大迫力っ 全天周映像

前回「3年遅れのただいま」で小惑星探査機「はやぶさ」の記事を書きました。
その後Webをあちこち見てたら、プラネタリウムで観る「はやぶさ」の映画があることを知りました。


全天周映像 HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-

プラネタリウムで上映される映画っていうと、スクリーンの一部を使った子供向けのアニメくらいしか思い浮かばないのですが、この映画は違います。
なんせ、プラネタリウム全天を使った映画なのです。
それもナレーションがあの篠田三郎です。ウルトラマンタロウですよーっ。

「はやぶさ」の地球帰還は6月13日だもの。これは観るしかないでしょ！
とは思うものの、上映館は限られている（全国で15館しかない）し、その中でも26分の短編しか上映しないところがあります（フルは43分）。
どうせ観るならフルバージョンを観たい、と思うのが欲張りなワタシ。

ということで場所とスケジュールを検討した結果。
行って来ました「相模原市立博物館」。



いやすごかったです…。
冒頭、右上から見えてきた地球が頭の上に近付いてきて、どんどん大きくなるのですが、そこからもうすでに大、大、大、大、大迫力っ。
まるで地球が頭の上に落ちてくるかのようです。
カミサンは「キャーッ」とか言っているし、弟くんは手を伸ばして触ろうとしてる(笑)。
こりゃヘタな3D映画よりすごいですよ。
マジで宇宙空間にいるような錯覚を覚えます。
…そのかわり、かなり酔います。目が回って気分が悪くなりますよ。
これがホントの宇宙酔いってやつでしょうか。
お姉ちゃんは乗り物酔いしやすいので、ほとんど目をつぶって音だけ聴いていました。

でも43分間、あっという間です。
今までいろんなトラブルを乗り越えてきているはやぶさにしては、かなり簡略化された内容ではありますが、とーってもすばらしい映像でした。
また観たいけど片道高速3時間じゃあなぁ…。
ワタシたちが行った時は空席がチラホラ。
もったいないなぁーって思いましたよ。
上映期間も延長しているようなので、上映館近くの方はぜひ観て下さい。

予告編はYouTubeでも観られます。





博物館の隣はJAXA相模原キャンパス（旧 宇宙科学研究所）です。

そこにも寄って、実物大の「はやぶさ」を見てきました。思ったより小さいんですね。
お姉ちゃんとパチリ。


ホントは所内の生協で宇宙食を食べようって、弟くんと約束していたのですが、土日は生協お休みということで…しょぼーん。
期待していたワタシもとっても残念でした。
しょうがないので、宇宙食は博物館の売店で買ってお土産にしました。


関連記事：
2010/04/16 「3年遅れのただいま」

HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- - 酒井義久

タグ：はやぶさ 小惑星探査機