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やりたくないことこそ先に手をつける [育児]

以前、子供たちからガツンと言われたことがありまして。

関連記事:
 2021/04/01 『言っても無駄

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(いらすとや)


「絶対に理解できない」とまで言われ、打ちのめされたワタシ。いやしかし本当にそうなんだろうか。
このまま言われっぱなしも悔しい?ので、あれから自分なりにいろいろ考えたり、さまざまな情報を探しては、ネットをさまよったりしています。大げさかよw
ほかならぬ大切な子供たちのことです。少なくとも理解しようと努力くらいはしないとね。
そもそも、このワタシにいったい何が足りないと言うのだ(笑)。


で、たまたま見つけたあるblogに目が(手が?)とまりました。

参照記事:
 『自己否定なんか今すぐやめた方がいい、とりあえず現状を肯定してみることからすべては始まる』@生きづらいふ

勉強しなきゃいけないのはわかってるけどしたくない。
もしかして息子の現状はこういうことなのだろうか。だとしたら良くわかる。なんせワタシもそうだったから。

このblog、他の記事もいろいろ読んでみたけど、すごい良くわかる。この人、自分の心の中を客観的に冷静にキチンと分析してて、さらにはそれを整理して理路整然とわかりやすく言葉に表してる。凄い人だなーと思いました。
ご本人は自分のことを自己愛が強すぎて自己愛性パーソナリティ障害だと言ってるんですけど、それだけはちょっと違うかなーという気もします。多分頭が良すぎるんだろうなー。

参照記事:
 『行動したくない、努力したくないという人に必要な考え方』@生きづらいふ

この中の「100点じゃないなら0点の方がまし」というところ。

わかるーっ。ホント良くわかる。ワタシも昔はそう思っていました。
頑張ったところで100点に届かないなら、努力することが無駄に思えるんですよね。努力することが屈辱的というか。ならばいっそのこと努力しないで0点で良いや、という気持ち。
やっても解決しないことがわかっている、だからやっても無駄、だからやらない、という理論。

「努力しない方が今の自分の実力がわかる」なんてうそぶいて、努力しない言い訳を最初から自分に準備してたな。自分自身に結界を張ってた。立入禁止の黄色いテープ。ここから先へは努力なしには入れませーん、みたいな。
ジブンどんだけプライド高いのよ?

でも、社会人になって、いろんな失敗や挫折を経て、それぞれ結果のパターンが見えてきたんです。それは、やりたくないことや、面倒くさいこと、すぐに解決しないこと、そういうものほど「先へ延ばせば延ばすだけロクな結果にならない」ということでした。それはもう何度も何度もいやというほど経験しましたね。

今で言うコミュ障のワタシが、一番嫌だったこと。それはやはり会社での人間関係でした。
特に、会社と社員の間の折衝を取り持つ立場になった時は、自分のことじゃないことで怒られたり謝ったりする毎日でした。社員からの苦情を聴いたり、説得したり、諭したり、謝ったり。それ以前、管理してもらう立場だった頃と、見える風景が一変しました。周りからワタシに向けられる目も激変しました。
この時、人間が怖い、と心底思いました。震えるほど怖いと思いました。今はだいぶ慣れたけど、まだたまに感じることもあります。掘り下げると長くなるので、このあたりの話はまたどこかで記事にしようかな。

まぁそんなこともあって、その頃ワタシは少し病んでいました。そんなどん底の状況で、いや、どん底だったからこそ、気づいたのかもしれません。

嫌だなーと思って先に延ばすと、最終的に良い結果にならないことが多い。
もうやぶれかぶれです。それじゃあってんで、やりたくないことほど、意識的に先に取り掛かることにしました。そうするとなぜか、思いのほかスムーズに事が運んだりして。
いや、それより何より驚いたのは、嫌なことを実行するストレスよりも、先延ばしにすることで嫌だなーという負の気持ちが延々と長期間続くこと、そっちの方が結果的に強いストレスになっていた、という事でした。

嫌なことを先に済ませてしまえば、あるいは、たとえ解決しなくても仕掛かってしまうだけで、気持ちが非常に楽になることに気づきました。自信がつく、と言ったら大袈裟ですが、自分を許せる、やるじゃんって自分を肯定する気持ちが湧いてくるんです。逆に、仕掛らないうちはずっと自己否定が続くんですよね。
それからは、あえて嫌なことをどんどん優先して手をつけるようにしました。そうしたことで、精神的に楽になったりもしたし、それなりの結果もついてくるようになったりして、それがどん底から這い上がるための基礎体力(基礎精神力?)となったように思います。そして今思うと幸運なことに、這い上がるきっかけが、いいタイミングでやってきました。

関連記事:
 2008/07/08 『Vol.49 ライフ
 2021/06/04 『べきからの生還

おかげで今ワタシはここに生きているのかもしれません。
…話がそれそうなので戻します。


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(いらすとや)


「勉強しなくちゃいけないのはわかってるけどやりたくない」
「嫌なことはやりたくない」

今振り返れば、それってワタシも昔辿ってきた道でもありました。
これを克服するには

「一番やりたくないことを一番先に手をつける」

という逆転の対処法。
手をつけるだけ。解決しなくてもいい。なんなら、進捗すらしなくてもいいのです。
なんとそれが結果的に自分の精神を最も消耗させない方法でした。どうせやらなきゃいけないなら、最小限の消耗で済ませたいですよね。嫌なことを先送りすることこそ、エネルギーと時間の無駄でした。
これは、いろいろな経験をしてたどり着いた、ワタシの生きる術の一つ。今でもたまに忘れて失敗することもありますが。


なんて、わかったようなことを書きましたが、子供たちからは「そうじゃない!」「全然違ぁーう!」って言われるかな?
ワタシが子供たちを理解できるようになるのはいつの日だろう…。いや、そもそも、そんな日が来るのか?ってことですね。
いや、それでも理解したいとは思うし、理解できるように努力はするつもりです。
長ーい目で見ててください(汗)。


それにしても…。
先の方のblogを見てると、あまりにストレートにワタシの心に響くので驚きます。理系の頭脳と文系のインターフェースを持ち合わせてる感じですね。カウンセラーになれそう、とも思いました。
ひるがえって自分の文才のなさに愕然とします。だらだらと長いだけで、話に全然脈略がないし、整理されてないし、語彙もない。ウイットのウの字もセンスのセの字もない。文章ぐちゃぐちゃやんw。頭の悪さが露呈してますね。

ま、別にいいんです。自分のための備忘録ですから。
その時その時に思ったこと感じたことを書き残せればそれでよし。最終形態を目指しているわけではないので、出来上がったものが何かの形にならなくてもいいんです。
有象無象万歳!(言い訳~:笑)



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