、何だかでかい荷物。
段ボール箱を見てようやく気付きました。
あっ乾燥機やん!
さっそく交換。
対策品…と言うか新しい商品でした。
何だか得した気分。いや、それも変だな。不具合のあるものを買ってしまったんだから、運が悪かったと言うべきなのか…。
うーん、それでもなんか得した気分になるのはどうしてなんでしょう。
古い乾燥機は、付属の段ボール箱に入れて送り返しました。
今までありがとうね。
地中深くで納涼祭 [今を生きる]
いやー毎日災害級の暑さが続いております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ワタシはと言えば、お盆の準備やら、行政区長のお仕事やらで、バタバタのお盆でした。
しかし、あまりにも暑い日が続いているので、たまには涼みに行こうかと、近くのダムの監査郎見学に行ってきました。
土日は1回につき最大10名までの見学ツアーが1日に5回あります。ちょうどお昼前の回を狙って行ったところ先客がいらっしゃいまして、人数制限で断られるかと思いましたが、何とか同じグループに入れることができました。
ワタシは以前にも何度か見学したことがあるので、めっちゃ寒いことは重々承知。あらかじめ長袖の上着を準備して、何なら早速着込んでの参加。しかし、まずは外回りの説明からと、この炎天下の中、ダムの天端(てんば)を歩かされて、汗だくのスタートとなりました(滝汗)。
さてそこから、いよいよエレベーターで地下100mへと降下です。
最下階のドアが開くと、もうそこはまるで異世界(気温的に)。
エレベーター脇の温度計は12度でした。
監査郎の中は静かで、湧き水が通路脇の排水路を流れるチョロチョロという音しかしません。また途中途中でいろんな掲示物があります。見学者を楽しませようという意欲は感じましたが、如何せん案内が速くてじっくり見ている時間がないのが残念でした。
子供向けのこんなクイズも。
(答えは、Cダムの下)
見学に入る前に、念のために撮影許可をもらいました。この涼しさ (寒さ)が伝わることを願って、写真をアップしておきます。みなさんも良かったらダムの監査郎見学で涼しみましょうw。
写真だと、傾斜があまり感じられなくて残念です。
階段は立ち入り禁止でしたが、スロープ状の通路はかなりの傾斜で、結構な山登りといった感じでしたよ。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ワタシはと言えば、お盆の準備やら、行政区長のお仕事やらで、バタバタのお盆でした。
しかし、あまりにも暑い日が続いているので、たまには涼みに行こうかと、近くのダムの監査郎見学に行ってきました。
土日は1回につき最大10名までの見学ツアーが1日に5回あります。ちょうどお昼前の回を狙って行ったところ先客がいらっしゃいまして、人数制限で断られるかと思いましたが、何とか同じグループに入れることができました。
ワタシは以前にも何度か見学したことがあるので、めっちゃ寒いことは重々承知。あらかじめ長袖の上着を準備して、何なら早速着込んでの参加。しかし、まずは外回りの説明からと、この炎天下の中、ダムの天端(てんば)を歩かされて、汗だくのスタートとなりました(滝汗)。
さてそこから、いよいよエレベーターで地下100mへと降下です。
最下階のドアが開くと、もうそこはまるで異世界(気温的に)。
エレベーター脇の温度計は12度でした。
監査郎の中は静かで、湧き水が通路脇の排水路を流れるチョロチョロという音しかしません。また途中途中でいろんな掲示物があります。見学者を楽しませようという意欲は感じましたが、如何せん案内が速くてじっくり見ている時間がないのが残念でした。
子供向けのこんなクイズも。
(答えは、Cダムの下)
見学に入る前に、念のために撮影許可をもらいました。この涼しさ (寒さ)が伝わることを願って、写真をアップしておきます。みなさんも良かったらダムの監査郎見学で涼しみましょうw。
写真だと、傾斜があまり感じられなくて残念です。
階段は立ち入り禁止でしたが、スロープ状の通路はかなりの傾斜で、結構な山登りといった感じでしたよ。
現実逃避 [今を生きる]
学生になり、はや1か月半が経ちました。
いや、もうね。…甘く見てました。まったくもってスミマセン。
学校と、仕事と、公務(今年度は区長なので)と、家の雑務と。思っていたより、時間がまったく足りませんです、ハイ。そのうえ…。
今までずっと、自分のことは理数系だとばかり思っていました。周りにも散々そう言ってきました。だがしかし…。
数学がバチクソ面白くない!
何なのあの授業は?教えようとか、興味を持たせようとかいう気持ちが、まったく感じられない。何だろうなーこのモヤモヤ感。
「これはこーです。だからこーなります」
いやまあそうなんだけど…。「なぜ」そうなるのかはまったく説明しない。そうなることで「何が良い」のかをまったく説明しない。まあ中学高校でやってきた内容でしょ?ということなんでしょうが、こちとら45年のブランクがあるわけで。とっつきくらいは振り返りをしてもいいじゃーん!
たかが因数分解程度、問題を見たらどの公式を使うか「察しろ」とか「ひらめけ」とか言うわけですよ。いや、数学者はそれでいいですよ。
「数学は情緒でします」
なんて言う天才数学者もいます。でも教える人間が「察しろ」なんて言っちゃダメでしょ。察することができるように教えるのがあなたの仕事でしょう。こんな数学の、どこが理数系なのやら。こうなるともう学問ではなく、宗教か何かでしょうか。
現役学生である息子パイセンに愚痴ったところ。
「あー教授ガチャねー。今年度はもうあきらめるしかないな」
…泣。
かと思うと。日本語の授業が、今度はバチクソ面白い。
授業の作り方もよく、構成も考えられていて、まるでEテレの番組を見てるかのよう。自分は実は文系だったのでは?と思ってしまうほど楽しい授業で、毎回ワクワクしています。
それにしても数学よ…。課題とレポートに追われる日常。思わず現実逃避に走ってしまうワタシを、どうか神様お許しください。
いや、もうね。…甘く見てました。まったくもってスミマセン。
学校と、仕事と、公務(今年度は区長なので)と、家の雑務と。思っていたより、時間がまったく足りませんです、ハイ。そのうえ…。
今までずっと、自分のことは理数系だとばかり思っていました。周りにも散々そう言ってきました。だがしかし…。
数学がバチクソ面白くない!
何なのあの授業は?教えようとか、興味を持たせようとかいう気持ちが、まったく感じられない。何だろうなーこのモヤモヤ感。
「これはこーです。だからこーなります」
いやまあそうなんだけど…。「なぜ」そうなるのかはまったく説明しない。そうなることで「何が良い」のかをまったく説明しない。まあ中学高校でやってきた内容でしょ?ということなんでしょうが、こちとら45年のブランクがあるわけで。とっつきくらいは振り返りをしてもいいじゃーん!
たかが因数分解程度、問題を見たらどの公式を使うか「察しろ」とか「ひらめけ」とか言うわけですよ。いや、数学者はそれでいいですよ。
「数学は情緒でします」
なんて言う天才数学者もいます。でも教える人間が「察しろ」なんて言っちゃダメでしょ。察することができるように教えるのがあなたの仕事でしょう。こんな数学の、どこが理数系なのやら。こうなるともう学問ではなく、宗教か何かでしょうか。
現役学生である息子パイセンに愚痴ったところ。
「あー教授ガチャねー。今年度はもうあきらめるしかないな」
…泣。
かと思うと。日本語の授業が、今度はバチクソ面白い。
授業の作り方もよく、構成も考えられていて、まるでEテレの番組を見てるかのよう。自分は実は文系だったのでは?と思ってしまうほど楽しい授業で、毎回ワクワクしています。
それにしても数学よ…。課題とレポートに追われる日常。思わず現実逃避に走ってしまうワタシを、どうか神様お許しください。
春は出会いと別れの季節 [今を生きる]
いやいやバタバタしてて更新サボってました。
ついに新年度が始まりましたね。
季節はうつろい、すでに春になりました。
今年は例年より1か月は早いです。
雪国としては異例の「桜満開の入学式」を迎えました。
以前の記事でも書いたとおり。
ワタクシ、今年度から大学生になりました。
関連記事:
2015/07/08 『40年ぶりの家庭訪問』
2023/01/28 『はいっ、そうします先生っ!』
当時、80歳を過ぎてもなお大学に通って勉強を続けていた中学校時代の恩師に触発され。
家族の温かい後押しもあって…。
「そんな大学生に、俺はなる!」
定年退職を機に、ついに念願だった大学生になりました。
45年前のワタシに教えてあげたい。
「夢は、叶う」と。
とは言え、大学生になることが目的ではありません。
大学生になることは、単なる目標に過ぎない。
中学生だったあの頃のワタシがしたかったこと。諦めていたこと。それは。
大学で『学ぶ』こと。
これからが本番。
頑張ります!
恩師の先生には直接お会いして報告したかったな。
残念ですが…前記事の翌月にお亡くなりになりました。
本当に残念。
ホント悔しい。
でも先生なら絶対喜んでくれているはず。
雲ひとつない晴天を見上げると、先生の笑顔が浮かびます。
先生ならきっと…。
ワタシの入学式。
こんなに桜が綺麗ですよ、先生。
ついに新年度が始まりましたね。
季節はうつろい、すでに春になりました。
今年は例年より1か月は早いです。
雪国としては異例の「桜満開の入学式」を迎えました。
以前の記事でも書いたとおり。
ワタクシ、今年度から大学生になりました。
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2015/07/08 『40年ぶりの家庭訪問』
2023/01/28 『はいっ、そうします先生っ!』
当時、80歳を過ぎてもなお大学に通って勉強を続けていた中学校時代の恩師に触発され。
家族の温かい後押しもあって…。
「そんな大学生に、俺はなる!」
定年退職を機に、ついに念願だった大学生になりました。
45年前のワタシに教えてあげたい。
「夢は、叶う」と。
とは言え、大学生になることが目的ではありません。
大学生になることは、単なる目標に過ぎない。
中学生だったあの頃のワタシがしたかったこと。諦めていたこと。それは。
大学で『学ぶ』こと。
これからが本番。
頑張ります!
恩師の先生には直接お会いして報告したかったな。
残念ですが…前記事の翌月にお亡くなりになりました。
本当に残念。
ホント悔しい。
でも先生なら絶対喜んでくれているはず。
雲ひとつない晴天を見上げると、先生の笑顔が浮かびます。
先生ならきっと…。
ワタシの入学式。
こんなに桜が綺麗ですよ、先生。