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プログラミングはスキルか?センスか?それとも? [今を生きる]

先日、行政と大学が主催で、小学生対象の「こどもドローンプログラミング教室」なるものがありました。午前の部、午後の部とあり、それぞれ10名ずつの小学生が参加しました。企業も協賛していまして、そこにワタシもボランティアで会場スタッフとして参加してきました。以前からも何度かこのような教室に協力しています。

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今回使用したドローンは、教育用としてAppleのオンラインストアからも売られているものです。
記事は古いですが↓の同型機。

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プログラミング言語は、Scratch、Swift、Pythonなど複数の言語に対応していて、結構複雑な動作や、複数機で同調しての編隊飛行なども可能です。iPadでプログラムを作ってWiFiで接続して…なんて、ワタシが小学生の頃からはとても考えられません。当時夢見ていた二十一世紀の未来ですね。対象が小学生なので言語はもっぱらScratchになりますが、命令ブロックを積み重ねるだけでドローンが自動飛行してしまうのですから、すごい世の中になったものです。

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「子供の頃にこんなのがあったら絶対楽しかったよね」
「もう宿題そっちのけでのめりこんでたと思う」

ワタシと一緒にボランティア参加していたおじさんスタッフも、子供たちのフォローをしながら「羨ましいねー」を連発していました。


3〜4年生くらいと思われる子供に聞いてみました。

ワタシ「学校でもプログラミングを勉強するんでしょ?」

小学生「やってる」

ワタシ「どんなことやってるの?」

小学生「英語だよ」

ワタシ「(へーテキストコーディングやってんのかー)」
   「プログラミング言語は何かな?何という言語を使ってるの?」

小学生「だから英語」

ワタシ「その名前は?」

小学生「英語だってば」

ワタシ「開発かんきょ…あー、ふーんそうかー」
   「(プログラミング言語という概念は理解できてないんだー)」


そんな感じでした。
プログラミングの授業なんか、多分小学校の先生も何もわからずに教えてるんだろうなー。文科省もただ海外の真似をしてるだけで、現場をまるでわかってないし。


そう言えば、Apple News Radio ワンボタンの声の@yamamuraさんが、プログラミング言語は言語じゃない的な話をしていましたね。以前も、英単語をみんな覚えないとプログラミングできないとか、英文法と違うとか、番組で言ってたのを聞いたことがあります。

ワタシはプログラミング言語はそれが一つの言語だと思いますね。
例え英単語を元にしていようがが独自の文字を使おうが、プログラミング言語は独立した言語です。だから英語の文法とプログラミング言語の文法が違ってて当たり前です。プログラミング言語のリファレンスに載っているのがその言語の正しい文法です。英語と比べてどうこう言うのは間違っていると思います。

プログラミング言語を習ってて、あれがおかしい、これが納得できない、と言う人がいます。いやそれ言語だから。あなたはそれを覚えようとしているわけで、あなたの気持ちがどうかは関係ありません。おかしかろうが納得できなかろうが、それをそのまま受け入れなければならないのです。

この割り切りはスキルなのかセンスなのか、あるいはただの知識なのかはわかりません。ただ、この小学生が今度本当の英語を習い始めた時に、逆に英語で道に迷わないことを祈るばかりです。
来年も声がかかればボランティアスタッフに参加するつもりです。

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