SSブログ

クレームに踊らされた黒猫隊の哀れな末路 [今を生きる]

この春から大学生となり一人暮らしを始めた娘。
クロネコメンバーズというものに入ってもらいました。
何が良いのかと言うと、自分宛てに発送された宅急便をどこで受け取るか、曜日ごとに指定できるMyカレンダーサービスが使えるのです。自宅宛に発送された荷物を、受け取る側の都合で、土日は自宅受け取り、平日はコンビニ受け取り、とか指定できます。通常では毎回再配達になってしまうところですが、このサービスを使えばコンビニ受け取りに設定しておくことで再配達をなくせますね。

コンビニ受け取りはAmazonとかから発送する場合は可能ですが、個人で出す荷物を、発送する側から直接コンビニ受け取りに指定することはできませんので、とても助かります。
ということで、さっそく受け取り場所を全曜日コンビニ受け取りに指定しました。これで不在時の配達を気にすることなく出かけられます。

と思ってたのですが、実際に娘に荷物を送ってみると…。
「受け取り場所の自動変更はできませんでした」とのメールが来た、と娘から連絡が。
結局自宅受け取りになり再配達にせざるをえませんでした。
よくよくサービスの条件を確認してみると下記のようでした。

・手書きの送り状はだめ
・サービスに登録してある本人情報と同一でないとだめ
 (電話番号など間違えるとダメだったり)
・配達日時指定してるとだめ

いろいろ細かい制限があるようです。
確かに配達日時指定してましたから、納得。
で、次の荷物では条件に注意しながら送ってみたところ。
やはり「受け取り場所の自動変更はできません」のメールが来たと。

集荷センターで聞いてみると伝票を調べてくれました。

「特に条件は満たしているようですが…」
「サポートに聞いてみたらどうでしょうか?」

ということで今度はクロネコメンバーズのサポートに電話してみます。
延々と今までの経過を説明すると、調べて折り返します、ということでいったん電話を切ります。
しばらくしてコールバックがあり、話を聞くと。

配達日時の指定なしだった荷物でしたが、集荷センターの担当が気を利かせて配達日を入れてしまった、ということでした。
配達希望日時が指定されていると受け取り場所の自動変更ができず、自宅への配達となったわけです。
サポートは平謝りで「集荷センターの担当者にはきちんと指導いたします!」とのことで一件落着…かと思われました。

三度目の正直。
次に送る荷物では、集荷センターで受付票控えをよくよく確認してみると。

IMG_5061.jpg

間違いなく配達希望日時は入っていません。
が、荷物に貼られた伝票を見ると、何と配達希望時が入っている!
その場で担当者に聞いてみたところ。

「これはシステムで自動的に入ってしまうんです…」

なんということでしょう。
サポートは「担当者が気を利かせて」と言ってましたが、実際は「入荷システムの仕様」だったのです。


ワタシ: 日時指定なしの荷物を出す
 ↓
集荷所: 入荷システムで自動的に配送日が指定される
 ↓
Myカレンダーサービス: 配送日が入っているので適用外となる
 ↓
ワタシ: キーッとなる ←イマココ


このサービスについてググってみたところ、もともとは配達希望日時が指定してあっても受け取り場所の変更は出来たみたいなんです。
それが「日時指定なのに勝手に受け取り場所が変更される」というクレームが多発したみたいです。
結局、日時指定の荷物はサービスの対象から外された…と。

勝手に受け取り場所が変更される?
…って、いやいや、そういうサービスなんですが。


ワタシが思うには。
日時指定は送る側の希望、受け取り場所自動変更は受け取る側の希望。
どちらの希望を優先させるべきか、と考えると、受け取る方でしょ?と思うんです。
そのうえで「受け取り場所変更の設定により場所を変更したが荷物は日時指定ですのでご注意ください」とのメールが入れば一番いいですよね。

何もわかっていない外部のクレームに安易に対応したことで、使えるはずのサービスが意味をなくして使えなくなってしまったという話。
システム開発した外注SEが聞いたら発注担当者のPCぶん投げそうな話ですね。
世の中、不毛なことばかりです。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

人気ブログランキングへ