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年の瀬なので負の気を祓って新年を迎えたい [今を生きる]

全国ニュースを賑わせたのでご存知の方も多いと思います。
今月12月16日から18日にかけて、関越自動車道で起きた、大規模立ち往生ですが。
非常に身近な場所でもあり、普段の自分の生活に関わったりしたので、いくつか思ったことを残しておきたいと思います。

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まず。
直接の原因として、雪道対策が不充分の大型車が渋滞の始まりだった、という報道もありました。
本当かどうかは確認も取れないのですが、そうだとしたらとんでもない話で。
ここのところ2年ほどは少雪が続いていたため、油断があったのでしょうか。
いや、ぶっちゃけこの雪国に住むワタシたちでさえ、かなりな部分、油断していたところもありました。
昔なら、一晩で1m以上積もることだって、1シーズンに何度かある年もありました。

「いやー降ったねー」

って、翌朝にみんなで苦笑いして終わる程度のことだったんです。
それでもそれが当たり前で、どこにも誰にも文句を言うでもなく、黙って黙々と雪掘りをする。それが雪国の人間なのです。良くも悪くも。
ところが交通網が発達して、豪雪地帯の雪を知らない人たちが多く入ってくる。雪の怖さを知らない、あるいは、なめてる人たちが。

今日中に東京に帰らないといけない仕事があると言って、乗ってきた車を放置して徒歩で脱出して電車で帰った人がいたそうです。自分が放置した車両を処理するために、他の車の救助が遅れることはまったく想像しない。自分のことしか考えてない人があまりに多すぎます。

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以前、山岳救助隊の人に聞いたことがあります。
山で遭難した人を救助した際に、救助が遅い、とすごい剣幕で怒られたと。
救助されるのが当たり前だと思ってるんですね。生きているうちに助けてもらってありがたい、という感謝の気持ちはこれっぽっちもないんです。
リスクのある場所に行くのに、最低限の準備をするのは自分の責任なんですがね。

この後、国土交通省とNEXCO東日本が見解を出しました。

「今後は躊躇なく通行止めにする」


以前、南魚沼市を通る在来線、上越線でも立ち往生がありました。
乗客を救助するのに時間がかかり、そのことであちこちから攻撃を受けました。それ以来、上越線は少しの降雪でも運転見合わせにするようになりました。日本一雪深い地域の路線が、最も雪に弱い路線になってしまいました。

そして今後、同じことが関越自動車道でも起きることになります。

自分のことを棚に上げて、声高く騒ぐ一握りの利用者。そういう人に限って、実はたまにしか利用しなかったりします。まあ、普段使わないから適当なことを言える、とも言えますが。
結局、一握りの我儘な客のために、その他大勢の、常に利用している一般の人々が不利益を被ることになります。


またマスコミの報道についても一言。
今回、関越自動車道の絵を撮るために、多くの取材車が一般道に路駐していました。ただでさえ積雪で道幅が狭くなっているところに、当たり前のような顔で車を止めてます。
報道の自由、ってやつですか?報道のためなら何をしても自由、ってことですか?
違いますよね。これはもう、報道という名の暴力ですよね。

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この朝、在来線は運転見合わせ。息子を最寄りの新幹線の駅まで送り、新幹線通学となりました。
時間にはかなり余裕を持って出発したので、ワタシたちは問題ありませんでしたが、この写真の道路は3桁とはいえ、れっきとした国道で、後30分もすれば通勤通学でかなりの通行がある場所です。その片側車線を占拠しているのですから、おそらく大変なことになっていたでしょう。
ご丁寧にも、橋の手前と奥に車を停めて、完全に封鎖状態です。

そこに暮らす人たちのことにはお構いなし。衝撃的な絵が撮れれば何でもやる、そんな人たちなんですね。
そもそも、報道陣の目の色が違ってましたもん。同じ人間とは思えない、近寄りがたい、気持ち悪さを感じました。

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最後にもう一つ。

今回、結局3日間にわたって立ち往生が発生したわけです。それで思いました。
政府は2030年までに、すべての販売車を電気自動車にするそうですよね。もし今回の立ち往生した車が、みんな電気自動車だったらどうだったでしょう。3日間、吹雪の中、電気自動車に閉じ込められたら。生き残った人が何人だったか、そういったレベルの話になりはしないでしょうか。
そもそも国会議員なんて、雪国どころか都会でさえ運転することはないでしょう。車さえ持たない人も多いかもしれません。重量税とか訳のわからない法外な税金を払わされたり、いつか無料にしますと約束した高速道路の料金をいつまでも払わされたり、ガソリン税に消費税という税金を二重に払わされたり、そんなことは別にどうでもいいんですもんね。ハイブリッド車が何人を轢き殺そうが、電気自動車が毎冬何人も凍死者を出そうが、国会議員様にとってはどうでもいいってことです。利権にしか興味ない人たちですもの。


と、まあ。ワタシが年の瀬にこんなblogで毒を吐いたところで何にも変わりはしないのですが、いろいろと大変だった一年の締め括りとして書き殴ってみました。でも、なんだかんだ言っても、あらゆる人を受け入れるのがこのblogですからね(笑)。ま、言ってみただけ、です。来年はもっと心穏やかに楽しく幸せな一年になることを願って、2020年最後の記事にしたいと思います。

それでは皆さま良いお年を。


タグ:愚痴 大雪
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価値観の相違が破局を招く [車]

前回の記事に書いたように、また今年もアンダーカバーが壊れ落ち、フロントタイヤのインナーライナーを外されてしまった、ワタシのQ5ですが。

関連記事:
 2020/12/27 『冬本番もまだのうちから春よ来い

先日またエンジンオイルの警告灯が点きまして、オイルを補給しました。
その時に、ボンネットを開けて何か変なことに気付きました。

エンジンルームがめっちゃ汚れてる…?
えっ?と思ってよく見ると。

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エンジンルームからタイヤが見える。
はぁっ?

ワタシ、インナーライナーってただの内張りだと思ってました。
タイヤハウスにはそれを構成する金属のパネルがあって、タイヤハウスとエンジンルームは分けられている、と思っていたのです。
前回の記事で、内部の臓物と思ってたのは、エンジンそのものでした。

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タイヤハウスから見上げると、空が見える。

あっ、インナーライナーって、そういう構造なの?
アンダーカバーの巻き添えを食って、取り外されてしまったため、タイヤとエンジンがワンルーム化してしまっているんですね。
これじゃ、エンジンルームが泥だらけになるのは当たり前。

ディーラーで「インナーライナー外しました」って言われた時、ワタシ聞いたんです「大丈夫なんですか?」って。
全然大丈夫じゃないじゃん。
これって今度は、雪がもろエンジンルームに入り込むってことじゃん。何考えてんの?
エンジンルームが泥だらけになるなんてことは、ディーラーとしてはぜんぜん大丈夫なことなんだ。へー。


あー、いや。
あの時、その場でボンネットを開けて、自分できちんと確認しなかったワタシが悪かったのですね。サービスマンの言うことをそのまま信じたワタシが悪かったんですね。そうなんですね。

でもせめて「こういう構造になっているんでエンジンルーム内が汚れますけど」って一言だけでも言って欲しかった。てか、手っ取り早くインナーライナーを取り外すんじゃなく、なんとか生かす方向で努力して欲しかった。まあ、やったけどダメだったのかもしれないけど。

いやなにも、ワタシだって、エンジンルームをピカピカにしておきたいわけじゃないです。でもそれにしたって、これはないと思いませんか。
確かにディーラーにとってみれば、7年落ちのQ5なんて大した車じゃないかもしれない。でも、こんな対応はないと思いますよ。
何か、ディーラーへの信頼度、すべて消失。まったくなし。

いや、もう、次はないわ。Audi。
てか向こうのほうから見限られてるのかもね。

くそ。定年になったら退職金でベンツでも買ったろ。←ムリ


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冬本番もまだのうちから春よ来い [車]

今や季節の風物詩となっているAudiのアンダーカバー脱落ですが、今回もタイヤハウスの内張り(インナーライナー)を巻き添えにして、あえなく修理となりました。

関連記事:
 2020/12/19 『Audiの冬はアンダーカバーの冬

ということで、取り急ぎディーラーへ。下周りを見てもらっている間、新しいQ3に試乗しませんか?ということで、小一時間走りまわってみました。

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新型Q3はガソリン車は入ってこないため、ディーゼルのみだそうです。2030年までにガソリン車の販売を無くすという政府の都合により、日本の自動車業界は大転換の時期に来ていますね。本当にそんなことができるのでしょうか。

それはそれとして…。

以前Q5のディーゼルに乗ったことがあります。その時は結構良い印象でした。車外ではディーゼル特有のエンジン音がありましたが、車内に入るとまったく聞こえませんでした。ディーゼルなんで吹け上がりに軽快さはありませんが、トルクは低回転からモリモリ出てきてて、とても運転がしやすかった印象があります。

関連記事:
 2019/03/11 『はいまた妄想のお時間です


そんなことを思い出しながら、今回新型Q3に乗ったのですが。
いやー、ぶっちゃけイマイチでしたね。

まずエンジン音が安っぽすぎます。カリカリいうディーゼル的な音、というだけではなくて、何か、ガラガラいった感じの安ーい音色です。Q3はこの音が車内にも入ってくるので、運転してても気持ちが萎えてしまいます。

あと、エンジンで言えば、トルクがないですね。特に低回転域のトルクが全然足りません。そこって、ディーゼルお得意の分野だと思うのですが。出足の悪さを毎回思い知らされるので、気分が悪いです。ドライブセレクトをダイナミックにすればずいぶん改善されるので、もしワタシが乗るとしたら、常にダイナミックに入れっぱでしょうね。
ガソリン車なら、もっとパワーもあったり、吹け上がりも良かったりして、違った印象なんでしょうね。乗り比べてみたいところですが、日本に上陸しないということで残念です。

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エクステリアは最近のAudiらしく、直線を基調とした感じです。Q2のデザインを踏襲したイメージで、新しさや、若さ、みたいなものは感じます。このデザインを好むユーザーも一定数いるのでしょうね。ワタシ的には好みではありませんが、悪くはない、とも思います。リアフェンダーがぐっと張り出した感じは、なかなかイイですよね。

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でもインテリアはちょっとチープさが気になりました。インパネなんかも直線基調でカッコよさを狙ってるのでしょうが、無意味な平面が目立ち、間延びした印象を受けます。ドアパネルなどは凝った造形ですが、見た目の材質感がやっぱりイマイチでした。

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装備的なもので言うと。

サンルーフが付いてました。
おー良いなー。天気の悪さを気にせず、開けたり閉めたりするワタシ。あーやっぱり雪が入るよなー。(降雪時なのであたりまえ)

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あとは、あちこちにカメラが付いてて。
国産車みたいな、自車を俯瞰で見られる、アラウンドビューができたり。これは現行Q5と同じ機能のようですが、センターパネルの液晶画面が大きくて見やすいですね。カッコいいんだけど、後ろは実際に振り返って見るワタシとしては、あまり恩恵はないかも。

関連記事:
 2018/10/09 『後ろを振り返るな

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あとは、スピーカーにBANG & OLUFSENが付いていたり。
何だかんだ言っても良い音しますが、それを残念なエンジン音が台無しにしてしまいます。

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試乗車を返す時に金額を聞いてびっくり。ゴヒャクマンエン前後ですって!ワタシのQ5とどっこいどっこいな価格帯まできてるんだー。いやはやホントに車って高くなりましたねー。軽自動車でニヒャクマンエン越えも珍しくなくなってきましたもんね。もーだめ、生きていけない、ワタシ。


さて本題のワタシのQ5ですが。
結局、修理と言うか何と言うか。

全部取っ払っちゃいました!(笑)
アンダーカバーはもう落ちて無くなっているんですが、インナーライナーも取り外されてしまいました。春になってから修理しましょう、とのことで、冬の間はこのまま過ごすことになりました。
…だがしかし。

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タイヤハウス後ろ側はバルクヘッド的な感じなので問題ないとは思うのですが。

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対して前側は、配線や配管など、内部の臓物が丸出しになってます。ディーラーでは、大丈夫でしょ、みたいな感じでしたが、これって雪が詰まったり、氷がぶつかったりして、壊れたりしないのだろうか。とっても心配。
だって前にも、チャコールキャニスターが壊れたり。

関連記事:
 2017/01/22 『シリンダーオンデマンド化Q5

車軸速度検出センサーの配線がブチ切れたり。

関連記事:
 2018/02/13 『年始早々手痛い出費4

アンダーカバー系を外してて、困ったことになることも多々ありました。
もっとおとなしく乗れよ、ってことなのかなー。てか、そんなに荒い運転をしてるとは思わないんだけど。ほんの少し、スピードを出す程度よ?(笑)


思えば、ホンダオデッセイの時も雪には苦しめられました。インナーライナーに雪が入って膨らんで、タイヤに干渉するのが、毎年のことでしたもんね。どのメーカーの車でもおんなじなんだろうか。

関連記事:
 2006/01/12 『オデッセイは雪国で使えるのか
 2006/01/15 『オデッセイは雪国で使えるのか その後
 2006/04/20 『オデッセイは雪国で使えるのか 解決編
 2009/12/21 『オデッセイは雪国で使えるのか 再発編


先日会社で、ホンダオデッセイ乗りの若者に言われました。

「GEN11さん、前、オデッセイに乗ってましたよね?」
「タイヤハウスの裏に雪詰まりませんでした?」
「オレの、雪が詰まり過ぎてカバーが外れ落ちちゃいましたよー」
「ディーラーに言ったら『ホンダ車はみんなこんなもんですよ』って言われましたー泣」

…お、お察しします。
ホンダといいAudiといい、ワタシが選ぶメーカーの車はみんな、雪に弱い構造なんですかね。他のメーカーはどうなんでしょう?
えーい、もうこうなったら、次の車はコレにしますわ!コレだったら絶対に雪で壊れたりなんかしないだろ。

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ウニモグ!!!
…あ、ウソです(爆)。


まあ…、取りあえず春になるまでは、おとなしく乗ることにしますよ。
知らんけど。←おい!


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新製品発売のタイミングでやってくるもの、それはほらやっぱり故障 [パソコン]

AppleシリコンやらiPhone12やらが発売になってからこっち、Appleがらみでいろんな故障が相次いでいるワタシの周りです。

関連記事:
 2020/11/20 『新製品発売のタイミングでやってくるもの、それは故障
 2020/11/26 『新製品発売のタイミングでやってくるもの、それはやっぱり故障

ここに来て、ワタシのiPhone7が突然電源が落ちるなど、バッテリーの劣化が急に進んできました。
ほらほら、来たぞー。まるで買い替えを促すかのよう。
さすがだなー。抜かりがないAppleです。

設定アプリのバッテリー項目を見てみると。

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「お使いのバッテリーは著しく劣化しています」

いや、そうでしょうとも。
てか知ってたし。今更言われなくても。

ワタシのiPhone7のバッテリーがヘタったということは…?
実は、娘が使ってるのはそれより前の機種、iPhone6なんです。
家族の中でも今や最も古い機種。
そっちはどうだろう?と心配していると。
まるで以心伝心したかのように。

「携帯がすぐ電源落ちます…」

と、ちょうど泣きが入ってきました。
だよねー!ってんで、さっそく正月休みにでも、二人で修理ショップに行って、バッテリーを交換してこようと思います。

Appleめ、見てろよ。
ぜーったい買い替えなんかしてやんねーかんな!(笑)


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都市伝説を信じて恥ずい目に合う [思ひ出ぽろぽろ]

その昔、S800に女の子を乗せてた時に、ちょっとしたアクシデントがあり、大変恥ずかしい思いをした、という記事を先日書きました。

関連記事:
 2020/12/13 『そしてトラウマは克服された

実はその記事を書いていて、芋づる式に思い出したことがあります。今度はカミサンと付き合い始めた頃の話です。おそらく、件の記事の2~3年後くらいだったと思います。当時乗っていた車は、HondaのクイントインテグラVX、4ドアセダンでした。

関連記事:
 2019/02/20 『愛車遍歴6

注意:
結婚前なので、まだカミサンではないのですが、同一人物なんで(笑)、便宜上、カミサン表記で押し通します。


結婚前、カミサンにはよく、何か美味しいものを食べに行こう、と言っては誘い出し、食い倒れの旅(笑)に出かけていました。その日もいつものように、何かを食べに、何処かへ行ってきたのだと思います。詳細は忘れましたが。
遠出をしたからか、ゆっくり食べすぎたのか、かなり遅い時間になってしまい、帰りを急いでいました。
たぶん夜9時過ぎ、もしかして10時近かったんじゃないかな。すでに門限破り確定ー!って感じです。


国道を走っていて、何か違和感を感じました。
ん…エンジンの吹けが悪い?アクセルを踏んでも、いつものように回転数が上がらない。トルクが全くない感じです。

そのうちに、車全体がガクガクしだしました。ノッキングを大げさにした感じ。最初はパンクしたのか?と思ったのですが、気付くと今度は、排気温度の警告灯が点灯…。


ちょうどトンネルに入る直前だったので、トンネル手前の空き地(電気設備などがある)に、車を滑り込ませました。やばいなー、カミサンの家まで、ここからまだ50kmくらいはあるよ。このまま、だましだまし走っていける距離じゃないな。

例によって携帯電話もない時代。ただ、車を停めた空き地には、公衆電話ボックスがありました。というか、電話ボックスがあったので、この空き地に停めたんですが。半分寝ぼけまなこのカミサンに訳を説明し、公衆電話からJAFに連絡を入れました。

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カミサンにも、家で心配してると思うから、電話したら?って言ったら、もうどうせみんな寝てる時間だからイイや、って言ってたような(汗)。やばーい、怒られるの、確実ぅー。

夜だったせいもあるのか、それからJAFが到着するまで、1時間程度かかったような気がします。JAFも、よく見るような黄色の作業車ではなく、普通の乗用車だったと記憶しています。おそらくJAFと提携している、個人の自動車修理工場の人だったんでしょう。
ワタシとそれほど変わらないような歳恰好のお兄さん。ボンネットを開けてみて、さっと見渡して開口一番。

「これ、何か付けてます?」

エンジンヘッドのスパークプラグを指差します。おお、そうだ。言われてようやく思い出しました。何か月か前、雑誌で見たのか何かして、プラグの火花を増幅して、パワーアップと燃費を改善する、とかいうパーツを付けました。
忘れもしない「ガンスパーク」(笑)!
今の人は知らないでしょうねー。

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1980年代後半にバイクから流行り始め、当時一世を風靡した、エンジン点火強化系の後付けパーツです。スパークプラグの頭にかぶせるように取り付け、その上からプラグキャップを接続します。スパークプラグへ供給する電気を一時的にコンデンサーにため込み、一気に放電することで、出力アップと燃費向上になる、という触れ込みでした。ま、都市伝説、と言うか、怪しい三流パーツですよね。
わかっちゃいるけど、試してみたい年頃なんです。若気の至り、って言うんですかね。

「これ取ってみてもらえます?」

お兄さんに言われ、ガンスパークを取り外してみる。



もしかして、と思いつつ、エンジン始動!
ん?何か良さそう?エンジンが息をつく感じがありません。
しばらくアイドリングをしてみても、警告灯が点灯することもない。

「念のため、ゆっくり走りながら、様子を見てください」

(眠いっつーのに、こんなくだらないことで呼ぶな)
(遅くまで女とチャラチャラ遊びやがって、ざまあ)

お兄さんは、そんな視線を投げかけて、帰って行きました。
(個人の感想です:笑)

待ち時間、1時間。
修理時間、1分。

いや、申し訳ない。一番最初に気づいて疑うべきでしたね。
付けてからしばらくは、特に問題なかったんで、付けていたことさえ忘れてました。逆を言えば、何の効果もなかった、ということですね(汗)。


何だかんだで、帰りは午前様。
一応、お家の方に、遅くなった理由と、お詫びを一言。と思っていましたが、さすがにカミサン家の電気は消えており…。でも、玄関の鍵は開いてたようで。

後日、怒られなかったか、聞いてみたところ。

「そうでもなかった」

ホントか?
いや、そんな訳ないだろう。
ワタシに気を使ってそう言ったのかもね。

S800にまつわる恥ずかしい話に合わせて思い出した、JAFのお兄さんとカミサンにダブルで恥ずかしかった、クイントインテグラでの思い出でした。


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Audiの冬はアンダーカバーの冬 [車]

何年もずっと我慢したきたQ5のヘッドライトがようやく直り、意気揚々としていたワタシ。

関連記事:
 2020/12/18 『キレイなオメメでクルマ社会を覗いてみれば

良いことがあれば悪いこともある。
さっそく悪いことがやってきました。

この季節と言えば。
そうなのです。また、アンダーカバーが落ちちゃいました。

前日からついに降りだした本降りの初雪が、これがまたなんとドカ雪。それでも、アンダーカバーは気にしてて、車庫に入れた後は、下回りの雪が残らないように、ファンヒーターを点けて温めていました。それなのに。
何だかガソリンの減りが早いなーって思ってたんですよ。それでも、2年前に交換したばかりだし、まさかとは思っていました。

前日から降り続いた大雪の翌朝。在来線は動きそうもないので、最寄りの新幹線の駅まで息子を送りました。道中も雪で大変なことになってはいましたが、何とか無事に駅に到着し、改札へと送り出しました。
さて会社に向かおうと、駐車場に戻ってみると。何やら、助手席のドアの下あたりに、黒いものがベロリと。

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あーまたかー。

前回、2年前かな?に、助手席側前輪のタイヤハウスカバー(インナーライナー)ごと修理した、いつものアンダーカバーがコンニチワ。いや、コンニチワとか、挨拶いらないから。

関連記事:
 2018/01/23 『年始早々手痛い出費2
 2018/02/01 『年始早々手痛い出費3
 2018/02/13 『年始早々手痛い出費4

引っ張ってみたものの、取りたい時には固くて取れない。んーもう!それがなんか、水を含んでもうゴムのようにグニョグニョなんです。こりゃなんだ?まるで「もなかの皮」のようです。
アンダーカバーとは言っても、エンジン下のカバーではなく、ちょうど左右乗員席の下あたりに付いている、おそらく遮音と空力目的の、簡易的なカバーです。ちょうど、インナーライナーと同じような材質に見えますね。一般的に、圧縮ボード、と言われる素材みたいな。

あちゃー。これじゃダメだわ。もっと固い材質かと思ってました。少なくとも、水を吸わない材質でないと。これじゃあ壊れるよ。毎年壊れてもおかしくない。って…毎年のように壊れてるわ。いっそのこと、アルミ板かなにかで作ってくれないかなー。
当然ながら、以前と同じく、インナーライナーも外れて、雪が詰まっております。
インナーライナーがタイヤを押してて、ガソリン食う食う。あーまた修理だ(泣)。



ネットで見つけたのですが。

「冬は、スタッドレスタイヤ交換と一緒に、アンダーカバーを外しておく」

というツワモノもいるようです。
なるほど、その発想はなかったわ。


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キレイなオメメでクルマ社会を覗いてみれば [車]

最初の車検の頃からずっと気になっていた、Q5のヘッドライトの細かいヒビワレ。

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関連記事:
 2016/11/12 『Q5冬支度
 2020/12/08 『目は口ほどに物を言う

ようやく補修してくれそうな業者を見つけたので、お願いしてみました。
年末になっていろいろ忙しくて昼間の写真が撮れなくてスミマセン。
で、結果です。before and afterでどうぞ。
じゃん!

Before:
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After:
IMG_6723_a.jpeg

全然違うー!
本当に、新車のようにキレイになりました。ヤッター!
心持ち光軸もくっきりシャープになったような気がします。
めっちゃ嬉しー!!!

朝一番でQ5を預けてから、夕方暗くなるまでかかりました。
丸一日時間をつぶすのには四苦八苦しましたが、自分でこれをやる苦労を考えれば、まったくもって文句はありません。
これで車検も、あともう2回くらいは越えられそうです。
ただ、そのまた次の車検となると、13年を超えるので、税金が上がっちゃう。
そうすると、このQ5とは、長くてあと4年くらいのお付き合いですかね。
その後は買い替えとなるんだろうけど、その頃にはワタシはもう定年になった後。
Audiは…少なくとも新車はもう無理だなー。
てか、免許持ってて良いのかなー。
いやせめて70歳くらいまでは、お願いっ!


それにしても。
一日中、クルマなしで過ごしてみて…。
車がないと、こんなにも不便なんだ、と実感しました。
地方はクルマ社会と言いますが、本当ですね。

場所を移動するのに、時間はあるからと、4kmほどを歩きました。
めっちゃ疲れました。
都会の人は歩きなれているのでしょうが。
4kmもの距離を、風雨の中、足元もマスクもグッショリになりながら、1時間以上かかって歩き切りました。
さすがに疲れて、戻る時はバスを使いました。

バスの中は、中高生でいっぱい。
そうだよなー、学生の移動手段はバスと電車だもんなー。
40年も車に乗っていると、そんなことすらも忘れてしまいます。
いや、学生がバスや電車を使うことは、頭では分かっているんです。
でも感覚として分かっていない。
実感がともなっていないんです。
今回しばらく、実際に学生と移動を共にしてみて、その当たり前の不便さ、みたいなものを肌で感じました。
自分が学生として公共交通機関を使っていたのは、クドイようですがもう40年以上も前になります。
この感覚、すっかり忘れていたなー。
それくらい今は、田舎のクルマ社会に慣れきってしまっているってことです。

後10年もしたら、ワタシも免許返納とか考えないといけませんね。
そうなると、また公共交通機関に頼ることになるけど。
いろいろと行動に制限が出てくるなー、と改めて思いました。
覚悟しておかなくっちゃ。
でももしかしてその頃には、自動運転車が普通になっていて、免許証も不要な時代になっているのかもしれませんね。


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そしてトラウマは克服された [思ひ出ぽろぽろ]

久しぶりに車検を取って公道復帰したHonda S800。
先日、前からやりたいと思っていた、灯火類のLED化を行いました。

関連記事:
 2020/11/15 『公道復帰
 2020/12/11 『Hondaの作業服が白いから

確かに、旧車にLEDの光は似合わない。
何だかんだ言って、実はワタシもそう思ってはいます。
それなのに、なんでそれほどまでにLED化したかったのか。

突然フラッシュバックのように、鮮やかに思い出しました。
あの日、あの時、あの場所。

本当に忘れていたのか、ただ単に忘れたかっただけなのか。
今回、実際にLED化をしたことで、気持ちがすっきりしたのか何なのか、ふとある出来事を思い出しました。多分それが、トラウマと言うか、強迫観念になっていたような気がします。

そうだったんだ。
あー、だからかー。

自分で自分の行動が納得できました。
腑に落ちた、ってこのことですね。



その出来事とは…。
今をさかのぼること30年近く前のこと。
カミサンと出会う、少し前でした。

当時ワタシは技術職で、制御系エンジニアをしておりました。
毎日忙しい日々を送りながらも、あの頃の職場は、なにかこう、おおらかと言うか、ゆるいと言うか。そして和気あいあいとしてましたね。

全員がそろって夜11時過ぎまで残業していると、突然「ひゃ~」とか「ひょ~」とか叫び出す先輩がいて。
そのうち

「やめたっ、これから呑みに行く!」

とか言い始め。
みんな深夜テンションなもんで「オレも」「よし!オレも」って話になり。
そのまま全員で呑み屋に行き、その後はカラオケ。
深夜2時過ぎまで騒いでようやく解散。
時にはその後、バーで4時までビリヤード、とか。
それでも朝にはみんな普通に出社。
今思うと、毎日がそんな感じで。
いつも全力疾走していた、そんな日々でしたね。


ある日。
ワタシと特に仲良くしていた人たちの中で、峠に星を観に行こう、って話で盛り上がりました。その日はまだそんなに遅い時間じゃなくて、事務の女の子も何人かいました。
その中の一人に、ワタシがまるで歳の離れた妹のような感じで接してた子(10歳くらい歳下:笑)もいて。

「あたしオープンカー乗りたいっ」

とか言い出しました。
オープンカーから星空や夜景を見たい、とかぬかすんです。

「髪の毛、ボサボサになるよ?」

「いいもん!」

それまで、夜走ったことや、助手席に誰かを乗せたことはありませんでしたが、まあいいよ、ってんで、いったん自宅に帰り、エスハチに乗り換えて、妹(仮)を迎えに行きました。
ワタシはその頃ちょうど、長年探し続けてたエスを再度手に入れたばかりで、嬉しくて、みんなに見せびらかしたかったんでしょう。

関連記事:
 2019/02/24 『愛車遍歴7

他の人たちは、先に峠に向かって出発しています。
ワタシたちも遅れて出発しました。


峠に向かう途中。
季節は、春先だったか秋口だったか。
助手席の妹(仮)に、寒くない?なんて言いながら、そっとヒーターを入れました。
気を利かせたつもりでした。

峠に向かう山道を登り始めます。
街の明かりが遠くなり、あたりがどんどん暗くなってきます。
多分、暗いと妹(仮)が怖がるかな?とでも思ったのでしょう。
普段なら、そんなことはしないのですが。何の気なしに、ハイビームに切り替えました。

「パチン」

…と言ったかどうか。
その瞬間、ヘッドライトが…、消えました。
峠に響く元気な排気音はそのままで、あたりは深い闇に包まれました。

そうです。
ヒーターのブロアファン全開と、ヘッドライトのハイビーム。
その大電流に耐えきれず、一瞬でヒューズがぶち切れたのでした。

突然の暗闇の中で路肩にも寄せられず、そのまま道の真ん中で急ブレーキ。
予備のヒューズなんか持ち合わせてないわ。
うなだれるワタシ。そして助手席では、大爆笑の妹(仮)。
真っ暗な山の中、行くも戻るも、どうにもならず。
幸いウインカーだけは生きていたので、その明りを頼りに方向転換し、途中まで登った峠を、何とか無事に下りきったのでした。

峠を下れば、街中は明るいので、まあまあ一安心。
妹(仮)を乗せたまま、よたよたと自宅まで帰り、いつもの車(当時の車はクイントインテグラ)に乗り換え、改めて峠に向かいました。
峠では他のみんなが待ちくたびれていて。

「二人でどこかにシケこんだのかと思って心配したぞー」

そんなふうに、みんなにイジられて、散々な夜でした。

確かにそれはそう。峠までを2往復してますからね。
みんなは峠の上で、もう2時間半くらい待ってるわけですよ。
当時はまだ携帯電話もなかった時代です。
思えば、真っ暗闇の山の中で、二人っきりの男と女、でした。
相手によっては、何かがあったり、なかったり?
いや、爆笑で済ますような妹(仮)で良かったのかもしれません。

もしも一人だったら、こんなに凹まなかったでしょう。
一人の時で、いやーヒューズが切れてさ、ライトが消えちゃったんだよー、わはははーってな話だったら、ただの失敗話で済んだのに。
隣に女の子を乗せてた、という事実。それを客観的にみるとね、いかに妹(仮)とは言え、あーもうね、ダメよ、それはもうダメ。カッコワリー。ダセー。イケてねー。みっともねー。
ホントにもう、こんなに情けないことはありませんです、ハイ。
調子こいて乗せるんじゃなかった。


そんなことがあってからずっと、エスハチではハイビームを使いませんでした。思えば、今までずっと。
そもそも、それ以来、夜に走ることもありませんでしたし。
トンネル内でライトを点灯する時でも、まずスイッチがロービーム側になっているのを確認してから点灯するのが、今ではもう習慣になってて、ほとんど無意識でやっています。
そんな習慣がついた理由を、原因となったこの出来事を、今の今まで、すっかり忘れていました。
今回、エスハチのLED化により、30年間の封印がようやく解けた感じです。

今度はもう、ハイビームとヒーターと、両方使っても大丈夫になったよ。
妹(仮)にはここ何年も会っていませんが、今度顔を見たら教えてあげよう。
憶えてないかもしれないけど。

そして、何の因果か。
妹(仮)は、カミサンの中学生時代の部活の後輩だそうで。

渡る世間は狭すぎる。
というお話でした。

いやLED化!(爆)。

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Hondaの作業服が白いから [車]

このネタを記事にしたら、さるスジから怒られるかな、とも思ったのですが、一応備忘録的なblogなのでね。思い切って載せちゃいます。

関連記事:
 2020/11/15 『公道復帰

ふと思い立って、久しぶりに車検を取り、公道復帰したウチのエスハチくん。
雪が降ったら出られなくなるので、今のうちにと、あちこち走りまわってたら、ちょっと気になることが出てきました。

車検を通すためにか、かなりキャブを絞ったようで、エンジンのかかりが悪い悪い。
暖まっちゃえばいいんだけど、コールドスタートだと結構厳しい。
以前、車検が切れていた時でも、エンジンだけは頻繁にかけていましたが、これほどではありませんでした。
チョークを引かなくても、普通に着火の気配はあったんです。
だから、軽くチョークを引いてあげれば、何とか一発で始動してました。

今は混合気がかなり薄いのか、多めにチョークを引いても、まったく着火の手ごたえがありません。
様子を見ながら、かなり長めに何度もセルを回すので、バッテリーが上がりそうでヒヤヒヤ。
また昔みたいに、車検とキャブ調整のいたちごっこ、になるのかな。

そんなこんなで。
少しでもバッテリーの負担を減らそうと考えました。
(いやまずはキャブ調整だろうよ:汗)


旧車乗りは嫌がる人も多いんだけど、ずっと試してみたかった、灯火類のLED化をやってみました。
以下の写真は、比較のために、運転席側をLEDに交換、助手席側がノーマルのまま、で撮ったものです。

IMG_6714.png

まずは、ヘッドライト。
やっぱりLEDはかなり青白いですよね。
これこそが、旧車乗りに嫌われる理由です。

実は、色温度の低い、ハロゲン光に近い色合いのLEDも、最近、あるにはあるんですが、エスハチのヘッドライトユニットに収まりそうもないので、諦めました。値段も高かったですしね。
いろいろ探した結果、ハロゲンと同等サイズの、安い(笑)、でも車検対応品、のものにしました。
それでも、奥行きはいっぱいいっぱい。
無理やり何とか押しこみました。
もし、ハロゲンサイズでハロゲン色のLEDが出たなら、そっちに入れ替えてもいいかな、とは思っています。

IMG_6712.png

次は、エスハチで言うところの、パーキングライト。
いわゆるスモールランプ。今はポジションって言うのかな?車幅灯。
これも、比較するとずいぶん白いです。
ちなみにこのサイズだと、同じラインナップで電球色タイプもありました。
でも、ヘッドライトが青白くてパーキングライトだけ電球色、ってのもイマイチかなと思い、あえてホワイトにしました。

それにしても、かなり眩しいです。
ぶっちゃけ、デイライトとして使えそう。
(ものは言いよう:笑)

エスハチはヘッドライトを点灯するとパーキングライトは消える仕様だし、そもそもワタシの場合、スモール点灯のみでは走らないため、スモールが明るすぎても対向車に迷惑をかけることはないので、まあまあこれで良しとします。

関連記事:
 2015/06/25 『どうもこうも道交法 ヘッドライト編
 2017/10/03 『信号待ちのヘッドライト 復刻版

ホント大丈夫かな?めっちゃ明るいけど車検は通るのかな?
まあ次回は2年後だし、ダメなら元に戻せばいいですしね。
(ものはやりよう:笑)


当然、比較写真を撮った後は、助手席側も忘れずに交換しましたよ。
後ろも、バックランプ、ブレーキランプ、ライセンスランプを、全部LEDに交換しました。
こちらも、めっちゃ明るく、白くなりました。

IMG_6708.jpg

うわー、旧車乗りからひんしゅく買いそう。
でも、バッテリーの負担が下がり、灯火類が明るくなって視界も良くなり安全性が増し、良いことずくめ。
白い灯火類はHondaの作業服にリスペクトした、とでも言えば、本田宗一郎氏は笑って許してくれるハズ。
旧車には似合わない、と酷評されるLED化ですが、運転するのはワタシだけだし、運転してる自分から外装は見えないから、似合う似合わないはどうでもいい、という考え方もあるような、ないような。
(ものは考えよう:笑)

ただ、レンズカバーが熱で溶けないか、それだけは心配と言えば心配であります。
LEDは発光に熱を持たないけど、電源部の発熱が結構あります。
ヘッドライト用なんかは、冷却ファンが付いているほど。
でも、レンズカバーから遠いほうだし、取り付けの金属部への熱伝導もあるだろうし、まあ大丈夫でしょう。


残ってるウインカーですが。
ウインカーはそのままLEDに替えてしまうと、点滅リレーの容量の関係で、点滅速度が速くなってしまうので、取りあえずは電球のままです。
そのうち気が向いたら、リレーを交換して、ウインカーもLED化するかもしれません。(実はオレンジのLEDをもう買ってある)

ウインカーのLED化は、あの、ぼわっぼわっと点滅する、フィラメント電球の感じがなくなるので、これまた旧車乗りには嫌われています。
ま、すでにヘッドライトが青白いから、いまさらなんですがね(笑)。
いっそのこと、おもちゃっぽくて面白い、と考えれば、それはそれで良い。
あのバックトゥザフューチャーだって、古ーいデロリアン(*注)が、最新テクノロジーを詰め込んだタイムマシンだ、ってところに良さがあるのです。
*注:今考えると当時は4年落ちでしかなかったんですね


後、残ってるのは、メーターの照明。
エスハチのメーターの照明って、暗くてよく見えないんです。
歳を取ると(笑)さらに見えにくい。
透過光にできれば一番いいのですが、そんなことは無理。
でも、光源をLED化するだけで、ずいぶん明るく見やすくなるはず。
ただそのためには、メーターをばらさなくっちゃ。
うーん、そこまではできないかなー。
(ワタシのスキル的に)

関連記事:
 2005/05/26 『メーターの照明


ということで。
エスハチのLED化はいったん終了。
これでバッテリーの負担は、多少抑えられたかな、と思います。
後で忘れずに、ヘッドライトの光軸調整をしておかなくちゃ。

とは言っても、夜に走ることなんてないんですが。←おい!


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目は口ほどに物を言う [車]

以前、どこかの記事に書いてたような?
と思って、過去記事をさかのぼってみて、ようやく見つけました。
2016年の記事ですから、最初の車検の年ですね。
新車で購入して、たった3年ですよ。

関連記事:
 2016/11/12 『Q5冬支度

ヘッドライトの表面に細かなヒビが入ってるんです。
前の記事では、カバーの裏側って書いてるんですが、良く見るとやっぱり表面ですね。
今はさらにひどくなり、こんな状態(泣)。

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夜、ライトをつけると、白くぼやけて見えるのが、ずっと気になっていました。
紫外線で表面が劣化しちゃうんですね。
カミサンのA3も3年経ちますが、まだまだ全然平気です。
車種で違うのか、生産時期で違うのか、ワタシのQ5がたまたまハズレだったのか。

ネットで探すと、この現象は結構普通にあるようで、YouTubeにも動画がたくさん見つかりました。
いったんサンドペーパーで表面を削り取って、コーティングしなおせば良いようです。
良いようです、とは言え、結構時間と根気が必要みたいで、自分でやるのもヤダな、というのもあり(汗)。
ディーラーに聞いても、ヘッドライトのアッセンブリー交換と言われちゃうし、どこかで補修してくれるところがないかなーと思っていました。

が、先日、補修してくれそうなお店を、ようやく近くに見つけました。
個人でやっているようなところで、結構忙しいみたいなので、いつになるのかわかりませんが、お願いしてみようと思います。


ついでにフロントグリルの塗装のハガレも直せないかなー。
何か、カッティングシートとか、ラッピングとかでも全然いいんだけど。
これは購入直後からずっと。
何度部品を交換しても、すぐに同じ状態になるんで、今は諦めて放置状態なんです。

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関連記事:
 2019/04/01 『愛車遍歴12

ヘッドライトカバーといい、フロントグリルといい、この時期のQ5の樹脂パーツは、特に表面処理の品質が悪いのかもしれません。
アンダーカバーの強度不足を除けば、このヘッドライトとフロントグリルさえ直れば、取りあえず大きな不満はなく、まだしばらくは、心穏やかに乗っていられるんだけどな。

次の車検で9年。
それまでに走行距離が200,000kmになるはず?なので、ディーラーからの総攻撃に耐えられるようにしておかないと(笑)。


タグ:故障 Audi Audi Q5
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