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パドルとフットの回生そして物理 [車]

初めての冬を迎えた我が家のe-tron。
冬になってもなぜかアダプティブクルーズコントロール(ACC)が普通に使えます。対してカミサンのA3はしょっちゅうセンサーが凍りついて使用できなくなるのに、何が違うんだろう…と不思議に思っていました。
先日今シーズン最大級の寒波とやらがやってきた際に、e-tronを車庫に入れててようやく気づきました。全面凍りついたフロントグリルの一部だけ、わかりやすく凍っていない!凍結防止用のよほど超強力なヒーターが埋め込まれてるんでしょう。

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なるほど、ここにセンサー(おそらくLiDAR)が収まっているんですね。これだけ強力に着氷を融かせれば、冬期でもACCが問題なく使えるってわけです。それにしてもこの氷を融かすためにどれだけ電気使ってるんでしょうか。電費が悪くなるのもしょうがないですね。

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ちなみに、夏場の電費は平均5.2km/kWほどでしたが、冬場になるとおよそ3.8km/kWh程度。大雪の時など最悪では3.5km/kWhくらいまで激減します。

関連記事:
 2023/12/30 『e-tron魔改造

電費の悪化は、ほとんどがエアコンの暖房かなーと思っていましたが、その後の様子を見ていると、どうもそれだけじゃなさそうです。エアコンもさることながら、路面状況も大きく影響しているようなのです。
走りながら路面状況と電費表示をチラチラ見比べていると、濡れた路面→水たまり→シャーベット状の雪→圧雪→新雪の順に、電費が悪くなっていくのがわかります。面白いことに凍結路面ではそれほど電費は落ちないんです。まぁ凍結路ではスピードを上げられないってこともあるとは思いますが。

想像するに、これってつまりタイヤの転がり抵抗ってことなんだと思います。
例えば大雨の時、道路の轍にタイヤを合わせて走る場合と、轍からタイヤを外して走る場合だと、後者のほうが全然電費が良くなります。降雪時には逆に、轍からタイヤが外れると電費が極端に悪化します。
このような状況から、電費はタイヤの転がり抵抗が大きく影響するような気がしています。場合によってはエアコンよりも顕著かもしれません。

今後タイヤが減って買い替えるとなった時には、出来るだけ転がり抵抗の少ないタイヤを選ぶことが重要かなと思います。忘れないようにしなくちゃ。



電費を向上させるためには、タイヤのチョイスだけでなく、回生を増やすという方法も挙げられますね。e-tronは手元のパドルで回生力を変更できますが、パドルだけでなくフットブレーキを踏んでも回生ブレーキがかかります。よほどの急ブレーキを踏まなければ、物理ブレーキが働くことはありません。物理ブレーキは、車が停止直前になって最後の最後でようやくかかる感じです。それにより思ったより多くのエネルギーを回収してくれるのはe-tronの良いところですね。
e-tronは減速から停止までの95%を回生ブレーキで処理しているそうで、他メーカーに比べても回生効率のレベルの高さは群を抜いています。確かにかすかな下り坂でもぐんぐん回生していきます。と言うか、回生されているのに気付いて初めて下り坂ってわかる、という感じです。

で、パドルでもフットブレーキでも同じ回生ブレーキなのかというと、どうもそうではないようで。
最近気付いたのですが、フットブレーキを踏んだ時の回生ブレーキよりも、パドルを使った回生ブレーキのほうが、エネルギーの回収率が高いような気がします。減速時にはまずパドルを使って回生ブレーキをかけて、それでも減速が足らなかったらフットブレーキを踏み足す、という方法が最も効率がいいようです。パドルでの回生ブレーキは減速感が一定のため同乗者に優しいこともあり、そんな方法をワタシは多用しています。
強いて言えば、もう一段強い回生ブレーキがあると、さらに良いんですが。

とは言え、前車がいればアダプティブクルーズコントロールが回生ブレーキを最大限使って速度をコントロールしてくれますから、あまり面倒なことを考えずとも効率よくエネルギーを回収してくれます。結局人間は指示だけ出して、コントロールは自動車さまにお任せが一番なのかもしれません。

「指示だけしてください。コントロールは自分でできます」
そもそもquattro技術がそうでしたもんね。

関連記事:
 2005/03/24 『quattro ~クルマの気持ちがわからない編~
 2005/03/25 『quattro ~クルマが本音を話すとき編~
 2005/03/26 『quattro 最終章 ~クルマに叩きのめされる編~



Vorsprung durch Technik. Ich werde dir für immer folgen!
…早速ドイツ語使いたがる初心者め。


タグ:Audi e-tron
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一年次終了 [今を生きる]

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写真はワタシが通う大学の学習センター隣の大学病院です。写ってはいませんが、そのまた隣には医科大学もあります。だから通学時にはいつも医大生らとすれ違うことになります。さすがに現役医学生となるとどの子も頭が良さそうなんですよねー。まぁ別に、張り合うつもりも、張り合える頭脳も、持ち合わせてはいないのですけれども笑。


還暦からの大学生活一年目。
いやー終わりました。終わってしまいましたわ、今年度最後の試験が。いろんな意味で終わりました。最後はかなり駆け足で、足が攣りそうになりながらも走り切った、という感じでしょうかね。
結果は…どうかなぁ。化学は厳しいかもしんない。もしかしてもしかして、生まれて初めての赤点か?ひえっ。でも一番心配だった線形代数が手応えあったんで、まあまあ良かったかなー。

長年Audi乗りということもあって、外国語の履修はドイツ語です。これまたやばいんだよなー。ドイツ語を覚えたらシュツットガルトのAudi本社へ見学に行けるかも?なんて甘い夢を見てましたが、もう全然ちんぷんかんぷんで、単位もらえる気なんかちっともしません。
ちなみに息子も第二言語はドイツ語でして。ワタシの教科書をパラパラって見て、こりゃ教科書がだめだって笑。息子の教科書見せてもらったら、あー確かにー笑。なんせワタシの教科書、アルファベットと数字の読み方の次からもう長文読解ですもの。いくら何でも、まずは自己紹介とかからでしょー、と息子は呆れてました。

それでも何でもとりあえず学期末試験は終わったので、評価が出る2月末までは大学のほうはお休みということで。あとは野となれ山となれ…じゃなくて、人事を尽くして天命を待つ、かな?いや、果たして人事を尽くしたのだろうか。

う、うんまぁ、首を洗って天命を待ってみます。


タグ:学校 大学生
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見せてもらおうかレトロフィットの実力とやらを [車]

魔改造(レトロフィット適用)を受けた我が家のとろすけ(e-tron 50)。充電速度が日本仕様50kWの足枷を外してもらい、本国仕様と同様の120kW対応となりました。およそ2.5倍です。以前の実績でSoC約40%から80%まで充電するのに大体30分ほどでした。今後は同条件ならおよそ12.5分で充電完了する計算になります。まぁ実際は損失があるのでそこまではいかないと思いますが、試してみたくてウズウズ。

とは言え、120kWをフル速度で充電できる充電器となると、現状では150kW急速充電器くらいしかありません。ところが一般的な150kW充電器はまだまだ設置数が少なく、あったとしても少々遠いのです。
しかしAudiにはPREMIUM CHARGING ALLIANCEという手があります。PCAはPorsche、VW、Audiが参画している高速充電網です。その中にはAudiディーラーに設置されているウルトラチャージャー182基が含まれています。そこで、150kWを探して早速行ってきました。とある場所のAudiウルトラチャージャー。

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このド派手な急速充電器。夜だとめっちゃ目立ちますね。近隣住民から苦情が出ないのだろうか、と要らないお世話。
このAudiディーラーには初めて行きましたが、充電器の位置が裏手の路地沿いにあり非常にわかりづらかったです。特に営業時間外だったので表通りからは入れず、行き過ぎたり戻ったりしてようやく車を入れることができました。
さてさて、レトロフィットの実力はいかに?

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充電開始はSoC35%でした。直後の充電速度は80〜85kW程度で、ちょっと残念。これなら90kWの急速充電器と大して変わりません。特に150kWの急速充電器を選んで充電するメリットはないかな〜なんて思いながら見ているとじわじわ上がってきて…SoCが60%を過ぎるあたりでようやく100kWを超える速度が出てきました。SoCが低いとセル電圧も低いのでそうそう100kWを超えることはないのか、それとも単純に寒くてバッテリーの充電能力が低かったのか、はたまた両方か。

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結局SoC75%を超えるあたりからは、再び85kW程度の速度に落ちてきてしまいました。希望を言うと、損失を差し引いて110kWくらいの速度が最初から最後までずっと続くといいなと思っていましたが、まあ世の中そんなに甘くはありませんね。
最終的にはSoC80%まで20分、29kWh分の充電が終了しました。計算上では平均で87kWの充電速度なので、90kW急速充電器よりはギリ速い、ということになります。もう少し気温が高いと高速充電が長く続くかもしれませんね。いやでも、あまり気温が高いと今度は逆にバッテリー保護機能が働いて途中で充電終了となるかも。熱マネジメントの制御自体はレトロフィット適用後でも変わらないでしょうからね。

関連記事:
 2023/10/15 『e-tron急速充電途中終了の考察


計算上150kW急速充電器の方がギリ速いとは言え、実質90kW急速充電器とそれほど大差ありません。ただその代わりに価格が大きく違います。高速道路や日産ディーラーなどにある公共の90kW急速充電器では20分の充電で550円くらいでした。これが今回使ったAudiウルトラチャージャーだと同じく20分で1,500円にもなりますから約3倍の価格です。まぁ普通に考えてAudiウルトラチャージャーは使わんよな。高速道路上の急速充電器が150kW機に入れ替わるまでは90kW機を使うのがお得だな、という結論に達しました。
そもそもAudiウルトラチャージャーは、充電だけではなく、充電待ちの時間中の接客やら何やらのプレミアムな体験を含めたサービスなので、公共の急速充電の価格と比べることはナンセンスなんですけどね。そういう意味では、今回のように営業時間外に利用することはマジ何考えてんの?と言われてもしょうがありませんね。今回はわかってて充電したのでガッテン承知の助。良い子の皆さんは真似をしないようにお願いします。


せっかくなので、充電時間と航続距離の関係を見てみましょうか。
約20分の充電で29kWhの充電量でしたからどれくらいの航続距離が得られるかと言うと、冬季だと電費が約4km/kWh、夏季だと約5km/kWhなので、大体116kmから145kmくらいの走行距離分が充電されるわけです。高速道路では1時間から1時間半に1回の充電が必要になる計算です。
本来CHAdeMOでは1回30分の充電ルールですから、もう少しSoCを減らせば1回の充電あたりの航続距離を延ばすことはできそうです。30分の充電量が43.5kWhですから搭載バッテリー量から逆算すると、SoCを38%より減らしてから急速充電するのが最も走行距離的には効率が良いようです。ただあまりにもSoCを減らし過ぎると、以前の記事に書いたように熱マネジメントの関係で充電が途中終了してしまう可能性もあるので、SoCは35%から40%で急速充電するのが一番良いのかもしれませんね。
まぁ某国では15分間で走行距離500km分の急速充電が可能なEVが発売されている現状を見ると、EVの最先端技術の進化スピードの速さには驚愕しかありません。日本メーカーは全個体電池に固執していて未だに実物を販売することもできずにいますね。ト∋タがダイハツを切り捨ててでも自社の雇用を守りたい気持ちもわからんではありません。検討だけで実行しない日本政府に、発表だけで発売しない日本自動車メーカー。やるやる詐欺に、出す出す詐欺ですか。何か似ていますね。


ついでにQ5(ガソリン車)とのコスト比較をしてみましょうか。
Q5の燃費は大体13km/Lでした。今のハイオク価格をリッター170円として計算すると1kmあたり約13円となります。
e-tronの電費は今の季節だと大体4km/kWh程度。90kWで急速充電すると1kWhが大体20円弱になるので、1kmあたりの金額が約5円ということになります。いかに電気代が上がったとは言えガソリン代と比べると半分以下、4割程度ですね。
急速充電でこれですから、自宅で充電する200Vの普通充電なら単価はもっと下がります。維持費は圧倒的にEVが安いという当初のワタシの試算の正しさが証明されました。
以前はQ5だけでガソリン代が年間40万円かかってたワタシ。e-tronではおそらく最低でも年間15万円を切るくらいにはなると思います。

先日サービスエリアのガソリンスタンドで、ハイオクがリッター200円を超えてて思わず二度見三度見してしまいました。
よそ見には気をつけましょうね。←違う


タグ:Audi e-tron Audi
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令和6年能登半島地震 [新潟県中越地震・災害]

年明け早々から、災害やら事故やらで、日本列島は大変なことになっています。
まずは、亡くなられた方やそのご家族に心からお悔やみ申し上げますと共に、生活の基盤を失くされた方、避難所生活を強いられている方々にお見舞い申し上げます。

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(日本気象協会)


その日、ワタシは家族揃って買い出しにスーパーに行っていてその時を迎えました。初売りだったこともあり、それなりに客入りは多めでした。
そこに突然鳴り出す緊急地震速報。お客や店員が持っているスマホ全てが一斉に鳴り出したのですからびっくりです。店内は一瞬で異様な雰囲気に飲み込まれました。

ワタシの住む県でも、地域によっては大きな被害を受けました。幸いこの市では大きい揺れ(震度5強)があっただけで、被害という被害はありませんでした。店内でも棚が倒れたり商品が落ちることもなく、停電も断水もありませんでした。
念の為にその後、会社のサーバーやネットワークなどを確認しに出社してみましたが、特に異常もなく、ホッと胸を撫で下ろしました。
何年か前にワタシが作った安否確認システム(気象庁の地震情報をモニタして震度5以上の地震があった際に社員に安否確認メールを一斉送信する)が正常に動作してて、そういえばこんなのあったな、と今更ながらに思い出しました。


思えば、このblogを始めるきっかけになったもの、それが平成16年の新潟県中越地震でした。その時の体験を忘れないように、備忘録のつもりで始めたのでした。

関連記事:
 tag『中越地震

あの地震の時も今回と同じく震度5強でしたね。それにしては被害が全くなかったことに驚きます。単純に運が良かっただけなのかもしれません。

明日は我が身。
被災されたすべての方に、一日でも早く穏やかな日常が戻ってくることを祈っています。


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e-tron魔改造 [車]

ほぼ2か月半の時を経て、ついに帰ってきました、ウチのとろすけ(e-tron 50)くん。家充電終了後に充電プラグが抜けなくなり、すったもんだしながら車庫から引っ張り出して、修理のためにドナドナしていったe-tronでしたが、ようやく帰ってきましたよ。代車のまま年を越すことになると、ほぼほぼ諦めていたところでした。

関連記事:
 2023/10/28 『安全装置とは

原因としては、充電プラグのロック機構の電動アクチュエータが壊れていたのだそうです。例によって本国から部品を取り寄せて交換ということで、まあまあ時間がかかりました。部品交換後、今はすっかり完治しております。
気のせいか、ロック・アンロックの音が以前より軽くなったような気もしますが、まぁ気のせいでしょうw。

実は、修理に時間がかかった理由がもう一つあるのです。
それは「魔改造」!


以前にもちょこっと書いたのですが、初期型e-tronは日本国内に導入された時、当時のCHAdeMO仕様に合わせて50kWに充電速度が制限されていました。本国や海外の仕様では120kW(上位車種のe-tron 55では150kW)ですから、残念なことに日本向けはデチューンされていたわけです。
Audiは今年、それを本国仕様に戻すレトロフィットなるサービスを発表しました。それも、新車対応ということではなく、既販車つまり既に販売された車、中古車にも適用するということでした。まぁ、それがあったからワタシも購入に踏み切った、ということもあります。

関連記事:
 2023/07/18 『諸元

実は今回の修理に合わせて、このレトロフィットを適用してもらっていました。そのために時間がかかった訳なのです。その間ずっと代車を貸しててもらったディーラーさんには感謝しております。色々な理由があり、都合3台の代車を乗り継いでいましたから、ディーラーさんにはご迷惑をおかけしたことでしょう。
ちなみに件の修理も保証期間内で無料でしたし、レトロフィット自体も無償対応ですし、まったくもって文句を言う筋合いなどはございませんです、ハイ。



さあ、ついにそのe-tronが帰ってきました!
帰ってきたということになれば、そう、試してみたくなるのがワタシの性分。年末に娘が帰省するのを良いことに、送迎という名目で、長距離運転してきましたよ。往復全行程で500kmほどでしかありませんけどね。
ただ、それでも冬のこの時期です。電費は夏に比べて格段に悪化するはず。充電速度だけでなく、航続距離の変化も気になるところでした。


先に航続距離に関して言うと。
夏場だと、満充電(充電残量100%)でスタートして、娘のアパートまで、だいたい250kmほど走ると、充電残量は20%ほどとなり、ちょうどいい充電タイミングという感じです。
今回の送迎時では出発時の充電残量が90%ほどだったという事もあり、250kmをノンストップでは走れませんでしたね。やはりPTCヒーターを使う暖房に電力が多く使われてしまうようです。最近のEVの暖房では、より効率の良いヒートポンプという方式が使われているので、PTCヒーターより電費は向上しています。でも5年も前のe-tronですから、そこまでは望むべくもありません。
実際には、夏場なら自宅から東京までは、満充電スタートだとノンストップで東京着は可能です。で、東京で80%まで急速充電。さらに帰りに途中で急速充電をもう1回といった感じになります。それが、今回の様に冬場だと、行きと帰りにそれぞれ2回ずつ充電が必要でしたね。
電費で言うと、夏場は5.2km/kWh、冬場だと3.8km/kWhくらいでしょうか。さすがに暖房がかなり影響しています。


次に充電速度がどうなったかというと。
もうバッチリでしたね。今まではCHAdeMOのバグなのかe-tronのバグなのか、充電終了予測時間に怪しい部分がありましたが、今回はおよそ計算通りの結果で、使い勝手で困ることはありませんでした。
やはり急速充電は速いことが正義だなーと身をもって感じました。とは言え、120kWフルフルで充電できる充電器はそうそうありません。それでも思い通りに充電が終了するのは、ストレスにならなくて長距離運転がとても楽です。

それからさらに良いことがありました。
以前使ってダメだった充電器があります。最近増えてきた、複数台並んだタイプの充電器。4基とか6基とか並んでて、同時に充電する台数によって充電出力が変化する、いわゆるダイナミックコントロールというタイプの充電器です。
初期のe-tronではダイナミックコントロール非対応で、1ユニット20kW分の充電速度しか出ないという仕様でしたし、実際に充電してみるとロス分を差し引いて17kW程度でしか充電できていませんでした。

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関連記事:
 2023/09/08 『目論みどおり

今回レトロフィット適用もあったので、ダメ元で試しにもう一度充電してみたところ、何ときちんと充電できるではないですか!やった!
一応、証拠に写真を載せておきます。e-Mobility Powerの6口なんちゃって90kW充電器です。

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レトロフィット適用後の充電速度は85kWでした。ロス分を入れれば90kWフルフルの速度が出ていると言って良いでしょう。ホント素晴らしい!
さらに、他の90kW急速充電器でも試してみましたが、問題なく速度が出ていました。それも、SoCが低い状態から高い状態までずっと80〜85kWをキープしているので、充電能力としてはかなり良い性能だと思います。なんせ5年前のEVですからね。
デチューンなどしないで本国仕様のまま日本に入れてもよかった気もしますが、まぁ自動車工業会の会長とか、どこかの誰かさんとかに忖度したのでしょうね。ほんと乙です。割を食うのは日本国民のユーザーなんですけど。あっ自社の雇用が守れれば後はどうなってもいいんでしたっけね。


いずれにしても、今回の魔改造でe-tronは生まれ変わりました。満充電走行距離が少ないのはもうどうしようもありませんが、急速充電速度が上がったので運用上はほとんど問題ありません。
90kW急速充電器なら、SoCが30%ほどから80%になるのに20分前後しかかかりません。トイレ休憩とちょっとした買い物をしている間に充電が終了してしまいます。逆に言うと、食事するには時間が足らないほどです。嬉しい悲鳴ですね。

さらに最近は150kW急速充電器が徐々に増えてきています。もし120kWの最高速充電が可能になれば、もっとSoCをぎりぎりまで攻めて、1時間半〜2時間に1回の充電で済ますことも可能です。そうなれば本当になんの問題もありません。いくらワタシでも2時間に1回は休憩を取りますからね。

後は、速い急速充電器と設置数。インフラが整うのを待つだけです。まぁ日本の場合、そこが大きなネックなんですけどね。
それはともかく、思いがけない故障があったことで、思いがけず雨降って地固まる。本当に大満足の魔改造でした。

終(つい)の車となる予定のワタシのAudi e-tron 50魔改造車。ずっと長く大切に乗るのでお手柔らかにお願いしますね。まだまだ細かい不満はあるにはありますが、一年の締めということでまずはここらで一区切り。また来年の記事のネタということにしておきます。

暮れも押し迫りました。皆様もお身体ご自愛ください。
また来年もいい年でありますように。


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Vol.76 黒いスーツのサンタクロース 座キューピーマジック [座キューピーマジック]

先日いつもの座キューピーマジック公演『Vol.76 黒いスーツのサンタクロース』を観に行ってきました。
いつもの、とは書きましたが、地方に住むワタシとしては「出かけたついでにちょっと芝居を観てみる」なんて感じではないんですよね。芝居を観るために綿密なスケジュールを立て、あちこちに布石を打つことが必要になります。もう芝居を観ることを中心にすべてを考えて準備していくわけです。

そしてこの季節はいつも降雪の問題があります。
昔は大体11月の半ばを過ぎると、いつ雪が降り始めてもおかしくありませんでした。ひどい時は正月前に2回も屋根の雪下ろしをすることさえありました。最近は温暖化の影響もあってか、そこまで早く降り始めることはなくなりましたが、その代わりにか、降る時は一気にドカ雪になります。
とまあそんな感じですが、予報によると楽日となる日曜日には大雪の情報が。観劇の帰りはかなりの気構えが必要です。

さらに問題がもう一つ。
御年満89歳のうちのおばぁです。最近特に(痴呆的に)怪しくなってきたので、何日も一人で置いておくわけにはいきません。そこで前回も使った手ですが、関東在住の実姉に留守番というかおばぁの付き添いをお願いしました。

関連記事:
 2023/06/08 『Vol.75 ハムレットのための特別席

今回は台風も大雪もないので、実姉の移動もスムーズ。実姉が自宅に到着してから出発することができました。
そして、ここまでして折角の上京なので、来年から一人暮らしの息子くんのアパート探しも兼ねようということになりました。さすがに今から契約するのは早すぎるので、大体の場所(最寄駅)とか町並みとか周りの環境とかをざっくり観て歩くことにしました。実際のアパートは来年に入ってから絞り込んでいきます。

さてさて、そうこうしてようやく準備万端整ったキューピー観劇です。予定どおりにコトは進み、今回も前回に引き続き、2日間をかけてダブルキャストの両公演を観ることができました。

またまた長い前置きで恐縮です。
以下、ネタバレありますのでご注意ください。



さてこの『黒いスーツのサンタクロース』という演目は、キューピーマジックの旗揚げ公演だったこともあり、最も上演回数の多い演目となっています。実際ワタシの観劇回数も最多となる演目です。とは言え、同演目で直近の上演は今からもう5年前。いやー月日が経つのは早いもんです。

関連記事:
 2018/12/12 『Vol.69 黒いスーツのサンタクロース

ほんと5年なんてあっという間ですね。
まだあの頃は役職定年過ぎたのに役職を返上させてもらえなくてモヤモヤしていた頃でしたが、今や何とか定年を迎えることができて、長年夢だった大学生になっています。課題に追い詰められる毎日ではありますが。

ま、それは置いといて。
今までの『黒サンタ』の観劇回数を数えると、なんと9回も観てました。当然最多観劇演目であります。だから入場して椅子に座って舞台の配置を見ただけでそれぞれの役者の動線が見える(笑)くらいです。
それくらいもう観尽くした演目なわけですが、じゃあもういい加減飽きたかと言われると、いや違う違うそうじゃない。毎回毎回新しい発見があるのが、キューピーマジックのマジックたる所以なのです。これだからキューピーの分析はやめられない止まらないのです。


今回特に今までと違う印象を受けたのは、物語の流れにメリハリがあって明暗と言うか陰と陽がはっきりと感じたところでした。冒頭から稽古場のくだりまでは非常にコミカルでテンポの良い流れだったのが、由紀子の台詞にシンクロした真理子の「後悔したくないの」から一転して重く暗く不穏な流れに変わっていくところ。物語の流れにギューッと急ブレーキがかかったかのようなあの感じは、観ていてドキッとしましたね。
AキャストBキャストどちらでも感じられたので、多分意図的な演出だったんだろうなと思います。


好きなシーンは沢山あります。
稽古場で由紀子と雄二のぎこちない会話にチャチャを入れる死神に、由紀子が蹴りを入れるところは可愛くて笑いました。由起子と死神がお互いに気を許している感じが出ててとっても良かったですね。

あとワタシが大好きな友則のシーンには、いつも胸を熱くさせられますね。笑いと涙を交互に畳み掛けられる、キューピーマジックお得意の演出が気持ちいいです。AキャストBキャストそれぞれの友則を感じられてそれもとっても良かったです。観劇後に家族で行った振り返りの会(笑)でも友則が話題でした。

大好きなお姉ちゃんの出演作は87作じゃなく88作だったと怒る友則。良かったのは2作だけじゃなくてみんな良かったと、烈火の如く怒る友則。でも「お姉ちゃん死んじゃうの?」に答えた死神の「ええ…寿命なんです」にはまったく動じない。スッと受け入れています。この辺りの対比も素晴らしいです。一番状況を理解できているのは友則なんですよね。感情表現が乏しいと言うより、感情以外の表現が乏しいといった感じなんでしょうか。


死神が5年前に遡って由紀子に会いに行った病院前。そこではもう死神は喋れません。うまく言葉が出せない死神は癇癪を起こしたようになるのですが、由紀子はそこで優しく「そんなに怒らないで」って言うんですよね。
「何?」とか「どうしたの?」ではなく「怒らないで」って言うんです。死神が言いたいことを伝えられなくて怒っていることをきちんと認識できている。そして慌てず落ち着いて真正面から聞こうとする。それは昔から友則と一緒にいたからだと思うんですよね。そのシーンに、子供の時からずっと友則に向けられていた由紀子の優しさが感じられて、さらに胸が温かくなりました。これは一緒に観た娘も同様に感じたそうで、振り返りの会で二人で盛り上がりました。

あと同じ場で、由紀子が印籠をもらい、その中に勇気が入っているのだと気づく瞬間。その前後の由紀子の表情の変化がたまらなく素敵でした。まるで微かにスポットが入ったかのように見えました。いやもし実際にスポットを当てたのなら照明さんGJ!
この公演、そんなところがいくつもありました。台詞のない登場人物の表情であったり動きであったり、それぞれの個性がすごく緻密に演じられていてとってもリアルだったんですよね。だからメインでしゃべっている人だけでなく、周りの人たちや舞台全体に目を向けなくちゃいけなくて、観てる方はホント大変でした(笑)。

それからそれから。
夢の中やこの世でないシーンで、台詞にエコーがかかってましたね。最初、えっ?ピンマイク付けてる?って思って、目を凝らして見てみましたがどうもそうじゃないようで。おーっ音響卓から台詞を拾ってるんだ!凄い!リアルタイムでエコーかけてる!って一人で大興奮していました。振り返りの会で聞いたらみんなも気づいてたみたいです。
いや、キューピーマジックでそういうエフェクトを使うってことに新しさを感じたというのもそうですが、そのエコーが凄くシーンにマッチしていて、とても効果的だったということに感激したのです。音効さんもGJ!


そのほかにもピンポイントで書きたいことが山ほどあるのですが、今回は自分が自分自身に一番驚いたことがありました。以前から『黒サンタ』について何度も書いてきたこと。なぜ死神が由紀子にあれほどまでに尽くしたのか?という一点です。今までのワタシの解釈では、女優である由紀子に役者だった自分を重ねているから、ということでした。そんなふうにずっと言ってきました。

関連記事:
 2000/12/24 『Vol.32 黒いスーツのサンタクロース

過去記事を遡っていくと4回目の観劇でそう結論づけたようですね。
しかしところがばってん、今回の公演でその気持ちは180度変わりました。やはり死神は由起子が好きだったのだ、と思えるようになりました。具体的に何が、というと言葉にはできないのですが。何だか今回の公演を観ていたら、あぁ人間って理屈じゃないよな、思ってるよりももっと単純なのかもな、と思えてきたんです。
四半世紀もこの演目を見続けてきてようやくかよ!とか言われそうですね。まったくもって面目ありません。もしかするとこれが最後かもしれない『黒サンタ』。回り回って最後にたどり着いた結論に、自分自身が驚いたのと同時に納得した公演でした。


そういえば、パンフレットに今回の公演は昭和っぽさをそのまま残したって書いてありました。ということは、アレが復活するのかなーって開演前は期待してましたが、結局ありませんでしたね。

「コードレスぅ〜」

個人的には大好きなシーンだったので残念です。まぁ令和の昭和らしさとはちょっと違うエピソードだったんでしょうね。
皆さんはいかがでしたか?

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明日はいよいよクリスマスイヴ。
もしもドアチャイムが鳴ったら、とっておきの笑顔で出迎えてあげてください。
それではまた。メリークリスマス!良いお年を!


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代車おかわり2杯目 [車]

e-tron(とろすけ)まだ直ってきません泣。
代車生活になって早2か月。季節も移り変わり、代車も変わり、今はA4 Avantとなっています笑。

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走行距離4,000Kmちょっと。まだまだ新車です。いつも代車っていうと白かシルバーが多いのですが、今回はブルー。新鮮な半面、ちょっと違和感…というか気恥ずかしさがあります。だって、何だか若者っぽくない?

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今回の代車遍歴:
 1台目:SQ2 『ブルーな嵐
 2台目:A6 Avant TDI 『代車おかわり
 3台目:A4 Avant TDI

SQ2はノーマルタイヤだったので、スタッドレス履きのA6に交換。
今度はカミサンのA3の点検があり、代わりにA4を借りてきて代車が2台となりました。
e-tronの修理に合わせてタイヤ交換もしてくれるって言うんで、点検が終わったA3を取りに行く際、代車A6にe-tron用スタッドレスを積んでディーラーに運び。帰りはA3に乗って帰ってきたので、最終的にA4が代車として残った、ということなんです。ややこしいですが。
きっとe-tronが直る頃には、もうすっかり雪が積もってるんでしょうね。

それにしても、e-tronのタイヤ、めっちゃ重いです。スタッドレスは19インチにインチダウンしてるのにもかかわらず、バチクソ重たい泣。A6に積むのがホント大変でした。今度e-tronが帰ってくる時は21インチのノーマルタイヤを積んでくる訳で、今回よりさらに重いそれを降ろして片付けることを考えると、今からもう恐怖しかありません泣。


とりあえず新しい仲間となったA4くんには、また例のクリスマスカラーでデコらせていただきます。写真だとわかりづらいのですけど、これにクリスマスソングを合わせて、少しだけ浮かれ気分?を味わっています。

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タグ:Audi 代車 Audi A4
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プログラミングはスキルか?センスか?それとも? [今を生きる]

先日、行政と大学が主催で、小学生対象の「こどもドローンプログラミング教室」なるものがありました。午前の部、午後の部とあり、それぞれ10名ずつの小学生が参加しました。企業も協賛していまして、そこにワタシもボランティアで会場スタッフとして参加してきました。以前からも何度かこのような教室に協力しています。

関連記事:
 2022/12/17 『先月分の4連チャン


今回使用したドローンは、教育用としてAppleのオンラインストアからも売られているものです。
記事は古いですが↓の同型機。

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プログラミング言語は、Scratch、Swift、Pythonなど複数の言語に対応していて、結構複雑な動作や、複数機で同調しての編隊飛行なども可能です。iPadでプログラムを作ってWiFiで接続して…なんて、ワタシが小学生の頃からはとても考えられません。当時夢見ていた二十一世紀の未来ですね。対象が小学生なので言語はもっぱらScratchになりますが、命令ブロックを積み重ねるだけでドローンが自動飛行してしまうのですから、すごい世の中になったものです。

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「子供の頃にこんなのがあったら絶対楽しかったよね」
「もう宿題そっちのけでのめりこんでたと思う」

ワタシと一緒にボランティア参加していたおじさんスタッフも、子供たちのフォローをしながら「羨ましいねー」を連発していました。


3〜4年生くらいと思われる子供に聞いてみました。

ワタシ「学校でもプログラミングを勉強するんでしょ?」

小学生「やってる」

ワタシ「どんなことやってるの?」

小学生「英語だよ」

ワタシ「(へーテキストコーディングやってんのかー)」
   「プログラミング言語は何かな?何という言語を使ってるの?」

小学生「だから英語」

ワタシ「その名前は?」

小学生「英語だってば」

ワタシ「開発かんきょ…あー、ふーんそうかー」
   「(プログラミング言語という概念は理解できてないんだー)」


そんな感じでした。
プログラミングの授業なんか、多分小学校の先生も何もわからずに教えてるんだろうなー。文科省もただ海外の真似をしてるだけで、現場をまるでわかってないし。


そう言えば、Apple News Radio ワンボタンの声の@yamamuraさんが、プログラミング言語は言語じゃない的な話をしていましたね。以前も、英単語をみんな覚えないとプログラミングできないとか、英文法と違うとか、番組で言ってたのを聞いたことがあります。

ワタシはプログラミング言語はそれが一つの言語だと思いますね。
例え英単語を元にしていようがが独自の文字を使おうが、プログラミング言語は独立した言語です。だから英語の文法とプログラミング言語の文法が違ってて当たり前です。プログラミング言語のリファレンスに載っているのがその言語の正しい文法です。英語と比べてどうこう言うのは間違っていると思います。

プログラミング言語を習ってて、あれがおかしい、これが納得できない、と言う人がいます。いやそれ言語だから。あなたはそれを覚えようとしているわけで、あなたの気持ちがどうかは関係ありません。おかしかろうが納得できなかろうが、それをそのまま受け入れなければならないのです。

この割り切りはスキルなのかセンスなのか、あるいはただの知識なのかはわかりません。ただ、この小学生が今度本当の英語を習い始めた時に、逆に英語で道に迷わないことを祈るばかりです。
来年も声がかかればボランティアスタッフに参加するつもりです。

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クリスマスカラー [車]

まだまだ代車の日々が続いております。

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 2023/10/28 『安全装置とは
 2023/10/29 『ブルーな嵐
 2023/11/16 『代車おかわり

その後、ディーラーから連絡がありました。
原因は、充電プラグをロックするソレノイド(電磁石で動作するアクチュエーター)が動作不良を起こしていたのだそうです。プッシュソレノイドなのかプルソレノイドなのかわかりませんが、安全側に壊れるフェイルセーフが働いたってことです。充電中にプラグが外せてしまうよりも、充電プラグが外れなくて車が動けなくなるほうが、より安全である(キリッ)ということですかね。まぁそうですね。…そうでしょうとも。

「Vorsprung durch Technik(ドドストトン)笑」


ということで、ワタシのとろすけ(e-tron)は現在、本国からの部品待ちとなっています。
そうそう。修理ついでに、例の「レトロフィットキット」を適用してくれるとのこと。これで充電速度が、日本仕様の50kWから本国仕様の120kWに、格段に性能アップします。わーい!
120kWが出せるCHAdeMO充電機なんて、今日現在で30か所(ワタシ調べ)くらいしかありませんが、最近少しずつ増えてきている90kW機だとしても今までの半分近い時間で充電が終わると思えば、控え目に言っても「バチクソ楽しみ」です。

例えば今まで、50kW機で30%ほど充電(SoC50%→80%)するのに30分かかっていたのが、90kW機だと15分ちょい。これならトイレ休憩程度で済んでしまいますね。途中で充電が停止しないようにSoCを高めの40%から充電したとしても、80%まで20分〜25分程度しかかからないことになりそう。いやー、そうなればワタシ的にはもう充分です。逆に、ゆっくり買い物や食事をする余裕が更になくなって、困る嬉しい悲鳴かも?
満充電航続距離が延びるより、充電速度が向上するほうが、使い勝手が良くなるのが目に見えています。


もうすぐ、もうすぐ。
はやく帰ってこないかなー♪
そんなワタシは、傍から見ると、クリスマスイヴのサンタさんを待つ子供のようです。

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コーラスやアカペラ好きが高じて、若い頃から一年中クリスマスソングを聴いていたワタシ。
今はテスト期間中にもかかわらず、サンタさんがとろすけを担いで(爆)来るのを妄想しながら、クリスマスカラーのアンビエントライトに包まれて、一人で浮かれて盛り上がっています。

では皆さんも。
メリークリスマス、良いお年を!
(いやまだ早いしw)


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代車おかわり [車]

代車生活もそろそろ1か月になろうとしています。
先日お借りした代車SQ2は、3週間弱で3,000km以上走りまして、オドメーターの桁を上げてしまいました。ごめんなさい。

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 2023/10/29 『ブルーな嵐

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そしてただいま2台めの代車となっています汗。
ここ最近急に冬の足音が聞こえ始めてきたため、ディーラー担当者が気を利かせて、スタッドレスタイヤを履いた代車に交換してくれました。

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ガソリン車のSQ2を返上し、今度はディーゼル車のA6となりました。燃料代的には助かるのですが、なんかちょっとイマイチなんですよね。停止状態から発進、加速する際に、トルク感が全然ないんですよ。特に1,800rpm以下。
元々ディーゼルって、低速域からの高トルクが持ち味だったかと思うんですが、ターボが効いてくるまでは、全然トルクがスカスカなんですわ。エンジン特性なのかSトロニックの制御なのかはわかりませんけど。

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SQ2の時は、久しぶりのアイドリングストップだったので、違和感ありまくりでした。さらにこのA6の場合は、一時停止でいちいち過給が落ちちゃうからか、再発進、再加速時のもたつきが半端ありません。
ガソリンのA6ならどうなんだろう?せめてそっちのほうが、ピックアップが良いのでは?と思わせるほど。少なくとも以前乗ってたC5系、C6系のA6のほうが不満はなかったなー。ガソリン車だったから?それともティプトロニックだったから?それとも美化された記憶w?

関連記事:
 2019/03/09 『愛車遍歴9
 2019/03/17 『愛車遍歴11

SQ2ではアイドリングストップをOFFにできたので、しょっちゅうOFFってました。A6ではOFFにできないようなので、一時停止のたんびにこのもたつき感が顔を出し、都度毎回イラっとしています。ああ、歳を取ると気が短くなってきて困りますね。
EVではアイドリングストップなど関係ありませんから、e-tronに慣れたワタシにとっては、このリニアじゃない、スムーズじゃない内燃機関車は、非常にストレスを感じます。
(後日追記:アイドリングストップOFFできました!)

エンジン車ってこんなに扱いづらかったっけ?
あーあ。とろすけ、早く帰ってこないかなー泣。

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 2023/10/28 『安全装置とは


ウチのとろすけは、あの後どうなってるんだろ?
Audi Japanから、充電プラグの裏にアクセスするには、まず運転席ドアを外せって言われたって、ディーラーのサービスマンがビビってたけど。
そこでこっそり、アプリでe-tronの状況を覗いてみると…。

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おーやっぱりドア外してるんやないかw!
なんだかどんどんオオゴトになっているなー。ただ単に、充電プラグのロックが外れればいいだけなのに…。てか、充電プラグ自体をバラシたほうが早いんじゃないかい?
本当に直るんだろうか、心配になってきた。

そういや最近、やたらAudi Japanからのメールが多くて。

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Q8 e-tronをグイグイ推してくるんですけどー。
なんか狙ってる?狙われてるのワタシw?
うん、それいらないから、早よ直して!!

何だかんだ言って、意外と初代e-tronが気に入ってるワタシなのです。


タグ:Audi A6 代車
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