しろいふわふわ [思ひ出ぽろぽろ]
初めて会った女の子から聞いた、ちょっと変な話です。
今からウン十年前。
カミサンと出会うずっと前です。
だから時効ってことで…。
…何が?(汗)
会社の先輩が、彼女のいないワタシを心配して、ある悪巧みをしました。
「泊まりがけでテニスに行くんだけど人数が足りなくて…。頼むよ」
どちらかと言うとテニスよりバドミントンなワタシでしたが、先輩の頼みだからしょうがない。
しぶしぶ同行することになりました。
待ち合わせ場所に行ってみると、メンバーは…。
先輩夫婦と、その知り合いの夫婦が一組。そして独身女性が一人。
うゎやられた。はめられたっ!と思ったものの、あとのまつり。
あきらめて、車中の人となりました。
先輩夫婦以外は初対面のワタシ。
でまあ、いろんな話をする訳です。
周りからは意図的に独身二人の話題が持ち出されて、かなり閉口しましたが。
その中でちょっと驚きの話が、彼女の口から出たのです。
「GEN11さんってどこに住んでるの?」
「○○町の△△ってところ」
「そうなんだ。じゃあ□□と言うとこと違うんだね」
「いや…、そこです(驚)」
それは確かにワタシが住んでいる所。
しかしその呼び方は、地元の人間、それも古い人間しか呼ばない、訛った呼び方でした。
「何でそんな呼び方知ってるの?」
「へぇ、やっぱりそうなんだ。実はね…」
彼女の話はこんな話でした。
昨日の夜、眠っていると、何だか部屋がうるさい。
ガヤガヤと人の声がするので目が覚めた。
すると、部屋の中に、白いふわふわしたものがたくさん浮かんでいる。
何だかそれらがしゃべっているみたいだった。
不思議と怖さは感じなくて、彼女はその白いふわふわに、何をしてるのか聞いてみた。
すると、その白いふわふわは、
「□□からおまえを見に来たのだ」
と言ったのだそうです。
彼女が耳にした地名は初めて聞くものでしたが、なぜか頭に残っていて、朝になって目が覚めた後、両親などに聞いてみたが誰も知らなかった…。ということでした。
その話を聞いて、ワタシは思い当たることがありました。
もうすでに亡くなっていた父方のおばあさんが、やたら話し好きで賑やかな人だったこと。
もしかして、ご先祖様たちがワタシの婚期を心配して、相手を見に来たのでしょうか。
しかしその彼女とはそれっきり何も無く…。
いやその時「も」何も無かったってば〜っ(爆)!
…以来、会うこともなく時は流れていきました。
ということは、彼女はご先祖様たちの眼鏡にかなわなかった、ということなのかもしれません。
カミサンにこの話をしたら…。
「ワタシの所には来なかったよ」
「ど〜せ霊感ないよワタシは」
…スミマセン(汗)。
ま、この組み合わせには、ご先祖様は心配しなかった、ということで。
暴露記事:
2009/12/04「交換雑誌」
2009/12/07「唐変木1」
2009/12/08「唐変木2」
2009/12/09「唐変木3」
今からウン十年前。
カミサンと出会うずっと前です。
だから時効ってことで…。
…何が?(汗)
会社の先輩が、彼女のいないワタシを心配して、ある悪巧みをしました。
「泊まりがけでテニスに行くんだけど人数が足りなくて…。頼むよ」
どちらかと言うとテニスよりバドミントンなワタシでしたが、先輩の頼みだからしょうがない。
しぶしぶ同行することになりました。
待ち合わせ場所に行ってみると、メンバーは…。
先輩夫婦と、その知り合いの夫婦が一組。そして独身女性が一人。
うゎやられた。はめられたっ!と思ったものの、あとのまつり。
あきらめて、車中の人となりました。
先輩夫婦以外は初対面のワタシ。
でまあ、いろんな話をする訳です。
周りからは意図的に独身二人の話題が持ち出されて、かなり閉口しましたが。
その中でちょっと驚きの話が、彼女の口から出たのです。
「GEN11さんってどこに住んでるの?」
「○○町の△△ってところ」
「そうなんだ。じゃあ□□と言うとこと違うんだね」
「いや…、そこです(驚)」
それは確かにワタシが住んでいる所。
しかしその呼び方は、地元の人間、それも古い人間しか呼ばない、訛った呼び方でした。
「何でそんな呼び方知ってるの?」
「へぇ、やっぱりそうなんだ。実はね…」
彼女の話はこんな話でした。
昨日の夜、眠っていると、何だか部屋がうるさい。
ガヤガヤと人の声がするので目が覚めた。
すると、部屋の中に、白いふわふわしたものがたくさん浮かんでいる。
何だかそれらがしゃべっているみたいだった。
不思議と怖さは感じなくて、彼女はその白いふわふわに、何をしてるのか聞いてみた。
すると、その白いふわふわは、
「□□からおまえを見に来たのだ」
と言ったのだそうです。
彼女が耳にした地名は初めて聞くものでしたが、なぜか頭に残っていて、朝になって目が覚めた後、両親などに聞いてみたが誰も知らなかった…。ということでした。
その話を聞いて、ワタシは思い当たることがありました。
もうすでに亡くなっていた父方のおばあさんが、やたら話し好きで賑やかな人だったこと。
もしかして、ご先祖様たちがワタシの婚期を心配して、相手を見に来たのでしょうか。
しかしその彼女とはそれっきり何も無く…。
いやその時「も」何も無かったってば〜っ(爆)!
…以来、会うこともなく時は流れていきました。
ということは、彼女はご先祖様たちの眼鏡にかなわなかった、ということなのかもしれません。
カミサンにこの話をしたら…。
「ワタシの所には来なかったよ」
「ど〜せ霊感ないよワタシは」
…スミマセン(汗)。
ま、この組み合わせには、ご先祖様は心配しなかった、ということで。
暴露記事:
2009/12/04「交換雑誌」
2009/12/07「唐変木1」
2009/12/08「唐変木2」
2009/12/09「唐変木3」
かわいいエピソード。
by アキオ (2010-09-19 01:54)
アキオさん
かわいいかどうかは別として(汗)。
こんなことがあるのか…と不思議な気持ちでした。
by GEN11 (2010-09-19 17:26)