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Vol.68 劇団胡蝶始末記 その後 座キューピーマジック [座キューピーマジック]

前回記事から早くも1ヶ月経ちました。
どうなの?この遅筆さは。

いやいやいや。すみませんね。
最近テンションだだ下がりなんですわ。
思いつく原因といえばあれなんですけど…。
実はそれだけじゃないのですよ。



前回の記事の通り、家族で座キューピーマジック公演『Vol.68 劇団胡蝶始末記』を観てきました。
ワタシは、かれこれ四半世紀もキューピーマジックを観てきましたが、今回ほどびっくりした公演はありません。
キューピーマジックと言えば、基本ハートフルで人間味溢れる人情劇。
観終わった後に心がホカホカになる、そんな公演ばかりでした。
今までずーっとずーっとずぅーーーっとそういう公演を観ていたので、いつの間にかイメージが固まってしまっていたんですね。



やられました。
すっかり足元をすくわれました。
足元がそっくり崩れ落ちた、そんな感覚でした。

リアル座長さんの言うダークな感じ?とはまた違う気がします。
今までのハートフルというオブラートを取り去った、素のキューピーマジックとはこれだっ!と投げつけられたような気がしました。
つまり今回の公演は、飾りや体裁が全くない、キューピーマジックのコアの部分がそのまま出ているのだと思います。
前回の感想文で書いた「なりふり構わない」というのはそういう意味です。




さてさて。
最近ワタシのテンションが上がらない理由。
それはこの間の『Vol.68 劇団胡蝶始末記』を観てて一番突き刺さったガラスの破片。

「20歳のワタシが今のワタシを見たら何て言うだろう?」

もうね。
ガツンと心臓に杭を打たれた心境でした。
ドラキュラかワタシは(笑)?



「何て言うだろう?」

いやいや、残念すぎて言葉もないだろうから。

「何て思うだろう?」

てところなんですが。
今の自分を一番見られたくないヤツ、ですね20歳のワタシ。

それがまた今回のキューピーマジックは容赦がなかったです。
心臓に突き刺さったのは木の杭なんてもんじゃなくて、そらもう重くて冷たくて切れ味鋭い、チタン合金でできたような杭でした。

ぐはっ!



ワタシは、その時のショックから未だに立ち直れないでいます。
そう言う意味ではダークでブラックな公演だったのかもしれませんね。
皆さんは大丈夫でしたか?

vol68.jpg


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