SSブログ

コンピューターおばあちゃん [パソコン]

世の中にはいろんな人がいるもんで。

NHKみんなのうたで昔流されていた「コンピューターおばあちゃん」の映像の中に、一部不適切な写真があると、DVDを見た人から指摘があったそうな。

報道資料 みんなのうた「コンピューターおばあちゃん」について

今後放送の予定も無い30年も前の作品を、手直しするそうな。



ウチもDVD持ってます
さっそく問題の映像とやらを拝見。

報道を見た時には、サブリミナル効果を狙った、何か犯罪的なものを想像していました。
実際見てみると…。

ま、確かにありますわな。
でもサブリミナル効果というほどのものではなく、単なる演出ですよね。
それもコマ送りでないとわからない。

つうか、これに気づいた人ある意味怖い。
映像が不適切という以前に、気づいて指摘したという、その人が怖いです。
逆にその人について、何だかすごく粘着質な感じを抱くのはワタシだけでしょうか。
映像作品をそんな目でしか観られないのって…。
例えば、ごちそうを食べるときにピンセットでちまちま分解して、中に何が入っているのか細かく分類、確認しながら食べるような?
そんなことして美味しいのでしょうかね。

いや…。それでも、いろんな人を受け入れていくのがこのblog(爆)。
きっとその人はそれで幸せなんでしょうね。
何だか少し可哀想な気がしますけど。



ワタシ思うんです。
この映像の問題の部分って、コンピューターを使っていろんな情報を渡り歩くという(今となってはもう死語かもしれない)Webサーフィン、ネットサーフィンを表しているのだと思います。
当時そんな言葉があったかどうかはわかりませんが、30年も前の時代にあって、この映像はコンピューターの未来、今のインターネット社会というものをすごく的確に、ものすごく上手に表している、と改めて見て感じました。

自分にとって必要な情報も必要でない情報も、適切な情報も不適切な情報も、正確な情報も不正確な情報も、すべて同列に扱うしかない、このネット社会。
その情報の海の中から、何を、どうやって、拾い上げるのか。
結局重要なのは、実社会と同じように、個人の責任であったり、力量であったり、リスクであったり。

そんなことを考えていると、この映像のどこが悪いのか、ワタシにはわかりません。
ワタシもNHKオンラインから購入したので、もしかすると手直ししたDVDが送られてくるかもしれませんが、もしそうなっても返送はしたくありませんね。

「制作者のイメージを大切にしたい」

やんわりとそうお断りするつもりです。



関連記事:
 2010/07/04 『コンピューターおばあちゃん その後
 2021/08/07 『がんばれICTおばあちゃん


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 2

アキオ

なんでもかんでも引っ込めるのは、なんか納得できませんね。
何か言われたらすぐ引っ込めるって、作った人よりもなによりも、
発信する側が、責任逃れをしてるだけのような気がするし、
なんでも言われるがまま、て、あんたらの指標はどこにあるんだ、って話ですよね。
by アキオ (2010-04-03 12:39) 

GEN11

アキオさん
NHKは何をやっても叩かれる側ですから無理もない気もします。
押し切ったらもっと叩かれたりして。
どのみち不払いの理由にされるだけですから(爆)。

それより、不適切だと思ったら自分の子供に見せなきゃ良いだけ、という気がします。
何ならDVD返品して返金してもらえば?って思います。
そんなの個人の問題でしょって。

この世の中、民放などはもっと露骨な映像をふんだんに垂れ流していますよ。
観るか観ないかは個人の判断。
だからウチはNHK(爆)。
by GEN11 (2010-04-03 12:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

人気ブログランキングへ