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小林幸子さんが「配慮」したもの [時事ネタ]

今年の紅白では、小林幸子さんのド派手衣装が見られないらしいですね。
「新潟県中越地震の被災者に配慮」と報道されています。
実際はどうなんでしょう。

小林幸子さんが被災地に慰問に来た時には、被災者の人たちからは口々に、「紅白の衣装で私たちを励まして!」という声がかけられていました。
このように、被災者の間では、派手な衣装に対して否定的な意見は全くありません。
「同じ越後人よ。こんな時だからこそ、派手に一発やってくれ」
本当はこれが越後人の偽らざる気持ちなのです。

それなのになぜ衣装を脱ぐのでしょうか?
所属事務所には「被災者に配慮しろ」と、かなりな数の電話がかかったのだそうです。
おそらくこの苦情は、被災者や新潟県人からではなく、もともと紅白や小林幸子さんが嫌いな人たちなのでしょう。
正義の味方のふりをして、自己満足している偽善者たち。
何にでも批判的で、それでいて自分からは建設的な意見は出さない。
結局、「配慮」したのは被災者にではなく、そんな心無い人のくだらない意見に対してだったということです。
それは「自分の歌を本当に必要としている人たちに背を向けて歌う」ということです。
そんなことで、真に人の心に伝わる歌が歌えるのでしょうか。
今回の紅白では、被災者に向けてコメントなどしてもらいたくありません。
本当に被災者のことを思うなら、人気が落ちようが、何を言われようが、着たらいいのです。
本当に「配慮」するのなら、舞台の上でなく、被災地に来て、被災者の前で歌えばいいと思います。
それすら出来ないのに「がんばって」なんて言って欲しくありません。

もっと穿った考え方もできます。
小林幸子さん自身も、あの紅白の衣装対決はやめたがっていました。
2000年の紅白では、これが最後という触れ込みでしたし。
ご本人、あるいは事務所側からすると、ようやく大手を振ってやめられる、よい機会なのかもしれません。
勝手に「配慮」などと、言い訳に使われた被災者こそ、いい面の皮ですね。


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nal

当事者ではないので、意見するのが躊躇われますが、
まさしくGEN11さんと同じ事を思っていましたので、足跡のこさせて頂きます!
by nal (2004-12-27 09:38) 

GEN11

nalさま。いつもblog拝見しています。
niceとコメント、ありがとうございます。

ちょっと熱くなりすぎたかと反省してましたが、共感していただけて、それがnal様なんてとっても光栄です。
by GEN11 (2004-12-27 12:38) 

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