ダブルオーは西暦の世界線 [今を生きる]
先日とある大学で、宇宙エレベータークライマーチャレンジなるものがあったので、ちょこっと行ってきました。
いくつかの大学や社会人などがチームを組んで、宇宙エレベーター(軌道エレベーター)の模型を動かし、速さや正確さを競う、といった競技?です。
当日午前中は4回目のワクチン接種だったので、午後からの出発でした。
なんだ最近出遅れることが多いなw。
関連記事:
2022/09/25 『エスと息子とカニコーラ』
県内とはいえ車で1時間半ほどかかります。
まあ副反応が出るにしても、夕方くらいまでは大丈夫だろう、とふんでました。
もっと早く出発できれば、学食で宇宙ゼリーとか食してみたかったのですが、着いた時にはすでに学食は終了してました。
でも、もうひとつ気になっていた、大林組のかたの講演が(半分ほど)聞けたので、まあ良かったです。
言われてみれば、なんですけど。
宇宙エレベーターがリニアモーターカーレベルの時速500kmで上昇したとしても、地上36,000kmの静止軌道上に着くまで3日ほどかかります。
ってことは、宿泊施設が必要になるわけで。
今まで何となく、ゴンドラみたいな普通のエレベーターを想像していましたけど、実際には、ホテルあるいはクルーズ船みたいな、大きな建造物になるのでしょうね。
また、エレベーターが上下するのに使うケーブルとかワイヤーとかって、大きな吊り橋で使うような、太さ何メートルもあるケーブルが、地上から宇宙に向かってドーン!とぶっ立っている様子を今までは想像していました。
しかしそれでは、自重でケーブルの強度が持たないのだそうです。
今考えられているのはカーボンナノチューブ製で、もし継ぎ目のない連続した無欠陥のものが製造可能になれば、幅が数cm、厚さ1mm以下程度の、リボンみたいなものになるとのこと。
宇宙からぶら下がってきている蜘蛛の糸につたって、クルーズ船が時速数百kmで昇降する。まったく想像を絶する風景になりそうです。
さて、現代のクライマーチャレンジは、というと。
超特大のクレーンから吊るされた4本の紐(テザー)に、1チームずつ順番にエレベーターを設置して動かします。
4本のうち、2本はロープ形状。2本はリボン形状。
エレベーター(クライマー)の設計によって、どちらかを選択できるようです。
テザーの長さ(高さ)は60mと言ってました。
実際にクライマーが動くのを見ると、思っていたより結構速くてびっくり。
速いクライマーだと、だいたい4~5秒で登り切る感じでしたね。
60mを5秒だとして、時速に直すと…43.2km/hかな?
結構どころか、かなり速いですよね。
世界最速ウサイン・ボルトとほとんど同じくらいのスピードですよ。
でも例えこの速度でも、静止軌道まで5週間もかかる計算。
いやはや凄いねこりゃ。先は長いってことだ。
テザーの下端と上端には緩衝材のブロックが付いています。
上昇時には上端の、下降時には下端の緩衝材に接触すると、減点になるそうです。
つまりクライマー自身が、常にテザーのどの位置にいるのかを、正確に把握している必要があるってことですね。
駆動系から計算してたら、滑りによる誤差でどうにもならないでしょうから、カメラ画像とか?ミリ波レーダーとか?そういったものを駆使しているのでしょう。
めっちゃハイテク。
ただ残念なことに。
見学場所から競技会場までは結構な距離があります。
そのうえ、進行を伝えるアナウンスや解説などはまったくないため、今、どのチームが、何をしてて、これから何が始まるのか、まったくわからないんです。
チームの皆さんの動きを見てて、あっそろそろスタートするかな?って思ってると…動かない。クライマーを外して持って行っちゃう。なんてことがざらにあります。
動く動く詐欺か!ってな気持ちにだんだんなってきます。
もう少し進行がキチンとして、ロボコンや鳥人間コンテストみたいなイベントになってくれると、見ている方も楽しめるのになー、なんて思いました。
ちなみに。
その夜からは副反応のためあえなくダウン。
2日間も寝込みました(泣)。
いくつかの大学や社会人などがチームを組んで、宇宙エレベーター(軌道エレベーター)の模型を動かし、速さや正確さを競う、といった競技?です。
当日午前中は4回目のワクチン接種だったので、午後からの出発でした。
なんだ最近出遅れることが多いなw。
関連記事:
2022/09/25 『エスと息子とカニコーラ』
県内とはいえ車で1時間半ほどかかります。
まあ副反応が出るにしても、夕方くらいまでは大丈夫だろう、とふんでました。
もっと早く出発できれば、学食で宇宙ゼリーとか食してみたかったのですが、着いた時にはすでに学食は終了してました。
でも、もうひとつ気になっていた、大林組のかたの講演が(半分ほど)聞けたので、まあ良かったです。
言われてみれば、なんですけど。
宇宙エレベーターがリニアモーターカーレベルの時速500kmで上昇したとしても、地上36,000kmの静止軌道上に着くまで3日ほどかかります。
ってことは、宿泊施設が必要になるわけで。
今まで何となく、ゴンドラみたいな普通のエレベーターを想像していましたけど、実際には、ホテルあるいはクルーズ船みたいな、大きな建造物になるのでしょうね。
また、エレベーターが上下するのに使うケーブルとかワイヤーとかって、大きな吊り橋で使うような、太さ何メートルもあるケーブルが、地上から宇宙に向かってドーン!とぶっ立っている様子を今までは想像していました。
しかしそれでは、自重でケーブルの強度が持たないのだそうです。
今考えられているのはカーボンナノチューブ製で、もし継ぎ目のない連続した無欠陥のものが製造可能になれば、幅が数cm、厚さ1mm以下程度の、リボンみたいなものになるとのこと。
宇宙からぶら下がってきている蜘蛛の糸につたって、クルーズ船が時速数百kmで昇降する。まったく想像を絶する風景になりそうです。
さて、現代のクライマーチャレンジは、というと。
超特大のクレーンから吊るされた4本の紐(テザー)に、1チームずつ順番にエレベーターを設置して動かします。
4本のうち、2本はロープ形状。2本はリボン形状。
エレベーター(クライマー)の設計によって、どちらかを選択できるようです。
テザーの長さ(高さ)は60mと言ってました。
実際にクライマーが動くのを見ると、思っていたより結構速くてびっくり。
速いクライマーだと、だいたい4~5秒で登り切る感じでしたね。
60mを5秒だとして、時速に直すと…43.2km/hかな?
結構どころか、かなり速いですよね。
世界最速ウサイン・ボルトとほとんど同じくらいのスピードですよ。
でも例えこの速度でも、静止軌道まで5週間もかかる計算。
いやはや凄いねこりゃ。先は長いってことだ。
テザーの下端と上端には緩衝材のブロックが付いています。
上昇時には上端の、下降時には下端の緩衝材に接触すると、減点になるそうです。
つまりクライマー自身が、常にテザーのどの位置にいるのかを、正確に把握している必要があるってことですね。
駆動系から計算してたら、滑りによる誤差でどうにもならないでしょうから、カメラ画像とか?ミリ波レーダーとか?そういったものを駆使しているのでしょう。
めっちゃハイテク。
ただ残念なことに。
見学場所から競技会場までは結構な距離があります。
そのうえ、進行を伝えるアナウンスや解説などはまったくないため、今、どのチームが、何をしてて、これから何が始まるのか、まったくわからないんです。
チームの皆さんの動きを見てて、あっそろそろスタートするかな?って思ってると…動かない。クライマーを外して持って行っちゃう。なんてことがざらにあります。
動く動く詐欺か!ってな気持ちにだんだんなってきます。
もう少し進行がキチンとして、ロボコンや鳥人間コンテストみたいなイベントになってくれると、見ている方も楽しめるのになー、なんて思いました。
ちなみに。
その夜からは副反応のためあえなくダウン。
2日間も寝込みました(泣)。
タグ:宇宙エレベーター
39.7度!!
副反応の許容範囲を超えてますね、、、今は回復されたんでしょうか。お大事に。
by nal (2022-10-01 11:20)
nalさん
ご心配ありがとうございます。
今はもう大丈夫です。
3回目もこれくらいでしたので来るかな〜とは思っていました。
また次もあるのでしょうかね。はぁ
by GEN11 (2022-10-02 16:35)