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教室のストーブと弁当とワタシ [思ひ出ぽろぽろ]

Appleな話題満載のPodcast、Apple News Radio ワンボタンの声へのコメントを、なぜかこっそりblogに書いてしまうこの試み(笑)。
オープニングでスミーレさんが言ってた「教室のストーブで弁当を温めた話」。懐かしく聞きました。みんな同じことしてるなーって思いました。


今からかれこれ半世紀前。ワタシが通っていた小学校は、当時珍しく鉄筋コンクリート建てで、ボイラー室からの温風が各教室を回っていたため、各教室にストーブはありませんでした。スキー授業後のウェアや器具を乾かすための部屋にはありましたけど。
その小学校は以前何度か記事に出てきたこともありましたが、時が経つのは早いもので、廃校になってからもう10年も経つんですね。

関連記事:
 2011/11/13 『廃校舎と思い出

で、弁当の話、です。
そもそも小中学校は給食だったので、運動会とかでなければ、あまり弁当を持っていくことはありませんでした。
ところが。ワタシが中学2年生の時。突然それは始まりました。

米飯給食!

文部省が思いついたように始めたこの制度。
米の消費を増やすためか、米文化の継承か。あるいは利権だったのか…子供だったからわかりませ~ん(爆)。
最初は2週間に1日だったか、1か月に1日だったか。今となってはあやふやですが、白米を弁当箱に詰めて登校する日、というものができました。

今ならご飯も給食センターから運ばれてきますが、米飯給食制度が始まったばかりの時は、家からご飯持参の米飯給食だったのです。地域によっては違うのかもしれませんけど。
おかずは通常通りの給食メニュー(当然パンは無い)です。うっかりその当日、ご飯を忘れてしまうと、おかずだけのお昼ご飯という、残念なことになります。

また、本当はご飯だけのはずなのに、なぜか中に味噌漬けが埋まっていたり、ふりかけがかかっていたりして、「バナナはおやつか?問題」と同じく、物議をかもすことが多くありました。

そして、冬の寒い米飯給食の日に、暖かいストーブ、とくれば、暖かいご飯が食べたくなるのが人情というもの。速攻、ストーブのやけど防止柵の脇に弁当がぶら下がるようになりました。
しかし、例によってご飯の中に、なにやら埋め込んでくるヤツがいて。特に野沢菜漬けなんかが入っていた日には、教室中に臭いが充満して、授業もままならない状況におちいったりしていましたね。

20210116.jpg
(画像はお借りしました)



高校生になると、ストーブで温めてた弁当が空になる(誰かに食われた:笑)事件があったとかなかったとか…。そもそも弁当はお昼まで持たず、1限後や2限後の早弁でなくなってしまうヤツらが多く、ストーブで温める風習はありませんでした。ワタシは早弁で半分食べ、残りをお昼に食べる、という、いわゆるハイブリッド方式(言わない)をとっていました。みんなのお昼は、もっぱら購買のパンでしたね。

また、教室のストーブには加湿用のヤカンが載ってました。沸騰するほどチンチンではなかったので、お昼時には弁当箱の蓋でヤカンのお湯を勝手に飲んでました。結構みんな飲んでいたのに、なんで空炊きにならなかったんだろう。今思うと不思議だ…。
あと教室のストーブで思い出すのは、美術室のストーブ。ワタシが部長をしていた美術部では、放課後にストーブで餅を焼いて食べたりしていましたね。顧問の先生はよく何も言わなかったなー。まあ廃部だった美術部を復活させた、という恩があるからね、ワタシには(笑)。

とまあこんな感じで。中学、高校と、教室のストーブは暖房器具ではなく、もっぱら調理器具として活躍していたように思います。「ストーブと弁当」と聞いて、木造校舎の中学校、教室のストーブ脇で温められている、色とりどりの弁当たちを懐かしく思い出しました。



さーて、来週のblog記事は?

「茶の間のコタツと弁当とワタシ」
「学生カバンとアルマイト弁当箱は縦と横との方程式」
「なぜ購買のパンは売り切れるのか」

の、三本です!
来週もまた見てくださいね~!んがふふ

  ↑ ウソです(汗)。


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