言っても無駄 [育児]
国会議員や官僚など上級国民と言われる人たちは、夜な夜な銀座の高級料亭に繰り出しては、賑やかにお酒を召し上がっておられますが、ワタシたち下級国民は外出自粛を強いられ、県外移動などもってのほか、5人以上での会食も禁止、夜8時以降の飲食店は閉鎖、従わなければ罰金を科す、というダブルスタンダード。言ってみれば、ザ・人種差別、的な闇に、いつの間にか包まれてしまった現在の日本。皆様いかがお過ごしでしょうか(苦笑)。
そんな中、下級国民であるワタシは、たまには顔を見ながらみんなで晩ご飯を食べようと、一人暮らしの娘に声をかけ、オンライン晩ご飯を行いました。昨年の夏にも一度やったことがありましたが、終わった後に一抹の寂しさが残る、微妙な会だったような記憶があります。
関連記事:
2020/08/16 『オンライン帰省』
今回の会は、話のネタが多かったこともあって、非常に盛り上がった会となりました。最後は息子が見たいTV番組があって緊急終了となりましたが、なんだかんだで3時間以上もやってました。
話題としては、現在就活中の娘の近況報告から始まり、後半は息子の進路の話から生活態度の話へと移っていきました。しかし事態は思わぬ方向へ…。
希望していた学校に早々と推薦入学を決めた息子。
あれから2年が過ぎました。この春からなんとか3年生になれますが、入学からずっと成績が伸び悩んでおり、家族みんなが心配しています。
それなのに、テスト期間中でさえ教科書を広げることもせず、毎日スマホに没頭する日々。春休みともなれば、もはやスマホ中毒と呼ぶべきか、という状況なのです。
そもそも勉強しないから成績が低迷するのは当たり前。それなのになお勉強しないでいられるのは、ある意味スゴイよな、と思っていました。
そして、そんな話題に耐えかねた息子が口を開きました。
はっきりと、そして、きっぱりと。
「お父さんは絶対に理解できないから言っても無駄だと思ってる」
「お母さんならギリでわかってもらえると思うけど」
…苦笑いしつつも、内心、めっちゃショックでした。
かろうじて「理解できないということと、言っても無駄だということは、別問題だと思うんだけどモゴモゴ…」と返すのが精一杯。あまりのショックで頭の中は真っ白。
「わかるー。私も高校の時、同じこと思った」
おいおい姉よお前もか…。
そうか、無駄なのか、ずっと前から無駄だと切り捨てられていたのか。無駄なのか…。無駄だったのか…。真っ白になった頭の中で「無駄」の二文字だけがゴシック体のウエイト10でグルグルと回っています。
「言っても理解できない」
「言ってもわかってもらえない」
そう言われるのならわかります。確かにそうかもな、とも思います。親子の間でも、価値観の相違はあって然るべきでしょう。でもそうじゃない。
「言っても無駄」
子供たちからはもう何年(娘に至っては6年以上)も前から、無駄だって思われてたんだ。ワタシは無駄な父親だったんだな。
学校のイベントには可能な限り参加し、PTA役員になればさらに足を運び。朝ごはんを作り、お弁当を作り、送迎をする毎日でした。別に恩に着せるつもりではないけれど。
子供たちにはその時々で悩み事や相談には真摯に全身全霊で向き合ってきた…はずだった。そうやって心の面でも子供たちとはつながっていた…つもりだった。でも「言っても無駄」と思われてたんだ。この数年間の怒涛のような毎日が、一瞬で色を無くし、遠のいてしまったように感じました。
いや、そもそも色なんかついていなかったのかもしれません。色が付いていると思っていたのはワタシ一人だけだったのです。何という独りよがり。何という思い上がり。
どちらも、中学の時は志望校選択で悩んでいました。ワタシは、本人の思うとおりに、自分がココと思う学校を選べるように、と配慮してきたつもりでした。しかし実は、ワタシの言動の端々から、無用な圧力やバイアスがかかっていたのかもしれません。二人とも好きでもない学校に進み、好きでもない授業を受けて、好きでもない今を苦しんでいるのです。
「言っても無駄」
日を追うごとにボディーブローのように効いてきます。思い返すだけで、空気が薄くなります。息ができない。まるで酸欠の金魚のようです。
あれから、朝が起きれなくなりました。
今はちょうど春休みなのでお弁当は作りませんが、朝ごはん作りは継続していました。出勤時間は変えていないので、それなりに早い時間に起きる必要があります。
でも、あれから起きれなくなりました。アラームも今までどおりに鳴っているはず。それなのに目が醒めるのはもうギリギリの時間。朝ごはんを作ってる時間も、自分で朝ごはんを食べている時間もありません。まあそれでも今のところは取りあえず出勤時間だけは何とか間に合わせてはいますけど。
年度末で単に疲れが溜まってただけなのか、無駄と言われて気持ちが折れたのかはわかりません。
いや、朝ごはんもお弁当も、みんなにとっては無駄なものだったのかな、と。ワタシが押しつけがましく作るもんだから、言っても無駄だと思って、仕方なく食べてたんだろうか。そうだよね。小さい頃からいつも同じようなオカズだもの。いいかげん飽きるってもんだよね。
やることなすこと無駄なのか。
そういや、分不相応の外車を何台も乗り継いでいるし、年に数回しか乗らないサビだらけのオープンカーなどを車庫に置いて邪魔にしてるし。最近コロナ禍で練習にも行けてない津軽三味線が二棹も投げてあるし。今更何の役に立つわけでもない物理学を改めて勉強したいとかこの歳になって言い出すし。誰も期待してない誰も見てないこんなつまらないblogを未だに続けてるし。あれやこれや手を出すくせに、どれも実になったものはない。ただの娯楽。それも自分だけの。結局は無駄なもの、無駄なことばかりじゃないの。
やることなすことすべて無駄。
そもそも、ワタシの存在そのものが無駄なんだったりして。いや、きっとそう。ようやくわかりました。これからは「無駄」と言われたことを無駄にせず、無駄な父親を受け入れ、自覚して、みんなに迷惑をかけないように細々と生きていきます。今まで本当にごめんなさい。
みーんなやめたらいいのかな。全部やめたら無駄って言われなくなるのかな。いやそうじゃないよね。ワタシの考え方、生き方が、子供たちにとっては無駄なんだよね。ワタシが何か言っても、もう伝わらないんだね。てか伝えようとさえしてくれていなかったんだ。もうずっと前から。ワタシのことはずっと諦められてた。
(いらすとや)
何にも知らなかった。思ってもいなかった。受け入れる受け入れないなんてレベルどころか、切り捨てられていたなんて。でもまあ、どんな人もどんなことも受け入れていくのがワタシ。そしてこのblog。今更ながら気づけたことに感謝しようよな、おい。
そんな中、下級国民であるワタシは、たまには顔を見ながらみんなで晩ご飯を食べようと、一人暮らしの娘に声をかけ、オンライン晩ご飯を行いました。昨年の夏にも一度やったことがありましたが、終わった後に一抹の寂しさが残る、微妙な会だったような記憶があります。
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2020/08/16 『オンライン帰省』
今回の会は、話のネタが多かったこともあって、非常に盛り上がった会となりました。最後は息子が見たいTV番組があって緊急終了となりましたが、なんだかんだで3時間以上もやってました。
話題としては、現在就活中の娘の近況報告から始まり、後半は息子の進路の話から生活態度の話へと移っていきました。しかし事態は思わぬ方向へ…。
希望していた学校に早々と推薦入学を決めた息子。
あれから2年が過ぎました。この春からなんとか3年生になれますが、入学からずっと成績が伸び悩んでおり、家族みんなが心配しています。
それなのに、テスト期間中でさえ教科書を広げることもせず、毎日スマホに没頭する日々。春休みともなれば、もはやスマホ中毒と呼ぶべきか、という状況なのです。
そもそも勉強しないから成績が低迷するのは当たり前。それなのになお勉強しないでいられるのは、ある意味スゴイよな、と思っていました。
そして、そんな話題に耐えかねた息子が口を開きました。
はっきりと、そして、きっぱりと。
「お父さんは絶対に理解できないから言っても無駄だと思ってる」
「お母さんならギリでわかってもらえると思うけど」
…苦笑いしつつも、内心、めっちゃショックでした。
かろうじて「理解できないということと、言っても無駄だということは、別問題だと思うんだけどモゴモゴ…」と返すのが精一杯。あまりのショックで頭の中は真っ白。
「わかるー。私も高校の時、同じこと思った」
おいおい姉よお前もか…。
そうか、無駄なのか、ずっと前から無駄だと切り捨てられていたのか。無駄なのか…。無駄だったのか…。真っ白になった頭の中で「無駄」の二文字だけがゴシック体のウエイト10でグルグルと回っています。
「言っても理解できない」
「言ってもわかってもらえない」
そう言われるのならわかります。確かにそうかもな、とも思います。親子の間でも、価値観の相違はあって然るべきでしょう。でもそうじゃない。
「言っても無駄」
子供たちからはもう何年(娘に至っては6年以上)も前から、無駄だって思われてたんだ。ワタシは無駄な父親だったんだな。
学校のイベントには可能な限り参加し、PTA役員になればさらに足を運び。朝ごはんを作り、お弁当を作り、送迎をする毎日でした。別に恩に着せるつもりではないけれど。
子供たちにはその時々で悩み事や相談には真摯に全身全霊で向き合ってきた…はずだった。そうやって心の面でも子供たちとはつながっていた…つもりだった。でも「言っても無駄」と思われてたんだ。この数年間の怒涛のような毎日が、一瞬で色を無くし、遠のいてしまったように感じました。
いや、そもそも色なんかついていなかったのかもしれません。色が付いていると思っていたのはワタシ一人だけだったのです。何という独りよがり。何という思い上がり。
どちらも、中学の時は志望校選択で悩んでいました。ワタシは、本人の思うとおりに、自分がココと思う学校を選べるように、と配慮してきたつもりでした。しかし実は、ワタシの言動の端々から、無用な圧力やバイアスがかかっていたのかもしれません。二人とも好きでもない学校に進み、好きでもない授業を受けて、好きでもない今を苦しんでいるのです。
「言っても無駄」
日を追うごとにボディーブローのように効いてきます。思い返すだけで、空気が薄くなります。息ができない。まるで酸欠の金魚のようです。
あれから、朝が起きれなくなりました。
今はちょうど春休みなのでお弁当は作りませんが、朝ごはん作りは継続していました。出勤時間は変えていないので、それなりに早い時間に起きる必要があります。
でも、あれから起きれなくなりました。アラームも今までどおりに鳴っているはず。それなのに目が醒めるのはもうギリギリの時間。朝ごはんを作ってる時間も、自分で朝ごはんを食べている時間もありません。まあそれでも今のところは取りあえず出勤時間だけは何とか間に合わせてはいますけど。
年度末で単に疲れが溜まってただけなのか、無駄と言われて気持ちが折れたのかはわかりません。
いや、朝ごはんもお弁当も、みんなにとっては無駄なものだったのかな、と。ワタシが押しつけがましく作るもんだから、言っても無駄だと思って、仕方なく食べてたんだろうか。そうだよね。小さい頃からいつも同じようなオカズだもの。いいかげん飽きるってもんだよね。
やることなすこと無駄なのか。
そういや、分不相応の外車を何台も乗り継いでいるし、年に数回しか乗らないサビだらけのオープンカーなどを車庫に置いて邪魔にしてるし。最近コロナ禍で練習にも行けてない津軽三味線が二棹も投げてあるし。今更何の役に立つわけでもない物理学を改めて勉強したいとかこの歳になって言い出すし。誰も期待してない誰も見てないこんなつまらないblogを未だに続けてるし。あれやこれや手を出すくせに、どれも実になったものはない。ただの娯楽。それも自分だけの。結局は無駄なもの、無駄なことばかりじゃないの。
やることなすことすべて無駄。
そもそも、ワタシの存在そのものが無駄なんだったりして。いや、きっとそう。ようやくわかりました。これからは「無駄」と言われたことを無駄にせず、無駄な父親を受け入れ、自覚して、みんなに迷惑をかけないように細々と生きていきます。今まで本当にごめんなさい。
みーんなやめたらいいのかな。全部やめたら無駄って言われなくなるのかな。いやそうじゃないよね。ワタシの考え方、生き方が、子供たちにとっては無駄なんだよね。ワタシが何か言っても、もう伝わらないんだね。てか伝えようとさえしてくれていなかったんだ。もうずっと前から。ワタシのことはずっと諦められてた。
(いらすとや)
何にも知らなかった。思ってもいなかった。受け入れる受け入れないなんてレベルどころか、切り捨てられていたなんて。でもまあ、どんな人もどんなことも受け入れていくのがワタシ。そしてこのblog。今更ながら気づけたことに感謝しようよな、おい。
タグ:言っても無駄
今度いつ帰る [育児]
例年、雪国の成人式は春に開催されます。1月では雪が多くて成人式どころじゃないのでね。だいたい5月のゴールデンウィークとか8月のお盆になります。県外に出た人たちが帰省する時期に合わせて行うのが普通でした。
昨年、通常なら成人式だった娘。コロナ禍で成人式は今年の秋に延期になっています。晴れ着のレンタル料は2年前にすでに支払い済み。一応、着付けの予約も今年の秋に延期してもらっています。とは言え、このまま秋に実施できるのかどうかもわかりません。晴れ着の記念写真は撮影済みなので良いとして、最悪、成人式が中止になったら、いくらか払い戻しがあるのだろうか。こっちの都合ではないので、キャンセル料取る、なんてことないよね?
先日、blogを見返していたら、たまたま、娘の二分の一成人式の記事が目にとまりました。あーあれからもう10年経ったんだ。あの時はまだ10年先のことなんか想像もつかなかったけど。いや、そもそも今の状況なんて、2年前でも予想だにしてなかった。世界は大きく変わっちゃったんだなーと改めて感じました。
関連記事:
2010/03/02 『二分の一成人式』
2010/03/03 『二分の一成人式によせて』
大学3年生の冬が終わろうとしている今、娘は就職活動真っただ中です。どんな状況で何を考えてどんな希望を持って就活を進めているのか。なーんも連絡がないので、親はさっぱりわかりません。あんまり何だかんだ言ってプレッシャーを与えるのもなんだし、こっちから聞くこともはばかられ。何かあれば娘のほうから連絡してくるだろう、と待ってはいるのですが、今のところ何の音沙汰もありません。そもそも免許が取れたのかどうかすら連絡がありません(泣)。
関連記事:
2020/11/17 『免許、取りまーす』
思えばいつも事後報告な娘、ではあります。困ってることや悩んでることなどあるはずなのに、何も言ってこない。なんで?そんなに頼りがいのない親か?そんなに信頼できない?なんて考えて悶々としている毎日です。父親なんてそんなもんですかね。
関連記事:
2017/08/14 『桜咲く前に告り子の花咲け』
まあ、自分の身を振り返ってみてもそうですかね。自分が二十歳の頃だって、親に連絡を取るなんてことは皆無でした。当時、携帯電話もない時代でしたから特にそうです。家に長距離電話するとなると、公衆電話に小銭を積み上げて、ですもんね。お金がもったいない、としか考えませんでしたね。
当時、長距離電話はめっちゃ高かった。東京から自宅だと250kmくらいなので、3分間で360円ほどでしたか。10分も話せば1,200円ですよ。想像してみてください。10円玉しか使えない公衆電話だと、5秒ごとにガチャン、ガチャンと、なけなしの10円玉があっという間に吸い込まれていきます。そんなのを横目で見ながら、まともな話などできませんよ。だから、あらかじめ要件をメモっておいてから電話をかけてましたね。今の人にはわからんだろうなー。
今はSNSでもメールでも簡単にコミュニケーション可能な世の中なんだから、何か言ってきてもいいような気もします。ま、本人にその気がないってことなのでしょう。ハァ…
あの時のように、支えてくれる良い友人が近くにいることを、ただ祈ることしかできません。
関連記事:
2018/01/17 『娘の涙』
さだまさしの「案山子」が心にしみる、今日この頃です。
昨年、通常なら成人式だった娘。コロナ禍で成人式は今年の秋に延期になっています。晴れ着のレンタル料は2年前にすでに支払い済み。一応、着付けの予約も今年の秋に延期してもらっています。とは言え、このまま秋に実施できるのかどうかもわかりません。晴れ着の記念写真は撮影済みなので良いとして、最悪、成人式が中止になったら、いくらか払い戻しがあるのだろうか。こっちの都合ではないので、キャンセル料取る、なんてことないよね?
先日、blogを見返していたら、たまたま、娘の二分の一成人式の記事が目にとまりました。あーあれからもう10年経ったんだ。あの時はまだ10年先のことなんか想像もつかなかったけど。いや、そもそも今の状況なんて、2年前でも予想だにしてなかった。世界は大きく変わっちゃったんだなーと改めて感じました。
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2010/03/03 『二分の一成人式によせて』
大学3年生の冬が終わろうとしている今、娘は就職活動真っただ中です。どんな状況で何を考えてどんな希望を持って就活を進めているのか。なーんも連絡がないので、親はさっぱりわかりません。あんまり何だかんだ言ってプレッシャーを与えるのもなんだし、こっちから聞くこともはばかられ。何かあれば娘のほうから連絡してくるだろう、と待ってはいるのですが、今のところ何の音沙汰もありません。そもそも免許が取れたのかどうかすら連絡がありません(泣)。
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2020/11/17 『免許、取りまーす』
思えばいつも事後報告な娘、ではあります。困ってることや悩んでることなどあるはずなのに、何も言ってこない。なんで?そんなに頼りがいのない親か?そんなに信頼できない?なんて考えて悶々としている毎日です。父親なんてそんなもんですかね。
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2017/08/14 『桜咲く前に告り子の花咲け』
まあ、自分の身を振り返ってみてもそうですかね。自分が二十歳の頃だって、親に連絡を取るなんてことは皆無でした。当時、携帯電話もない時代でしたから特にそうです。家に長距離電話するとなると、公衆電話に小銭を積み上げて、ですもんね。お金がもったいない、としか考えませんでしたね。
当時、長距離電話はめっちゃ高かった。東京から自宅だと250kmくらいなので、3分間で360円ほどでしたか。10分も話せば1,200円ですよ。想像してみてください。10円玉しか使えない公衆電話だと、5秒ごとにガチャン、ガチャンと、なけなしの10円玉があっという間に吸い込まれていきます。そんなのを横目で見ながら、まともな話などできませんよ。だから、あらかじめ要件をメモっておいてから電話をかけてましたね。今の人にはわからんだろうなー。
今はSNSでもメールでも簡単にコミュニケーション可能な世の中なんだから、何か言ってきてもいいような気もします。ま、本人にその気がないってことなのでしょう。ハァ…
あの時のように、支えてくれる良い友人が近くにいることを、ただ祈ることしかできません。
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さだまさしの「案山子」が心にしみる、今日この頃です。
子の道、親の道 [育児]
娘が大学に進学して一人暮らしを初めたのが、ついこの前。…だと思っていましたが、その娘も今や三年生。今年はコロナ禍で、大変な年度ですが、順調なら来年の春からは四年生になります。
早いですねー。世間はもうすでに就活の時期ですよ。
でも、今年はこういう状況なんで、娘と顔を合わせて話を聞くような機会も取れず。最近では、学校も完全に面接授業に戻ったり、部活動も限定的に再会したり、バイトも相変わらず忙しい彼女には、こちらから電話もはばかられ。SMSメッセージでは、顔色や声色も伝わらず、返信もあったりなかったり。親は、遠い空の下から、気をもんでいるしかありません。
就職?進学?それとも結婚?
いやいやいや、まさかとは思うが。
以前顔を合わせた時に、ちょこっと聞いた話では、まだ今後の進む方向は決めかねている様子だった娘。さらなる進学は考えてなかったみたいだけど、その道だってあるよ、と言ったら。
「もう勉強は、いいや」
そうか。高校からずっと走り続けてきたもんね。それなら就職ということか。
その後どうなったのか。報告は、まだない。
あまりしつこく聞くのも何だしな。でも心配だしな。
どうしたら…。
信じて待つのみ、か。もう成人なんだし。
(コロナ禍で成人式は延期のままだけど)
娘がこれからどんな答えを出すにしろ。そのための知識や分別は、すでに彼女は持っている。必要な時は相談してくるはず。それがないなら、黙って見てろってことだ。
助けを求められたなら、全力で応じるよ。何があっても無条件で応援するから。
自分の道を自分で切り開け。
(いらすとや)
他人ごとのように言ってはいるが。娘が生まれてから、ワタシが歩き始めた「親」という道。
これから娘が、息子が、どんな道をワタシにもたらすのか。この先、どんな道が待っているのか。心配もあるけれど、楽しみもたくさん、ある。
どんな道だろうと、それはそれでワタシの道。
ワタシなりに、悩みながら、迷いながら、一歩一歩少しずつ歩いて行こう。
(いらすとや)
早いですねー。世間はもうすでに就活の時期ですよ。
でも、今年はこういう状況なんで、娘と顔を合わせて話を聞くような機会も取れず。最近では、学校も完全に面接授業に戻ったり、部活動も限定的に再会したり、バイトも相変わらず忙しい彼女には、こちらから電話もはばかられ。SMSメッセージでは、顔色や声色も伝わらず、返信もあったりなかったり。親は、遠い空の下から、気をもんでいるしかありません。
就職?進学?それとも結婚?
いやいやいや、まさかとは思うが。
以前顔を合わせた時に、ちょこっと聞いた話では、まだ今後の進む方向は決めかねている様子だった娘。さらなる進学は考えてなかったみたいだけど、その道だってあるよ、と言ったら。
「もう勉強は、いいや」
そうか。高校からずっと走り続けてきたもんね。それなら就職ということか。
その後どうなったのか。報告は、まだない。
あまりしつこく聞くのも何だしな。でも心配だしな。
どうしたら…。
信じて待つのみ、か。もう成人なんだし。
(コロナ禍で成人式は延期のままだけど)
娘がこれからどんな答えを出すにしろ。そのための知識や分別は、すでに彼女は持っている。必要な時は相談してくるはず。それがないなら、黙って見てろってことだ。
助けを求められたなら、全力で応じるよ。何があっても無条件で応援するから。
自分の道を自分で切り開け。
(いらすとや)
他人ごとのように言ってはいるが。娘が生まれてから、ワタシが歩き始めた「親」という道。
これから娘が、息子が、どんな道をワタシにもたらすのか。この先、どんな道が待っているのか。心配もあるけれど、楽しみもたくさん、ある。
どんな道だろうと、それはそれでワタシの道。
ワタシなりに、悩みながら、迷いながら、一歩一歩少しずつ歩いて行こう。
(いらすとや)
オンライン帰省 [育児]
前代未聞の夏休み。
今年の夏のイベントというイベントは、全て中止となってしまいました。
日本最大の夏の行事と言えばお盆です。
しかしこの状況で、一人暮らしの娘は帰省できず。
と言うか、帰ってこないようにお願いしました。
日本国中が自粛警察だらけなんでね。
帰りたいのに、実家から帰ってくるなと言われる気持ち。
想像するに余りあります。
そこでお盆の夜はオンラインで合同晩ごはんということにしました。
少しでも帰省感を感じてもらいたかったのですが、逆に寂しさを増幅してしまわなかったか、今更ながら心配ではあります。
こちらから連絡した時は、まさかの寝落ち中でして。
同時に晩ごはんというタイミングにはなりませんでしたが、飲み食いしながらだらだらとくっちゃべるのは、なんとなく新しい感覚。
「すごい時代だなぁ」
と言いつつ、おばぁも孫の顔が見られて少し安心した様子でした。
gotoトラベルとか言いつつ帰省は自粛要請とか。
満員電車の通勤や県外出張はオッケーなのに帰省は叩かれる。
経済を回すとかいう大義名分もいいですが。
一人暮らしの学生がどれだけ追い詰められているか。
一刻も早く普通に帰省ができるような世の中になってもらいたいものです。
今年の夏のイベントというイベントは、全て中止となってしまいました。
日本最大の夏の行事と言えばお盆です。
しかしこの状況で、一人暮らしの娘は帰省できず。
と言うか、帰ってこないようにお願いしました。
日本国中が自粛警察だらけなんでね。
帰りたいのに、実家から帰ってくるなと言われる気持ち。
想像するに余りあります。
そこでお盆の夜はオンラインで合同晩ごはんということにしました。
少しでも帰省感を感じてもらいたかったのですが、逆に寂しさを増幅してしまわなかったか、今更ながら心配ではあります。
こちらから連絡した時は、まさかの寝落ち中でして。
同時に晩ごはんというタイミングにはなりませんでしたが、飲み食いしながらだらだらとくっちゃべるのは、なんとなく新しい感覚。
「すごい時代だなぁ」
と言いつつ、おばぁも孫の顔が見られて少し安心した様子でした。
gotoトラベルとか言いつつ帰省は自粛要請とか。
満員電車の通勤や県外出張はオッケーなのに帰省は叩かれる。
経済を回すとかいう大義名分もいいですが。
一人暮らしの学生がどれだけ追い詰められているか。
一刻も早く普通に帰省ができるような世の中になってもらいたいものです。
7年目のリベンジ [育児]
例の何で、子供たちは今のところまだしばらくは遠隔授業となっています。
先日、緊急事態宣言が解除されたようなタイミングで、久しぶりに息子くんに登校の指示が来ました。
その頃は、都道府県をまたいだ移動の自粛がまだ言われていた頃で、公共交通機関はちょっとヤダなという感じ。
ワタシはちょうど代休が残っていたこともあり、会社を休んで送迎してあげることにしました。
授業は午後からなので、近くで一緒にお昼を食べてから学校に送り届けます。
でも、授業中の時間を何して過ごそうかな。
車の中で寝てるとか、本屋にささるとか、いろいろ考えたのですが。
思いついたのが登山。
あそこなら9合目までは車で行けます。
学校からそこまでは1時間くらい。
頂上までぶらぶら歩いて往復1時間ほど。
それから学校に向かえばちょうど良い時間となります。
ただ、そこってワタシとは因縁のある場所です。
どうしようかな?って悩んだのですが、まあ良いやっリベンジだってっんで、思い切って行ってみました。
関連記事:
2013/06/26 『トイレは終わりましたっ』
スカイラインの駐車場に車を停めると、例の展望台は営業していませんでした。
まぁこのご時世ですからね。
でも今日のお目当てはここではありません。
ここからさらに徒歩で登山道を登っていきます。
この山は、以前から登山に行っている近所の山と同じ高さ。
そしてスカイツリーと同じ634mです。
関連記事:
2017/08/20 『ムサシ登る』
2017/08/29 『ムサシ、ふたたび』
高さは同じでも今回は9合目から山頂までなので楽チン楽チン。さらに登山道も広いし日陰も多くて、ほんのハイキング気分で、本当に気分よく登れました。
少し薄曇りなのが残念でしたが、山頂からは日本海と新潟平野が一望できました。
ここのところ自粛の話ばかりで気が滅入っていたので、良い気分転換になりました。
先日、緊急事態宣言が解除されたようなタイミングで、久しぶりに息子くんに登校の指示が来ました。
その頃は、都道府県をまたいだ移動の自粛がまだ言われていた頃で、公共交通機関はちょっとヤダなという感じ。
ワタシはちょうど代休が残っていたこともあり、会社を休んで送迎してあげることにしました。
授業は午後からなので、近くで一緒にお昼を食べてから学校に送り届けます。
でも、授業中の時間を何して過ごそうかな。
車の中で寝てるとか、本屋にささるとか、いろいろ考えたのですが。
思いついたのが登山。
あそこなら9合目までは車で行けます。
学校からそこまでは1時間くらい。
頂上までぶらぶら歩いて往復1時間ほど。
それから学校に向かえばちょうど良い時間となります。
ただ、そこってワタシとは因縁のある場所です。
どうしようかな?って悩んだのですが、まあ良いやっリベンジだってっんで、思い切って行ってみました。
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2013/06/26 『トイレは終わりましたっ』
スカイラインの駐車場に車を停めると、例の展望台は営業していませんでした。
まぁこのご時世ですからね。
でも今日のお目当てはここではありません。
ここからさらに徒歩で登山道を登っていきます。
この山は、以前から登山に行っている近所の山と同じ高さ。
そしてスカイツリーと同じ634mです。
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2017/08/29 『ムサシ、ふたたび』
高さは同じでも今回は9合目から山頂までなので楽チン楽チン。さらに登山道も広いし日陰も多くて、ほんのハイキング気分で、本当に気分よく登れました。
少し薄曇りなのが残念でしたが、山頂からは日本海と新潟平野が一望できました。
ここのところ自粛の話ばかりで気が滅入っていたので、良い気分転換になりました。
タグ:登山
子は親の背を見て育つ [育児]
今年の春から進学して寮生となった息子くん。
家を出て行き父親が息子ロスになったことは記憶に新しいです。
関連記事:
『息子ロス』
が、なぜか今、家には息子が…。
コタツで丸くなって(ネコか!)ごろごろしています。
そうなんです、半年で退寮してしまいました。
なんかね。
まぁ、寮の内情を聞いてみると、なんじゃそりゃ?ってことも多々あるんですが、それが我慢できないわけでも、団体生活にどうしてもなじめないわけでも、先輩にいじめられてってわけでもない様子。
じゃあなんでよ?って感じなんですけど、う~んむにゃむにゃ的な感じではぐらかす。
これは単純にホームシックなのかな?
まだ16ちゃいでちゅもの。ばぶちゃんなんでちゅね(笑)。
…なんて思っていました。
(いらすとや)
ところが先日。
座キューピーマジックの公演『Vol.71 最後のブラッディマリー』を観に行った時に、つい本音をポロリと。
「だって寮にいたらキューピー観に行けないじゃん」
なに、そっち?
そりゃまあ、寮では毎晩点呼までに戻らないといけないので、いかにマチネといえども新幹線で直帰、くらいにしないと間に合いません。
そのうえさらに最近は大雨やら台風やらで新幹線の運行状況が怪しいことも多い。
外泊にするにしても、外泊届やら食事の欠食届など、いちいち面倒くさい。
自宅通学生ならば帰りが何時になろうが構わないので、心置きなくキューピーマジックの公演を観に行ける、と。
聞くとこの春の公演『Vol.70 ハムレットのための特別席』に置いて行かれたのがかなりショックだった模様。
お、おまえ…そんなにキューピーが好きだったのか(笑)。
まぁこの親にしてこの子あり、ですか。
(いらすとや)
実は今行ってる学校も、なぜか演劇が盛ん。
学園祭になると学科対抗で演劇をやるくらいで。それも結構ガチなんですよ。
さらには部活の出し物でも演劇があったりして。
知らない人が見たら、俳優養成学校かよ、ここは!?という学校なんです。
息子も息子で今年の学園祭では役者デビューを果たしてました。
いや、正しくは小学校の学芸会とかではすでにデビューしてましたがね。
(思えば先生方や保護者にはかなり評判だったな:笑)
そんな息子でしたから、キューピーを観に行けなかったのがよほど悔しかったんでしょう。
「ちくしょう!寮なんて、寮なんて…、寮なんて絶対に出てやるぅ~!」
と心に誓った…んでしょう、たぶん。
ただし家から通うとなると、朝は始発の電車です。
それに間に合うバスはないので、駅までは車で送らなくてはならず。
寮生だと三食食事がでますが、自宅通学生はお弁当。
(学食もあるにはありますけど一応ね)
なので、起床時間も出発時間も、娘の時よりも一時間も早い。
親としては寮生のほうが楽で助かるんですが。
まぁ子供たちには今まで散々「キューピーと学校とどっちが大事なんだ」とか「キューピーと部活と(以下同文)」とか言ってきましたからね。
自業自得。
因果応報。
身から出た錆。
類は友を呼ぶ。
蛙の子は蛙。
いや、子は親の鏡…か。
うーん、返す言葉なし!ははは(汗)
ということで彼は夏休み明けから自宅通学となっています。
今度は「学校辞めて、オレは役者になるっ!」なんて言い出さないか、とても心配で夜しか眠れません。
いや、学校で演劇やれてるから大丈夫か。
ん?…大丈夫、なんだよね?
家を出て行き父親が息子ロスになったことは記憶に新しいです。
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『息子ロス』
が、なぜか今、家には息子が…。
コタツで丸くなって(ネコか!)ごろごろしています。
そうなんです、半年で退寮してしまいました。
なんかね。
まぁ、寮の内情を聞いてみると、なんじゃそりゃ?ってことも多々あるんですが、それが我慢できないわけでも、団体生活にどうしてもなじめないわけでも、先輩にいじめられてってわけでもない様子。
じゃあなんでよ?って感じなんですけど、う~んむにゃむにゃ的な感じではぐらかす。
これは単純にホームシックなのかな?
まだ16ちゃいでちゅもの。ばぶちゃんなんでちゅね(笑)。
…なんて思っていました。
(いらすとや)
ところが先日。
座キューピーマジックの公演『Vol.71 最後のブラッディマリー』を観に行った時に、つい本音をポロリと。
「だって寮にいたらキューピー観に行けないじゃん」
なに、そっち?
そりゃまあ、寮では毎晩点呼までに戻らないといけないので、いかにマチネといえども新幹線で直帰、くらいにしないと間に合いません。
そのうえさらに最近は大雨やら台風やらで新幹線の運行状況が怪しいことも多い。
外泊にするにしても、外泊届やら食事の欠食届など、いちいち面倒くさい。
自宅通学生ならば帰りが何時になろうが構わないので、心置きなくキューピーマジックの公演を観に行ける、と。
聞くとこの春の公演『Vol.70 ハムレットのための特別席』に置いて行かれたのがかなりショックだった模様。
お、おまえ…そんなにキューピーが好きだったのか(笑)。
まぁこの親にしてこの子あり、ですか。
(いらすとや)
実は今行ってる学校も、なぜか演劇が盛ん。
学園祭になると学科対抗で演劇をやるくらいで。それも結構ガチなんですよ。
さらには部活の出し物でも演劇があったりして。
知らない人が見たら、俳優養成学校かよ、ここは!?という学校なんです。
息子も息子で今年の学園祭では役者デビューを果たしてました。
いや、正しくは小学校の学芸会とかではすでにデビューしてましたがね。
(思えば先生方や保護者にはかなり評判だったな:笑)
そんな息子でしたから、キューピーを観に行けなかったのがよほど悔しかったんでしょう。
「ちくしょう!寮なんて、寮なんて…、寮なんて絶対に出てやるぅ~!」
と心に誓った…んでしょう、たぶん。
ただし家から通うとなると、朝は始発の電車です。
それに間に合うバスはないので、駅までは車で送らなくてはならず。
寮生だと三食食事がでますが、自宅通学生はお弁当。
(学食もあるにはありますけど一応ね)
なので、起床時間も出発時間も、娘の時よりも一時間も早い。
親としては寮生のほうが楽で助かるんですが。
まぁ子供たちには今まで散々「キューピーと学校とどっちが大事なんだ」とか「キューピーと部活と(以下同文)」とか言ってきましたからね。
自業自得。
因果応報。
身から出た錆。
類は友を呼ぶ。
蛙の子は蛙。
いや、子は親の鏡…か。
うーん、返す言葉なし!ははは(汗)
ということで彼は夏休み明けから自宅通学となっています。
今度は「学校辞めて、オレは役者になるっ!」なんて言い出さないか、とても心配で夜しか眠れません。
いや、学校で演劇やれてるから大丈夫か。
ん?…大丈夫、なんだよね?
足慣らし [育児]
このたびの台風でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、被害を受けた方々には心からお見舞いを申し上げます。
早急な復興と安全な日常が戻ることを祈っています。
あっという間にお盆も過ぎ、暑い夏もひと雨ごとに涼しくなってきました。
以前娘の高校のイベント等で何度か登ったあの山に、今度は息子を連れて登ってきました。
関連記事:
2017/09/05 『合格祈願』
2017/11/03 『山に登って目をなくす』
2018/10/02 『卒業後のPTA行事』
息子はまだ夏休みの真っただ中。
この休み中に学校の部活で、泊りがけで登山に行く予定なので、その足慣らしみたいなもんです。
大体4合目になる標高771mまではロープウェイで楽ちん楽ちん。
いつも冬になるとスキーに行く例のところです。
木立の中を登るので景色を楽しめるのはところどころ。
視界が開けると気持ちいいです。
目的地は9合目の山小屋です。実際の頂上は、そこから切り立った崖の上なので、とてもそこまでは行けません。装備も体力も覚悟もありませんのでね。近くまで行って写真を撮って引き返しました。
山小屋のそばでお昼を食べて一休み。
そろそろ帰ろうか、と下山を開始。
その下りの途中。
休憩所と言うかお堂と言うか、を途中通るのですが、そこでなぜかホットケーキを焼いている女性二人がいました。
「いっぱい焼いちゃったんで食べてください!」
ってことで、いただいてきました。
が、なぜホットケーキ???
コーヒーやカップラーメンは見たことがありますが、山でホットケーキを焼いてるのは初めて見ました。
なんだか、新鮮なような、場違いなような…。
ま、美味しかったのは美味しかったので良かったです。
あまり体力に自信のない息子くん。
登り3時間、下り2時間半くらいだったでしょうか。かなりペースを抑えたので、まあまあこんなもんでしょ。
いい足慣らしになったことでしょう。
早急な復興と安全な日常が戻ることを祈っています。
あっという間にお盆も過ぎ、暑い夏もひと雨ごとに涼しくなってきました。
以前娘の高校のイベント等で何度か登ったあの山に、今度は息子を連れて登ってきました。
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息子はまだ夏休みの真っただ中。
この休み中に学校の部活で、泊りがけで登山に行く予定なので、その足慣らしみたいなもんです。
大体4合目になる標高771mまではロープウェイで楽ちん楽ちん。
いつも冬になるとスキーに行く例のところです。
木立の中を登るので景色を楽しめるのはところどころ。
視界が開けると気持ちいいです。
目的地は9合目の山小屋です。実際の頂上は、そこから切り立った崖の上なので、とてもそこまでは行けません。装備も体力も覚悟もありませんのでね。近くまで行って写真を撮って引き返しました。
山小屋のそばでお昼を食べて一休み。
そろそろ帰ろうか、と下山を開始。
その下りの途中。
休憩所と言うかお堂と言うか、を途中通るのですが、そこでなぜかホットケーキを焼いている女性二人がいました。
「いっぱい焼いちゃったんで食べてください!」
ってことで、いただいてきました。
が、なぜホットケーキ???
コーヒーやカップラーメンは見たことがありますが、山でホットケーキを焼いてるのは初めて見ました。
なんだか、新鮮なような、場違いなような…。
ま、美味しかったのは美味しかったので良かったです。
あまり体力に自信のない息子くん。
登り3時間、下り2時間半くらいだったでしょうか。かなりペースを抑えたので、まあまあこんなもんでしょ。
いい足慣らしになったことでしょう。
タグ:登山
息子ロス [育児]
いやーこんなことになるとは思ってませんでした。
思えば去年、娘が一人暮らしを始めた時は、娘ロスが来るだろうなーと、自分でもわかってました。
三年間、毎日、お弁当を作ったり、学校まで送迎してましたからね。
それがなくなって、一日の行動が大きく変わったので、ロスにもなるってもんです。
関連記事:
2018/04/26 『娘ロス』
それにひきかえ、息子は給食&スクールバスでしたからね。
ただ、クマが出る時期などは夕方ダッシュで会社を出てバス停まで迎えに行くとか、雪が降ってから卒業までの数箇月は、朝、バス停まで車で送ってはいました。朝はちょうどワタシの通勤時刻とスクールバスの時間が近かったので。
でもこれほどの息子ロスが来るとは思ってませんでした。
普通、息子ロスって母親がなるもんじゃないんでしょうかね。
ウチの場合、カミサンは仕事が忙しくてロスどころじゃないって感じかもしれません。
この春から息子は寮生活。
15歳(もうすぐ16歳ではありますが)で親元を離れるって、やっぱり早いよな~。
ま、それは志望校を決めた時に、本人も親もわかっていたこと、と思ったり。
それでも実際にその場になってみると、やっぱり早いよな~と思ったり。
覚悟が足りなかったのかもしれませんね。
去年は娘が一人暮らしになって、今年は息子が家を出て。
子供たちが二人ともいなくなって、家は大人だけの世帯になりました。
息子がいなくなったロスなのか、子供たちが二人ともいなくなった総合ロスなのか。
何とも判断できないところです。
まあそうか。
娘が出た後も、今までは家に帰れば必ず息子がいましたからね。
帰る前に、何か買い物はあるかな?と思って家に電話をかけると、必ず息子が出ました。
いつも茶の間でゲームしてたり勉強してたりしてましたのでね。
もう帰っても息子がいないと思うだけで、会社にいても気持ちがふさぎます。
あーもうチカラが出ない~って、顔が濡れたアンパンマン状態です。
カミサンは相変わらず夜遅くまで仕事だし。
家に残ってるのは、耳が遠くなって足腰の弱いおばぁだけ。
こんな時は今までできなかった自分の趣味とかに没頭すればいいのかな。
趣味かぁ…うーん。なんか何もかも面倒くさい。
本を読むにも最近老眼がひどくなって小さい文字がつらいし。
三味線の練習に出かける時の子供たちの「頑張れ~」の声もないし。
車でどこかドライブに出かけようにも一人っきりだし。
ネットで面白い記事を見つけても一緒に笑ってくれる子供たちはいない。
つまらん。ほんっとにつまらん。
ヤツらが生まれる前は、こんなにつまらない毎日を送っていたのだろうか。
子供たちが生まれる前の生活がどうだったのか、もうすっかり思い出せません。
特に写真もないので、去年のちょうど今頃、息子の部活の休日練習に作ったお弁当を貼っときます。
秋ごろまでは部活があったので、土日の練習日にはお弁当を作っていました。
最後は…今年の正月明け。始業式の前の日に確認テストがあり、その時のお弁当が最後でしたね。
が、写真に残っていたのは一年前のこれが最後の一枚でした。
いつも変わり映えのないこんな手抜き弁当でしたが、二人とも一度も文句を言うことなく、よく黙って食べてくれてたなぁ。ありがとうね。グスン…
思えば去年、娘が一人暮らしを始めた時は、娘ロスが来るだろうなーと、自分でもわかってました。
三年間、毎日、お弁当を作ったり、学校まで送迎してましたからね。
それがなくなって、一日の行動が大きく変わったので、ロスにもなるってもんです。
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2018/04/26 『娘ロス』
それにひきかえ、息子は給食&スクールバスでしたからね。
ただ、クマが出る時期などは夕方ダッシュで会社を出てバス停まで迎えに行くとか、雪が降ってから卒業までの数箇月は、朝、バス停まで車で送ってはいました。朝はちょうどワタシの通勤時刻とスクールバスの時間が近かったので。
でもこれほどの息子ロスが来るとは思ってませんでした。
普通、息子ロスって母親がなるもんじゃないんでしょうかね。
ウチの場合、カミサンは仕事が忙しくてロスどころじゃないって感じかもしれません。
この春から息子は寮生活。
15歳(もうすぐ16歳ではありますが)で親元を離れるって、やっぱり早いよな~。
ま、それは志望校を決めた時に、本人も親もわかっていたこと、と思ったり。
それでも実際にその場になってみると、やっぱり早いよな~と思ったり。
覚悟が足りなかったのかもしれませんね。
去年は娘が一人暮らしになって、今年は息子が家を出て。
子供たちが二人ともいなくなって、家は大人だけの世帯になりました。
息子がいなくなったロスなのか、子供たちが二人ともいなくなった総合ロスなのか。
何とも判断できないところです。
まあそうか。
娘が出た後も、今までは家に帰れば必ず息子がいましたからね。
帰る前に、何か買い物はあるかな?と思って家に電話をかけると、必ず息子が出ました。
いつも茶の間でゲームしてたり勉強してたりしてましたのでね。
もう帰っても息子がいないと思うだけで、会社にいても気持ちがふさぎます。
あーもうチカラが出ない~って、顔が濡れたアンパンマン状態です。
カミサンは相変わらず夜遅くまで仕事だし。
家に残ってるのは、耳が遠くなって足腰の弱いおばぁだけ。
こんな時は今までできなかった自分の趣味とかに没頭すればいいのかな。
趣味かぁ…うーん。なんか何もかも面倒くさい。
本を読むにも最近老眼がひどくなって小さい文字がつらいし。
三味線の練習に出かける時の子供たちの「頑張れ~」の声もないし。
車でどこかドライブに出かけようにも一人っきりだし。
ネットで面白い記事を見つけても一緒に笑ってくれる子供たちはいない。
つまらん。ほんっとにつまらん。
ヤツらが生まれる前は、こんなにつまらない毎日を送っていたのだろうか。
子供たちが生まれる前の生活がどうだったのか、もうすっかり思い出せません。
特に写真もないので、去年のちょうど今頃、息子の部活の休日練習に作ったお弁当を貼っときます。
秋ごろまでは部活があったので、土日の練習日にはお弁当を作っていました。
最後は…今年の正月明け。始業式の前の日に確認テストがあり、その時のお弁当が最後でしたね。
が、写真に残っていたのは一年前のこれが最後の一枚でした。
いつも変わり映えのないこんな手抜き弁当でしたが、二人とも一度も文句を言うことなく、よく黙って食べてくれてたなぁ。ありがとうね。グスン…
ものづくりは失われてもタイマーは生きている It's a Sony! [育児]
早くも今年の1月には受験を制し、今までのんべんだらりと生活してきた息子ですが、昨日入学式と入寮式を済ませて、ついに家を出て寮生活が始まりました。
入学式の昨日は、前日から雪が降り積もるという異常事態。
4月ですよ?4月!どうなってるんでしょう。
あんまりバタバタしたもんだから写真を撮る暇もありませんでした。
朝は除雪車や事故渋滞を予想してメッチャ余裕をみて出発しました。
現地へは1時間ちょっと前に到着。まぁ遅れるよりは良いか。
あまりにも早すぎたため、駐車場スタッフはまだ誰もいませんでした。
車内でのんびりして時間をつぶすこと数十分。
駐車場の誘導も始まったので、ワタシも車を移動して、受付を済ませました。
後は入学式が始まるのを待つだけです。
ワタシは壁際を陣取り、三脚を立ててビデオ撮影です。
それにしても会場の体育館の寒いこと!
ジェットヒーターも稼働してはいるのですが、全然暖かくなりませんでした。
身体の芯から冷え込む状況の中、式は粛々と進んでいきます。
入学者の名前が読み上げられ、息子の番が過ぎ、もうすぐ全員が終わる…というその時です。
ビデオカメラの液晶モニターに何か出たな、と思ったら。
「書き込みバッファがオーバーフローしました」
「データエラーが発生しました」
「ファイルが壊れた可能性があります。修復しますか?」
次々に現れる不穏な文字列…。
「はい」を選んで修復してはみたものの。
その後は液晶モニターがブラックアウト。
バッテリーの残量が表示されているだけです。
何度も、SDカードを抜き差ししたり、電源を入れたり切ったりするも、改善の気配はありません。
そうこうしているうちに式は終了。
新入生も退場してしまいました。
泣く泣く片づけながらよくよく見てみると。
電源を切った状態でも、レンズカバーが開いたままです。
そしてなぜか電源ランプも点灯…、ん?点灯???
もう完全におかしいぞ。ってんで、一度バッテリーを外してみました。
結果…。
直りました。何事もなかったように起動しました。
家に帰ってから動画を再生してみましたが、エラーが起きる直前まではきちんと録画されていました。
あー、あの時、すかさずバッテリーを抜いてみればよかった。
そうすれば式の後半はまた録画できたのに…。
後悔先に立たず。
それにしても、憎っくきソニータイマー。
こんな時に発動しなくてもいいのに。
5年目なんでまったく気にしていませんでした。
もう2度と撮れない息子の入学式…。どうしてくれるの!
入学式の昨日は、前日から雪が降り積もるという異常事態。
4月ですよ?4月!どうなってるんでしょう。
あんまりバタバタしたもんだから写真を撮る暇もありませんでした。
朝は除雪車や事故渋滞を予想してメッチャ余裕をみて出発しました。
現地へは1時間ちょっと前に到着。まぁ遅れるよりは良いか。
あまりにも早すぎたため、駐車場スタッフはまだ誰もいませんでした。
車内でのんびりして時間をつぶすこと数十分。
駐車場の誘導も始まったので、ワタシも車を移動して、受付を済ませました。
後は入学式が始まるのを待つだけです。
ワタシは壁際を陣取り、三脚を立ててビデオ撮影です。
それにしても会場の体育館の寒いこと!
ジェットヒーターも稼働してはいるのですが、全然暖かくなりませんでした。
身体の芯から冷え込む状況の中、式は粛々と進んでいきます。
入学者の名前が読み上げられ、息子の番が過ぎ、もうすぐ全員が終わる…というその時です。
ビデオカメラの液晶モニターに何か出たな、と思ったら。
「書き込みバッファがオーバーフローしました」
「データエラーが発生しました」
「ファイルが壊れた可能性があります。修復しますか?」
次々に現れる不穏な文字列…。
「はい」を選んで修復してはみたものの。
その後は液晶モニターがブラックアウト。
バッテリーの残量が表示されているだけです。
何度も、SDカードを抜き差ししたり、電源を入れたり切ったりするも、改善の気配はありません。
そうこうしているうちに式は終了。
新入生も退場してしまいました。
泣く泣く片づけながらよくよく見てみると。
電源を切った状態でも、レンズカバーが開いたままです。
そしてなぜか電源ランプも点灯…、ん?点灯???
もう完全におかしいぞ。ってんで、一度バッテリーを外してみました。
結果…。
直りました。何事もなかったように起動しました。
家に帰ってから動画を再生してみましたが、エラーが起きる直前まではきちんと録画されていました。
あー、あの時、すかさずバッテリーを抜いてみればよかった。
そうすれば式の後半はまた録画できたのに…。
後悔先に立たず。
ソニー デジタルHDビデオカメラレコーダー Handycam CX535 ホワイト HDR-CX535/W
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: Camera
それにしても、憎っくきソニータイマー。
こんな時に発動しなくてもいいのに。
5年目なんでまったく気にしていませんでした。
もう2度と撮れない息子の入学式…。どうしてくれるの!
レントゲン写真より動画が欲しい [育児]
Appleな話題満載のPodcast、Apple News Radio ワンボタンの声へのコメントを、なぜかこっそりblogに書いてしまうこの試み(笑)。
最近番組の中で話題になっていた「レントゲンの写真データをもらえないか」に反応してみます。
初めての子供が授かった時、定期的に病院で検診を受けていたカミサン。
毎回嬉しそうにエコー画像をプリントアウトしたものを持って帰ってきました。
「もよもよ動いてて可愛いよ〜!」
なんて話を聴くうちに、なんだかこちらもムズムズと。
いいなぁ〜。見てみたいなぁ〜と。そんな気持ちがわいてきました。
その数年後、今度は第二子の妊娠。
我慢できずに言ってみました。
ワタシ 「エコー検査、見に行っちゃだめ?」
カミサン「え〜やだ、恥ずかしい!」
速攻で断られました(汗)。
がっかり…。
ところがある日、病院から帰ってきたカミサンが、妙に嬉しそう。
何かと思っていると。
「ビデオに録画してもらったよ〜!」
そうなのです。
前回の検診の時、技師の人に「ダンナが見たがって困る」って話をしたら「ビデオテープを持って来れば録画してあげる」と言われたそうで。今回はテープ持参で検診に行き、エコー画像を録画してもらってきたのでした。
お〜っやった〜!!!
これで動いてる胎児が観れる〜。
早速ビデオデッキにインして観てみると。
うおぉぉぉぉぉぉ!か、かわいい…。
もよもよ動いているのも可愛いですが。
ポインタを使って、頭の大きさを測ったり、大腿骨の長さを測ったりしてるんですね。
なんだかCADのデモンストレーションを見ているようで面白かったです。
あと、ビックリしたのが。
カーソルを当てた場所の音が聞こえるんです。
そう!ぴょこぴょこ小刻みに動いている胎児の心臓にポインタを当てると、その音が聞こえるんですよ。ちゃんとその音もビデオに入っていました。
すごい!可愛い!面白い!科学技術万歳!
その時の胎児も今はもうワタシより大きくなり、春からは一人暮らしを始めます。
時の経つのは早いもんですね。
最近だったら、もっと簡単に、USBメモリやSDカードを挿して、動画を保存できるようになっているのでしょうか。いや、もしかすると三次元データで保存されてて、VRゴーグルでグリグリ回しながら見れたりするのでしょうか。
それもまた面白そうですよね!
最近番組の中で話題になっていた「レントゲンの写真データをもらえないか」に反応してみます。
初めての子供が授かった時、定期的に病院で検診を受けていたカミサン。
毎回嬉しそうにエコー画像をプリントアウトしたものを持って帰ってきました。
「もよもよ動いてて可愛いよ〜!」
なんて話を聴くうちに、なんだかこちらもムズムズと。
いいなぁ〜。見てみたいなぁ〜と。そんな気持ちがわいてきました。
その数年後、今度は第二子の妊娠。
我慢できずに言ってみました。
ワタシ 「エコー検査、見に行っちゃだめ?」
カミサン「え〜やだ、恥ずかしい!」
速攻で断られました(汗)。
がっかり…。
ところがある日、病院から帰ってきたカミサンが、妙に嬉しそう。
何かと思っていると。
「ビデオに録画してもらったよ〜!」
そうなのです。
前回の検診の時、技師の人に「ダンナが見たがって困る」って話をしたら「ビデオテープを持って来れば録画してあげる」と言われたそうで。今回はテープ持参で検診に行き、エコー画像を録画してもらってきたのでした。
お〜っやった〜!!!
これで動いてる胎児が観れる〜。
早速ビデオデッキにインして観てみると。
うおぉぉぉぉぉぉ!か、かわいい…。
もよもよ動いているのも可愛いですが。
ポインタを使って、頭の大きさを測ったり、大腿骨の長さを測ったりしてるんですね。
なんだかCADのデモンストレーションを見ているようで面白かったです。
あと、ビックリしたのが。
カーソルを当てた場所の音が聞こえるんです。
そう!ぴょこぴょこ小刻みに動いている胎児の心臓にポインタを当てると、その音が聞こえるんですよ。ちゃんとその音もビデオに入っていました。
すごい!可愛い!面白い!科学技術万歳!
その時の胎児も今はもうワタシより大きくなり、春からは一人暮らしを始めます。
時の経つのは早いもんですね。
最近だったら、もっと簡単に、USBメモリやSDカードを挿して、動画を保存できるようになっているのでしょうか。いや、もしかすると三次元データで保存されてて、VRゴーグルでグリグリ回しながら見れたりするのでしょうか。
それもまた面白そうですよね!