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キーボードの思い出 [パソコン]

Appleな話題満載のPodcast、Apple News Radio ワンボタンの声へのコメントを、なぜかこっそりblogに書いてしまうこの試み(笑)。
配信の中で話題になっていたUKキーボードで思い出したことがあります。


その昔、ウチの会社で使ってた古い三次元測定機のPCが壊れました。
いつ頃だったのかな。
多分Windows95かWindows98の時代だったでしょうか。

「GEN11さんパソコン詳しいから…直せない?」

そんな声がかかりました。
現象を聞くとどうもHDDクラッシュのよう。
OSやソフトは揃っているらしいので、HDDさえ入れ替えれば直るのでは?と思いました。

実機を見に行って驚きました。
パソコンはパソコンでも、なんとIBM 5170。
いわゆるIBM PC/ATってやつです。
OSは何とPC DOS 3.0で、それもドイツ語版でした。

01-01.gif
(画像はお借りしました)


たまたま同じインターフェースのHDDがあったので、とりあえず交換してみました。
早速、OSをインストールしようとしていると。

「あれっ?おかしいぞ?」

なんか、タイプするキーと表示される文字が違う。
よくよく見てみると、何とキーボード はUSキー配列。
ドイツ語版OSとUSキーボード。

四苦八苦しながらも、どのキーにどの文字が割り当てられているのか、一つ一つ調べていきました。
アルファベットの位置はYとZが入れ替わっているくらいでしたから良かったのですが、記号関係はしっちゃかめっちゃかで苦労しました。
「マイナス」とか「コロン」とか、「スラッシュ」や「バックスラッシュ」とか、DOSでは一番使う記号がなかなか見つかりませんでした。

夜中までかかって「バックスラッシュ」が「左Alt」+「0の右(JIS配列ほ)キー」だったのを突き止めた時は、思わず万歳を叫びましたね。

それからようやく修理にかかったわけですが、壊れたHDDも読める部分がかなりあることがわかり、測定器の制御ソフトの設定ファイルなどを救出できたことで、思いの外簡単に復旧することができました。

確か新しい三次元測定器を買うとなると数千万するとかどうとか。
今思えば…。

ワタシ、一千万円くらいもらっても良かったよね!


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