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クマ大量出没中 [今を生きる]

山岳救助隊の方に夏頃からもう聞いていました。

「今年はブナの木に実が全然なっていないんだよ」

ついにその季節がやってきました。
奴らがやってきました。
大量出没中のクマ。

IMG_2233.jpg

「クマに注意」の看板も、今年は山道にではなく集落の道路沿いに立てられています。
どんだけ〜ってな感じです。


音を出すものを身につける。
昔からクマに遭遇しないための対処法です。
ところが最近はちょっと様子が違うようで。

山で草刈機を使って草を刈っていると、昔は草刈機の音で熊は逃げていました。
しかし、最近は草刈機の音を怖がらないそうです。
草刈りしてるところにクマが普通に寄ってくるんです。
近所の人が言ってました。
そのうちに、クマよけの鈴とか、ラジオの音とか、人間の出す音を、食べ物の音として認識するようになるのではないか、と。
笑えません。ホント怖いです。


そういえば、サル。
昔林業が盛んだった頃は、里に近い林はきちんと手入れされていて、それが山と里の間の緩衝帯となっていたため獣害が少なかった、と言われていました。
なので今は、できるだけ山道や田畑の周りは草を刈って、緩衝帯を設けるように、という指導をされています。

ところが最近のサルは違います。
そもそもが草むらを歩かなくなりました。
草むらより草刈りされたところ、さらには舗装道路を歩くようになっています。
そりゃそうです。
奴らにとっては身を隠す必要なんてないんですから。
今や緩衝帯整備なんてサルの行動範囲を広げているようなものなんです。


なんでそんなになってしまったのか。
それはおそらく。
人間を怖がる対象として見なくなったからなんです。
だって人里に下りてきたクマを捕まえたらそのまま山へ返すんですよ?
「動物がかわいそう」とかぬかすノーテンキな団体がいますからね。

そんなこと続けていたら人間なんか全然怖くなんかないじゃないですか。
クマやサルだってバカじゃないんです。
世代を超えて学習するんです。
このままだと「人間は食料」と認識するのも時間の問題ですよ。

やはり見つけたら殺すか徹底的に怖い目に合わせるべきなんです。
他の動物だってそうでしょう。
みんな自分のテリトリーは命がけで守ろうとします。
手加減なんかしない。
相手を「かわいそう」なんて思わない。
それが本来の「自然」というものなんです。
そうやって人間を「怖いもの」と認識させないと、これからもっと大変なことになりますよ。



クマ関連記事:
 2007/10/07『クマにちゅうい


タグ:クマ サル
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