怪獣たちの眠る場所 [本・音楽]
こんなこと書くと、ファンの方から思い切り叩かれそうですが。
この人の本って、会話ばっかりで描写が少なくて、元々あまり好きではありませんでした。
まぁ軽く読めるので、移動時の暇つぶしくらいに思ってました。
今回、キオスクでたまたま手に取ったある本。
他に良さそうなのも見つからないので、ほんと〜に暇つぶしのためだけに買いました。
が、読み進めていて、ちょっとドキッとする一節がありました。
「ねえ、毎週毎週、あんなものを見せられて、子供たちの中に、違う世界の奴は戦って殺すしかないんだ、という考えがいつしか根づいているとしたら……。あの子たちが大人になったとき、またいとも簡単に戦争を始めてしまいそうな気がして」
後になってからでは遅い、いや…もしかすると、もうすでに遅いのかもしれない。
子供たちのために、未来のために、私たちが今しなければいけないことが、きっとあるはず。
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